半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

同居も兼ねた家探しは難しい

2009年05月01日 | 素敵な家族・子供との時間
 4月から開始した家探しですが、という成田から銚子方面に3つ行ったところの「下総神崎」という駅が最寄の「神崎町」に狙いを定めて、探索していました。

 しかし、、、本日の探索で、神崎町から、地元成田になる方向に。。。なかなか思い通りにはうまくいかないものですな。。。


 
 もともと、今春から母ちゃんとの同居も約束していたので、今年に入って、移住先を考えていたんですが、やはり、千葉県が良い、と思っていました。鴨川市や長生郡なども、考えたことはあったけど、なんだかんだいって、母ちゃんとの同居もあることから、地元成田周辺、ということを一つの条件としました。

 で、成田周辺で、なんとなく良いな~と思ったのが、「神崎町」。昨年、たまたま、不耕起田で有名な「岩澤先生」の講演を聴きにいった時、岩澤先生が、成田出身である、というのを聞いて、「へ~、成田の近くに、これほどすごい方がいらっしゃったんだ~」と思ったのが最初の関心をもった次第。で、その後、有名な「寺田本家」さんも神崎であったりしたので、関心を強めた次第。

 そして、3月に、「味噌つくり」と「お蔵フェスタ」というイベントで、神崎町を2回訪れた(お蔵フェスタには、母ちゃんも同行)ことで、その田園風景や、田舎っぽさ、そして、寺田本家さんを中心に若者も集まっている雰囲気を感じたことで、「神崎辺りを狙おう!」と決めて、退職後、物件探索をし始めました。

 当初は、我孫子~成田、成田~佐原、あたりで探していたんですが、なかなか良い物件が出ない。やっぱり、不動産屋ルートは難しいですね~。

 成田とか、佐原とか、そういったところは、東京の不動産屋さんと違って、あんまり、ネットとか、情報を流さない。とはいえ、東京から足しげく通うのも大変なので、ネットで見つけた物件を持っている不動産会社に、他に無い?といった打診をする方法をとる。

 で、2回ほど、物件を見に行った中で、たまたま出たのが、神崎町の一戸建ての物件

 ちょうど、4月から、「神崎自給教室」(→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/e/8557bcdffff7fe19b64632c3e3ed0ddd)にも通い始めたので、これ幸い、と思って見に行くと、すんごく、良い物件

 3LDKで、90㎡以上あって、築15年ぐらいで、庭にウッドデッキがあって、目の前の40坪ぐらいは、家が建っておらず、その40坪は、うまくいけば、月1000円で借りれるかもしれない!という物件。もし、ここを借りれたら、朝、ウッドデッキでコーヒーを飲みながら、朝のサラダの為に、野菜を子供達に摘んでこさせることができるなんてことを、夢想してしまった。

 ただ、実際に探索をし始めると、母は、「やっぱり成田が良い」と言うし、友達に相談しても、自分の中にも、やっぱり、年老いた母ちゃんが、いきなり田舎に引っ越すのはつらいよな~、という思いが、沸いてくる。しかし、神崎町モードにスイッチが入った自分は、何とかならないものか、と2~3日悶々としてしまったのです。

 で、ある朝、ベットで、「家族が皆ハッピーになれる第3の案は無いものか」と考えていた時に、思いついたのが「通い同居」という案。週の半分は神崎町、週の半分は今の実家の成田に、という案。これを話すと、母ちゃんも納得妻も、納得してくれたので、この神崎町の物件で決めよう!と意気込んで、申し込みもいれちゃいました

 そして、3月下旬に生まれた子供が1ヶ月を過ぎたので、ちょっと強行で、妻も始めて神崎へ行き、「最終確認」をしに今日行ってきた、というわけ。

 予想通り(?)、妻は、その田舎具合に、ちょっとびっくり。「本当に田舎だね~」という言葉が3回ぐらい出てきた
 
 まあ、東京生まれの東京育ちの妻から見れば、成田も田舎で、神崎町は、「ど田舎」になるのは、無理も無い話し。

 また、先日、神崎の方からご紹介頂いた物件と、不動産屋の物件を見て、やっぱり不動産屋の新しい物件の方に強い関心を示す。私としては、地元の方からご紹介頂いた物件は、家賃も安く、地元の方とご縁を深められるので、そっちも良いと思っていたんだけど、やっぱり、妻と母ちゃんは、不動産屋さんの方の家を見て、「家だけであれば、理想の家」という言葉が。

 また、地元の方に、少し、景観の良いスポットをご案内頂き、神崎についても、良い印象をもってくれた、、、と思ったのだが。。。

 最後に母ちゃんの行きたいところに行こうとなった時に、母ちゃんとしては「病院」「家から買い物をする場所の距離」の2つがやはり口から出る。

 母ちゃんは、「二人が住みたいところでいいよ」と言ってくれるが、母ちゃんと別れた車の中で、妻から、「やっぱり、お母さんのことを考えた方が良いと思うけど」という言葉が出る。母ちゃんが通い同居で神崎に住むことはOKしてくれた、ということは、妻も知っていたけど、やっぱり、いざ、最終確認、となった時に、妻から、強い意見を言われ、気持ちが揺れる。

 頭では、わかっていたことんだけど、身近な人に言われて、やっぱり、母ちゃんが、いきなり田舎に引っ越して、友達もおらず、買い物にも一人で行けないようなところでは、引きこもってしまうかもしれない、、、といった現実的な話が持ち上がってしまった。理想論だけじゃ、なかなかすっきり行かないんだよね。。。

 単なる田舎暮らしだったら、こういった問題は無かったけど、やっぱり、同居、というのは難しい。ただ、母ちゃんと一緒に住むことで、子供達には、良い影響もあるだろうし、自分が、神崎に通えばすむこと、ということも納得は出来る話。

 本当は、自分が働いている田畑の近くで、子供を遊ばせておく、、なんてことが理想だったけど、、、まずは、1ステップ置いて、成田で暮らすか。。。

 神崎から、成田に戻った時は、妻も私も「神崎から比べると、成田も都会だね~」といった言葉を互いに交わしたので、成田は、妻からみれば「田舎」ではもう無いはず。ただ、自分からみれば、わざわざ成田に戻るなら、ひと段落着いたら、神崎や、あるいは、もっと田舎に引っ越せるようにしたい、と思う。

 まあ、気を取り直して、物件探索、やるぞ!5月内に引越し先を決めるぞ!



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