春の内房旅行
去年、みんなが沖縄に行っている裏で私は一人で回った内房。そこで初めて訪れた鋸山に偉く感動して、「毎年春に来よう」と思っていたのですが、今年は暇をしている次男が来てくれたのでガイド役で案内しました
鋸山や内房の金谷港近くにある標高300mぐらいの岩山。関東初の勅願所という日本寺があり、奈良・京都が日本の都だった時代に関東で天皇の指示で開かれた場所なのです。
そこには空海が掘った仏像や「※源頼朝が植えたソテツ」など、沢山のスポットがあるのですが、何故か知られていないのです。
※源頼朝は平家に追われた時に房総に逃げてきたので、源頼朝の隠れ家となったスポットが結構あるのです。
一般的には「凄い山」というだけで、例えば、1500ぐらいの羅漢石像があるのですが、その半分以上が頭が無いのです。入り口に「明治の廃仏毀釈の影響で」とちゃんと書かれているのですが、道行く人がみんな「なんで頭がないんだろうね?」なんて歩いているのを聞くと、「みんなちゃんと読んでないな~」と思ってしまうわけです。
他にも江戸時代の石碑はゴロゴロあちこちに捨ててあるようにあって、昨年の初めての山巡りで「おいおい、こりゃ国宝級の山寺じゃないの?」と思うぐらい、凄いと感銘を私は受けたのです。
今年は 「学生が廃仏毀釈の石像の頭を土産に持って帰ったら、親族一同に病気・災難が続いた」なんていう石碑など、新たな発見が色々ありました
そして鋸山にある日本寺は1300年続く寺ですが、火事で大半が焼けてしまったのです。しかし長年の改修工事を続け、なんと来年は新しい本堂などがお披露目される年とのこと。みんな、是非、行きましょう
さて、午前の鋸山巡りが終わったのが14時過ぎで、大体の目を付けていたお店のランチタイムが終わっていました
夕食はたっぷり旅館で出る事も知っていたので、ここでがっつり食べない方が良いという判断で、カップラーメンと塩むすびを1つずつ買って、砂浜で息子と2人で分けて腹を少し満たしました
そして、海岸、砂浜などでちょい投げ釣りをしたのですが、これが全く釣れない
地元のおじさんが「魚が今日はいねぇから釣れないよ。それよりゴミが山からきて凄いな」と言う言葉通り、海草以上に落ち葉など山からのゴミが砂浜には溢れていました。
まあ、やはり釣りは魚がいるところで釣るべきですね
それでも久々の釣りで、たまにピチャンと飛び跳ねる魚も見えたりしたので、まあまあ楽しめたかな。
日が暮れて寒くなったので諦めて旅館へゴー
実は、いつもはそっけない長男が旅館のご飯に興味を示し、電車で遅れて合流することになっていたのです。
予定より早めに着いたのそうで、長男は先に旅館入り。「暇つぶしに海で一曲歌ってきた」とのこと
昨年、泊った旅館にまたお世話になり、食いしん坊の息子達も大喜び
超久々に一緒のお風呂にも入ったのは、父としては嬉しかった
さて、翌日は内房で有名な竹岡ラーメンを食べた後、初の釣り船にチャレンジ
ところが船酔いでノックダウン。
私はピースボートで世界一周したこともありますし、今までの人生で船酔いしたことは一度も無かったのですが、釣り船はそうは甘く無かったです。絡まった糸をほどくなど、揺れる釣り船の上で何かをじーっと見ていると、うぷっと吐き気が、、、
3人全員船酔いになり、特に私と長男は身動きがとれませんでしたが、次男は途中で立ち直り、でかい鯖2匹、黄金アジ4匹ぐらい釣ってました。
長男はカサゴとアジ1匹ずつ、私は鯖とアジ1匹ずつで、2人とも釣り開始30分で船酔いでギブアップ。残りの数時間はひたすら遠くの島を眺めて酔いに耐えていました
でも、優しい船長が「午前の人が持ち帰れないといって置いていったから」と生きている黄金アジを10匹以上くれたので、クーラーボックスはパンパン
夜、大量のアジを釣れて帰宅しました。
翌日、仕事が終わって夜に帰宅した後、ひたすら釣った黄金アジの下処理。技術力は経験量と性格にも比例するのか、息子の方が圧倒的に上手で、厳しいご指導を受けながら頑張りました
それにしても本当に黄金なんだな~。眼もきれい
大きいのは20㎝超で干物にして食べたいぐらい
そして息子がうちの使えない包丁で刺身となめろうを作ってくれました
なめろうはフワフワのトロトロで草履ぐらいの量をほとんど息子1人で食べたぐらい美味でした
今日はアジフライを作る予定。しばらくアジ祭りだ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます