半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

時代を映す「食と命の教室」

2021年12月01日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 先日、今年度の「食と命の教室」が終わりました。私は農村コーディネーターとしてご縁があった農家さんと色々っやっているのですが、この教室はおかげさま農場の髙柳さんとやっている大人向けの教室で、有機農業のイロハ、昔の日本人の生き方、手仕事などを学んでいます。今年で9年目を終えましたが、過去に無いほどのお申込みで1年待ちの方もいました。有機農業、環境問題を語れる場、土との暮らし、昔の日本人の暮らし等を知りたい、という人が本当に急増したと思う1年でした。


 昨年の春から今年にかけて本当に時代が激変したと感じます。大転換です。有機農業の現場に触れている身としては、無農薬だとか環境問題とかは「一部の意識が高い人」の話で、一般人は関心が無いもの、というのが当たり前でした。だから「わかる人」だけに話をしていました。

しかし、今はそういったことを公に口に出しても変な人と思われず、むしろ、環境問題のために生きていこうという学生も増えてきました。そして、農業の現場を知りたい、農村の暮らしに触れてみたい、といった人が急増しました。オーガニックはおろかヴィーガンまで最先端の暮らしとして話題になる時代が来るとは、3年前までは全くもって思ったこともありませんでした。

 今年は少し軽い感じで環境問題や食と命の問題を知りたい、という方が多かったのも時代の現れでしょう。いずれにしろ食べ物はその人の体、心、果ては人生に直結する。そういったことを学ぶ大人が増える事はとても良い事だと思います

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