半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

今シーズンもあと少し

2024年02月07日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 寒い日が続きで体を動かすのがおっくうになりますね。しかし2月は農村では来たる夏野菜の準備に向けて、そろそろ動き出す時期です。

 ミニトマトなどのナス科の実野菜はもう少しで種まき時期です。春人参やニンニクなど既に種を蒔いて育てている野菜は、節分を過ぎると根が少しずつ動き始めるので、根を傷めないよう2月中に草取りをする必要があります。そして田んぼでは畦を整備したり暗渠といって水はけをよくする管を修理したり。忙しくなる前に出来る事をやっておく時期なんですね。

 一方、農村体験教室の主催者である私は、今シーズン(2023年度)がそろそろ終わる、という時期です。

 まず、この前の土曜日は「食と命の教室」の同窓会でした。成田市の有機農業団体の代表的存在のおかげさま農場の代表・高柳さんを教室長に据え、食べ物と健康&命の関係、自然に沿った自給生活、環境問題、昔の日本人の生き様と教育など、田畑仕事を交えながら楽しく真面目に学ぶ大人向けの教室です。

 その卒業生が集まるのが同窓会ですが、10年前の参加者で今もご縁が繋がっていて参加して下さる方がいて、「10年も経つんですね~」といった話が出来るのです。本当にご縁というのは尊いな~と思える機会です。

 そして、同窓会が終わると2023年度が終了となり、次は新年度が始まります。今年は大学生、外国人、また一昨年参加した耳の聞こえない方が再受講されるなど、多種多様な参加者が集うので、新しい学びとご縁が楽しみです

 また、私の冬の単発仕事として自然薯掘りがあります。自然薯は山菜の王様と呼ばれ、天然物は漢方として使う程の滋養がある言われています。

 寒くなって葉が枯れた11月下旬からシーズンが始まりますが、少しずつ茎などから根に栄養が送られ1月下旬~2月上旬が一番大きくなると言われています。

 今年度はコロナ禍が明けたせいか過去一番のお申込みがあり、TV局の企画も多かったのですが、一昨日、東京で大雪が降った日は朝から5時間、山藪の中でTV企画の自然薯掘りをしていました。11時から雨が降り始め、まさに極寒の中、寒さに耐えながらの自然薯掘りでしたが、演者さん達はさすがと言う感じで楽しそうに掘っていました。ちなみに来週は2局の朝番組で自然薯掘りが流される予定です、もっとも、私は裏方なので映る事は無いと思いますが

 3月頭までの実施なので、あと数組を受入れたら今シーズンは終了です。

 そして今シーズンと言えば、一番は次男の高校受験です。受験生の親としてはこれが終わらないと新年度をとても迎える気持ちになれません。

 長男の時と同様、塾には行かず私が教務&家庭教師役を担い、二人三脚で頑張ってきましたが、それも残すところあと2週間。この時期は最後の追い込みで、ぐぐっと力が伸びる時期です。下手に新しい問題に手を出さず、出来る問題を固めていく時期なのでとても大切なのですが、一番大切なのは体調管理です。

 風邪防止に睡眠、また食べ物では長ネギ、ゆず、レンコンは欠かさず、またうちの他の家族は健康管理をしないタイプなため、私がにらみを利かせながら、受験生が何とか健康な状態で本番を迎えられるよう、最後の最後まで寄り添い、支えていきたいと思います。全てが無事完了したら温泉に行きたいな~

 

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