半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

雨の中でも楽しい「食と命の教室」

2023年04月15日 | 農的体験・生活
今日はあいにくの雨。天気予報でも雨マークが出ていましたが、予報通り雨となってしまいました
そんな中での「食と命の教室」での開催で、一応、「今日はタケノコ掘りなどありますが、みなさん、外に行きたいですか?」と聞くと、満場一致で「行きたい」とのこと。ということで、春のタケノコ&野草摘みに出かけました
 
まずはタケノコ掘り。タケノコを掘ったことが無い方が昨年と同様半分以上いて、また掘ったことがある人も「久しぶり」ということ。日常からタケノコ掘りが消えている時代だな~と思いました。まあ、私も農村生活に足を踏み入れてからタケノコを掘るようになった口ですが
 
ということで、そもそものタケノコの生え方から教えて鍬を入れる向きなどから指導。といっても鍬を持ったことが無い方は、持ち方からぎこちないのですが、何事も経験。鍬を持つこと自体が楽しみになってくれたらと思います
 
また、新鮮なタケノコと時間が経ったタケノコでは、穂先の葉っぱの色が違うことなど、一つ一つみなさん新鮮な様子で、レインコートを着ながら雨の中でキャッキャと喜んでいました
 
また、同じ敷地内にはフキが沢山生えていて、これまた「採っていいですよ~」とのお言葉に甘えて、沢山収穫。フキはこの時期のものですから有り難いですよね~。

 
タケノコ、フキから始まり、今度はいったん高柳家に戻り、そこから歩きながら「これがユキノシタ。中耳炎の時は絞り汁を耳に入れると沈静したり、生で刻んで食べると胃腸に良いんですよ~。でも苦いからゴマ油とおかかと醤油をかけてね」といったような話をしながら野草説明。
 
道端に生えているヨモギ、スギナ、ドクダミなど一般的な王道を説明しながらの散策で、みな、少しずつ摘んでいましたが、思ったよりスギナが人気だったかも。
 
そして、山裾の清水が湧き出ているところでは、自生のクレソン、セリを収穫しました。クレソンって私はどうも美味しいと思ったことが無いのですが、結構人気なんですよね~。
 
雨の中でもみんな目をキラキラさせながら「楽しい~」と声を高らかにしながら収穫を楽しんでいました。中には「雨の方が楽しいかも♪」という人もいましたよ
 

 
 さて、雨の中で春の山菜採りを満喫した後はいつものご飯。みなさん「お腹が減った~」と言う感じで、いつも以上にパクパク食べて「美味しい~」という感じ。良く考えたらいつも午前は1時間ぐらいが自己紹介やお話タイムだったので、体を動かす時間は1時間ぐらい。ところが今日はほぼ外で、かつ雨の中で体力も気力も使っているので、お腹が減ったのでしょうね~。

 
昼食後はお昼休み。そんな時間に、昨年の参加者で今回振替えで参加してくれた方が、昨年の写真と今年始めに開催した10周年同窓会で撮り貯めた写真を「フォトブック」としてプレゼントしてくれました
 
これが凄いできばえ写真も良いものばかりで画質もレイアウトも見事。嬉しいサプライズでした

 

さて、美味しいお昼の後はミニトマトの苗の植え付け。2月にみんなで播いた種からこんなに大きくなりました。これをハウスに持って行ってみんなで植えました。おかげさま農場の出荷分全部なので、400本ぐらい植えたのだろうか?でも人手があるから1時間もかからずに終わりました。

作業は労働ではなく楽しみなこの教室。中には耕したばかりでフワフワのハウスの畑の上を楽しすぎて軽やかに走っている人もいましたよ

ミニトマトを終えた後は一息。お母さんが割れ煎を揚げたのと蒸かし芋をおやつに出してくれました

1時間ぐらいみんなでお話した後、お土産とした小ジャガ、里芋、ミニトマトの苗をもらい、「今日はタケノコや山菜もあるし、お土産が沢山でどうしよう。でも一日満喫しました」と大喜びでした

そしてヒマワリの種を蒔く時期で、絞って油にするのですが、その「ヒマワリ油プロジェクト」にチャレンジをする人も多く、5~6人が種を持ち帰っていました。その中で4名がおかげさまの肥料を購入していました。今年の参加者はなかなかやるな~

ちなみに昨年までは2年先まで埋まっていましたが、来年度は席がまだ珍しく空いています。興味ある方は、是非いまのうちに

「食と命の教室」

 

コメント
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