半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

最高気温34℃でも「食と命の教室」

2020年08月22日 | 農的体験・生活

昨日は「食と命の教室」。

暑かったので、さてさてどのぐらいトロケルかな~という感じでしたが、朝はみんなでまずはスイカを食べていろいろおしゃべりタイム。

高柳さんも、スイカを持ってきてくれて、みんなでまずはスイカタイム。

やっぱりスイカは美味しいですよね~

いろいろおしゃべりしながらも、暑いので、高柳さんも「どうするか?田んぼの草取り行くか?あんまりやりたそうな顔していないな(笑)こんなに暑いと外に出たくなくなっちゃうな(笑)」と

ただ、みなさん、お昼後よりは今の方が良い、ということで、最高気温34℃の日で蒸し暑い日でしたが、11時半~12時半と暑い時間帯を田んぼで稲刈り前の草取り。

無農薬の田んぼで、紙マルチを張って草を防いでいますが、ところどころにどうしても草が出てしまいます。

特に雑木の苗木のようになっている草が生えいてて、それがあるとコンバインが入れないのです。

ということで、みんなでそういったでっかい草だけ刈り取り。

さすが10人もいると、田んぼ2枚の草が取れました

「思ったより風が吹いて気持ち良い~。幸せ過ぎる~」と喜んでいる人もいましたが、基本的にはお昼真っ盛りの日差しが熱い時間帯。

あとの感想で、「暑くて早く終わらないかと思っていました」という感想の人が多かったです

 

田んぼが終わった後は、いつもの美味しいご飯

相変わらず美味しくて、特になす炒め、そして小豆入りのおにぎりが美味しかった

午後はウーファーさん、つまり農業ボランティアの子達が来ているので、ちょっとおしゃべり。

特にすごいのが、高校卒業後、2ヶ月、高柳さんのところにいる女の子。

シェアハウスに住み、大学に来年行く予定だが、まずは農業の現場に身を置いたのは「社会の環境問題や地球温暖化問題とかをいろいろ考えたら、その解決策は農業にあるんじゃないかと思ったんです」という事。

この教室に去年も今年も女子大学生が来ていますが、大学に行かず、まずは現場に身を置く、という考えをしている高校卒業生もいて、今の若者は私の頃よりよっぽどしっかりしています

さて、お話が終わった後、夏野菜の収穫ということで、ゴーヤのトンネルへ。

ゴーヤがたくさんなっていることを見たことがない人も多く、喜んでいましたが、何より日陰の涼しさを感じれることが良い体験ですよね~。

その他、油とりようのヒマワリの種の取り方を学んだり、家庭菜園でプランターで作っているなすがあまり実らない、という人が多かったので、ナスの剪定を学んだり。

農業のプロから実体験で学ぶ事は非常に貴重な経験ですよね~



ちなみに農村地帯は今は砂漠のようにパサパサなのですが、その前の長梅雨の時は水が多すぎて、乾燥地帯が大好きなゴマは、逆に長梅雨で消えてなくなってしまったのです。

そして、改めてハウスでまき直したそうなのですが、この猛暑の中、さらにハウスで水がなくパッサパサの畑なのにゴマはこんなにきれい

さすが、ゴマですね~。

どんなに暑くても農の現場は動いています。止まることは出来ません。

そして稲刈り直前で、秋冬野菜の準備中でもあります。

そんな現場に一般の方も触れて、体験して、食べ物と命の関係、農村と都市との関係、消費者と生産者の関係、といったことを考える場はとても貴重だな~と思います。

暑かったけど誰も倒れずに良かった良かった

今月も充実した良い時間を過ごせました

 

コメント
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