半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

こぼれ種など発芽中

2017年09月21日 | 農的体験・生活
秋です。

稲刈り後も、なんだかんだといってドタバタしております
結局、冬にならないと農に携わっていると落ち着かないわけですね。


畑仕事は最後の草刈り、夏野菜の最後の収獲、そして秋冬野菜の種蒔きなどであたふたします。

この辺は、9月5日とか6日以降に蒔くと大体良いと言われます。

種蒔きの2~3日の差が、1~2週間の収獲のずれになるのがこの時期の種蒔きです。

そのため、例えば、寒さに弱い春菊などは9月頭は良かったのですが、今日だと「もう遅いだろうな」と言われてしまうのです。

今はまだ、ほうれん草、小松菜、大根などがギリギリ間に合います。

ニンニクなども彼岸まで、と言われますが、まあギリギリです。

でも、大根などは立派に大きくなるにはちょっと遅いかも、という感じです。
それでも良ければ9月末までは蒔ける感じです。

9月中旬に蒔いたものとして、ほうれん草がようやく発芽しました
日本ほんれん草といって、葉っぱがギザギザの昔ながらのほうれん草で、一般のほうれん草より収量は少ないのですが甘くて美味しいと思います
人参のように双葉がこんなに細くて小さいので、初期の生育が遅いんですね。


こちらは春菊。
寒さに弱いので11月下旬になって霜などおりるとアウトになってしまいます。
こちらも小さい種なので、早く元気に大きく育って欲しいものです


そんな中、昨年のこぼれ種が勝手に発芽して育っています

こちらは小松菜。
小松菜の菜の花は美味しいので、毎年春に蕾をつけさせて菜花を1ヶ月ぐらい収穫しています。
ただ、収獲が間に合わなくなると、黄色い菜の花が咲いて、種をこぼします。
それが勝手に生えてくるわけですから、まあ、自然の摂理で言えば、このタイミングでこの大きさが普通なのでしょうか。
ただ、8月下旬はだいぶ虫が残っているので、無肥料とはいえ多少虫に食われてしまいます。


こちらは大根。宮重青首といって、名古屋地域の青首の元祖みたいな在来種の大根を毎年育てています。
白いきれいな花を咲かせるのを遊びでやっていますが、そこから種がこぼれたようです。


そして、一昨年苗を植えて、昨年、そして今年もこぼれ種から勝手に発芽して育ったミニトマトは、まだ元気です


赤シソは、穂がつき始めました。
来年もたっぷりこぼれ種から育ってくるでしょう


その他、ニラ、アスパラなどは毎年勝手に出てくるから有難い野菜です。
そんなアスパラちゃんも枯れてきてもう終わりです。来年に向けてお礼肥えの季節ですね。


明日にでもほうれん草などの種蒔きをもう一度したら、一通り畑仕事も落ち着きます。

ほっと一息つけそうな予感がします
コメント
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