半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

本屋の中の八百屋さん

2011年05月20日 | 素敵な空間・イベント
 仕事で、千葉駅の近くにある「中島書店」という本屋さんの中で、ミニ農産物直売所を開いている濱本さんのところにお邪魔してきました。

 新聞やニュースで何度も取り上げられているそうで、私もその新聞を見た社長から指示が出ておじゃました口です。

 本屋の中の八百屋さん、直売所ってどんなものかな?と思っていきましたが、結構品揃えが豊富でしたよ
→千葉銀座通り商店街のブログ


 濱本さんの奥さんは、大病をわずらって、館山に移住して、大自然に囲まれながら周りの農家さんや自分が作った野菜を食べていたら、病気が治っちゃったそうです。
 その為、「自分だけがこんなに美味しい野菜を食べているのはもったいない」と思って、元企業経営者の旦那さんと、蔵を改造した農業体験型宿泊施設みたいなものを作りながら、細々と宅配も立ち上げたところ、ここの中島書店のオーナーさんが配達客となり、そのご縁から、本屋さんの中でお店を開くことが決まったそうです。

 一見、非常識極まりないこのマッチング。だからこそ、話題を呼ぶわけで、メディア露出が多く、「2年前に館山に移住したときは、まさか自分が八百屋になるなんて微塵も思わなかったわ」と奥さんは語ります

 水曜日と日曜日・祝日を除いて、毎朝、館山で周りの農家さんの野菜を集め、13時頃千葉に到着。それから準備をして14時~夕方まで野菜を販売する毎日だそうです。身体も大変でしょうが、その目は輝いていました

 旦那さんも、近くの本町小学校ということころで田植えか何かの講習に行ったりと忙しく楽しそうに働いています。

 儲けを度外視しして、自分のやりたいことをやろうとして、新しい人生、ご縁が出来た素晴らしい事例ですよね。

 そして、たまたま出来たご縁が化学反応をおこして「本屋と八百屋のマッチング」が出来て、それが面白いのでメディア露出が一気に増えて、またまた予想もしないほどお客さんが来ている、という状態です。

 多分、濱本夫妻は、自分の好きなことを全て1歩でもスタートしたんでしょうね。なんだか私が好きな本の1つ「ソース」を思い出しました。

 濱本夫妻、本当に素晴らしい生き方をされていますね。出会えてよかったです
 私もそういった生き方をしたいので、ソース、久々に、読み返してみようっと 
コメント
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