先日も書きましたが、おかげさま農場の高柳さんから「ひまわりの種」を分けて頂きました。
目的は、「ひまわり油」を作ること。
みんなの農村ネットワークのHPにもアップしましたが、以下、転載します。
イベントというよりは、作業に来れるひとは来て~、という感じでポレポレで(ゆっくり気楽に)やるので、時間がたまたま空いた人は来てくださーい
◆ひまわり油絞り&さつまいも
【種蒔き日時間】 5月27日(日) 13:00~15:30ぐらい
【場所】根本さんの耕育農場→詳しくはこちら
<油について>
食料自給率がどんどん低くなっていますが、その中でも「油」は海外依存度が高く、特に「植物油脂」の自給率は2%ほど。
いわゆる「サラダ油」は菜種、大豆、トウモロコシなどを原料としていますが、その原料は「遺伝子組み換え」の導入が増え続けています。そしてこの材料を「ヘキサン抽出」という化学的な抽出法で絞って出来たのが私たちが普段目にする「油」です。
「ヘキサン抽出」とは、具体的には石油からの生成物ノルマンヘキサンという有機溶剤などを使って、大豆などから油を化学的に分離します。このヘキサン抽出した時点では有毒ですので、有毒物質が残らないように更に化学薬品で分離除去し、高温で熱して脱臭したりして、ようやく「サラダ油」が出来ます。とはいえ、化学物質は100%除去はできないらしく、かつ高温で熱しているため酸化していたり、トランス脂肪酸などもたくさん出来るとか。
油って結構大変なんですね。
だったら、油を自給しちゃいましょう!
<内容>
今回、成田の有機農家の中心団体の1つ「おかげさま農場」の高柳さんの声がけに「みんなの農村ネットワーク」として参画して油を作ります。
高柳さんはお米や野菜だけでなく、小麦、菜種油、ごま油なども自給しています。そして「ひまわり油」も2年前から始めています。
今年は、地元の若手農家さんも数多く参加して、みんなで「ひまわり油」を作ることになりました。
私も、先日その打ち合わせに参加してきて、「ひまわりの種」を分けて頂いてきました!
この種を、「田んぼと畑の自給教室」でお世話になっている根本さんの畑に蒔き、育てて収穫します♪
具体的な流れは以下の通りです。
・ 5月27日(日) 根本さんの耕育農場で「ひまわりの種」を蒔きます
・無農薬で育てるので、ひまわりの背丈が伸びるまで2回ぐらい除草をかねた中耕を行います
・お盆前に開花!(開花すると東側をずっと向いているそうです)
・9月上~中旬に1つ1つはさみで収穫
・その後、カビないように、ハウスの中にブルーシートをしき、その上に重ねないようにしてコンテナなどに広げて乾燥
・10月頃、乾燥した種を脱穀し、ふるいと唐箕(とうみ)にかけてごみを落とし選別
・選別した種を高柳さんにお渡しし、高柳さんから一括して圧搾方式(薬品を使わず圧力をかけて絞るだけ)で絞ってくれる業者さんにお願いする
・とれた油は、ひまわりを育てたみんなで提供した種の量に応じてシェアする
大体3畝(約90坪)ほどに種を蒔きます。うまくいけば30kgぐらいの種がとれます。化学薬品を使わず「圧搾方式(圧力をかけて絞る)」なので、歩留まりは20%前後なので、うまくいけば6~7ℓぐらい取れる計算です。
乾燥がうまくいかないとカビたり、種の大きさの出来によって絞れる油の量が変わるなど、上手くかはやってみないとわからないのですが、油が自給できたら、素敵なことですね♪
なお今回、高柳さんが用意してくれた種は、リノール酸が20~30%ぐらいで、オレイン酸が70~80%と、ほぼオリーブオイルに近い比率の品種のひまわりだそうです。普通の種はこの比率が逆だそうですが、オレイン酸の方が抗酸化作用があり、体にも良いとか。
5月27日(日)は、ひまわりの種だけでなく、さつまいもの苗も植えます♪
今回は、ひまわりの種蒔き、さつまいもの苗植えといった作業をするだけなので、参加費は特に頂きません。みんなでゆっくりおしゃべりしながら交流を深めましょう。
育てたさつまいもの収穫は、別途「田んぼと畑の自給教室」のイベントで行います。
ひまわり油については、取れる量が定かではないので何とも言えませんが、ある程度の量がとれれば一緒に育てたみなさんとシェアをする予定です。
ちなみに、おかげさま農場では、作業代、搾油代、瓶代などを考慮し500m㍑で1500円が実費としてかかっているそうです。みんなの農村ネットワークでも、シェアするとき、実費として同様の額を頂戴できればと思います。
そもそもは「自給用」であり販売用でないため、「汗を流したみんなでシェアする♪」という考えで進めたいと思います。
ご関心がある方は、まずは、5月27日(日)にお越しください!
目的は、「ひまわり油」を作ること。
みんなの農村ネットワークのHPにもアップしましたが、以下、転載します。
イベントというよりは、作業に来れるひとは来て~、という感じでポレポレで(ゆっくり気楽に)やるので、時間がたまたま空いた人は来てくださーい

◆ひまわり油絞り&さつまいも
【種蒔き日時間】 5月27日(日) 13:00~15:30ぐらい
【場所】根本さんの耕育農場→詳しくはこちら
<油について>
食料自給率がどんどん低くなっていますが、その中でも「油」は海外依存度が高く、特に「植物油脂」の自給率は2%ほど。
いわゆる「サラダ油」は菜種、大豆、トウモロコシなどを原料としていますが、その原料は「遺伝子組み換え」の導入が増え続けています。そしてこの材料を「ヘキサン抽出」という化学的な抽出法で絞って出来たのが私たちが普段目にする「油」です。
「ヘキサン抽出」とは、具体的には石油からの生成物ノルマンヘキサンという有機溶剤などを使って、大豆などから油を化学的に分離します。このヘキサン抽出した時点では有毒ですので、有毒物質が残らないように更に化学薬品で分離除去し、高温で熱して脱臭したりして、ようやく「サラダ油」が出来ます。とはいえ、化学物質は100%除去はできないらしく、かつ高温で熱しているため酸化していたり、トランス脂肪酸などもたくさん出来るとか。
油って結構大変なんですね。
だったら、油を自給しちゃいましょう!
<内容>
今回、成田の有機農家の中心団体の1つ「おかげさま農場」の高柳さんの声がけに「みんなの農村ネットワーク」として参画して油を作ります。
高柳さんはお米や野菜だけでなく、小麦、菜種油、ごま油なども自給しています。そして「ひまわり油」も2年前から始めています。
今年は、地元の若手農家さんも数多く参加して、みんなで「ひまわり油」を作ることになりました。
私も、先日その打ち合わせに参加してきて、「ひまわりの種」を分けて頂いてきました!
この種を、「田んぼと畑の自給教室」でお世話になっている根本さんの畑に蒔き、育てて収穫します♪
具体的な流れは以下の通りです。
・ 5月27日(日) 根本さんの耕育農場で「ひまわりの種」を蒔きます
・無農薬で育てるので、ひまわりの背丈が伸びるまで2回ぐらい除草をかねた中耕を行います
・お盆前に開花!(開花すると東側をずっと向いているそうです)
・9月上~中旬に1つ1つはさみで収穫
・その後、カビないように、ハウスの中にブルーシートをしき、その上に重ねないようにしてコンテナなどに広げて乾燥
・10月頃、乾燥した種を脱穀し、ふるいと唐箕(とうみ)にかけてごみを落とし選別
・選別した種を高柳さんにお渡しし、高柳さんから一括して圧搾方式(薬品を使わず圧力をかけて絞るだけ)で絞ってくれる業者さんにお願いする
・とれた油は、ひまわりを育てたみんなで提供した種の量に応じてシェアする
大体3畝(約90坪)ほどに種を蒔きます。うまくいけば30kgぐらいの種がとれます。化学薬品を使わず「圧搾方式(圧力をかけて絞る)」なので、歩留まりは20%前後なので、うまくいけば6~7ℓぐらい取れる計算です。
乾燥がうまくいかないとカビたり、種の大きさの出来によって絞れる油の量が変わるなど、上手くかはやってみないとわからないのですが、油が自給できたら、素敵なことですね♪
なお今回、高柳さんが用意してくれた種は、リノール酸が20~30%ぐらいで、オレイン酸が70~80%と、ほぼオリーブオイルに近い比率の品種のひまわりだそうです。普通の種はこの比率が逆だそうですが、オレイン酸の方が抗酸化作用があり、体にも良いとか。
5月27日(日)は、ひまわりの種だけでなく、さつまいもの苗も植えます♪
今回は、ひまわりの種蒔き、さつまいもの苗植えといった作業をするだけなので、参加費は特に頂きません。みんなでゆっくりおしゃべりしながら交流を深めましょう。
育てたさつまいもの収穫は、別途「田んぼと畑の自給教室」のイベントで行います。
ひまわり油については、取れる量が定かではないので何とも言えませんが、ある程度の量がとれれば一緒に育てたみなさんとシェアをする予定です。
ちなみに、おかげさま農場では、作業代、搾油代、瓶代などを考慮し500m㍑で1500円が実費としてかかっているそうです。みんなの農村ネットワークでも、シェアするとき、実費として同様の額を頂戴できればと思います。
そもそもは「自給用」であり販売用でないため、「汗を流したみんなでシェアする♪」という考えで進めたいと思います。
ご関心がある方は、まずは、5月27日(日)にお越しください!