半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

太陽光パネルキット

2012年11月08日 | 自分の時間
ベイシア電器に「太陽光パネルキット」が売っていました。


トランクの蓋と中の2面にパネルが貼ってあって、ワット数は忘れたけど、69,800円。

直流、交流両方可能で、太陽光だけでなくACからの充電も可能。電源スイッチもあり、電気残量も表示されていて、ユーザーにとって使いやすい


デザインがもっと良くなれば、ラジコンヘリを買う感覚で大人買いする人がいそうな機能が揃っていました


今年の頭に観た映画「第四の革命」の中で出てきていた中国のソーラーパネル製造の事業家は、革新的に太陽光パネルの価格ダウンが進んでいて

「あと3~5年したらソーラーパネルによる発電コスト(投資回収コスト)は現在の化石燃料によるコストと同レベルまで下がる。2020年までには、ソーラーパネルによる電力シェアは20%まで高められる」

と断言していました。

第四の革命の内容については→こちら


その時は、「未来に期待」を持ってワクワクしている状態で、本当にソーラーパネルが爆発的に広がるという実感はありませんでした。

しかし、7月からの固定買取制度が始まって、あっと言う間に「ソーラーパネルブーム」が起きて、日本の家電量販店でも、当たり前にこういったキットが売られるようになったんですね~。

この半年で、劇的に状況が変わったと実感します

固定買取制度のおかげで、銀行からお金を借りてソーラーパネルを屋根に設置しても、普通の地域であれば10年で必ずペイするそうです。

そして、革新的なパネルのコストダウンが進んでおり、来年には、更にソーラーパネルは当たり前の風景になるんでしょうね。

その他、農地でも空中に隙間をあけてパネルを設置すれば、農作物への日射量が十分確保出来た上で、売電も可能だそうです。

田んぼでは、お米を作るより電気を売ったほうが儲かるという現状が。

そういった事例が出始めているので、農水省は今年までに「農地転用にあたるか」の基準を作るそうです。

固定買取制度は、みんなの負担で賄われています。
しかし、それがあるおかげで「儲かる事業」として爆発的に広がっている発電事業。
良い面も悪い面もありますが、「再生可能エネルギーって?」という状態だった日本で、あっと言う間に、その言葉、コンセプトが根付き始めているのを実感する今日この頃です

ちなみに、私は自然エネルギー千葉の会に片足だけ突っ込んでいるのですが、情報ソースは、ほとんどそこからです。

今は「農村コーディネーター」としての仕事が優先ですが、余裕が出来たら、きちんと勉強しようと思います
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