半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

田んぼとスナップエンドウ

2011年05月08日 | 農的体験・生活
 先週、急遽おじゃましたHさんの田んぼ。今日はそこの草刈りのお手伝いをしに行きました。そして色々話して、0.5畝(15ク坪ぐらい)ですが、田んぼをやらせてもらえるようになりました

 1反が大体8俵(1俵=60kg)=480kgの収穫が一般的と言われます。
 1畝は1反1/10。だから、48kgぐらいが収量。私が借りたのはその半分だから、上手くいって24kgのお米がとれることになります。といっても、あくまで机上の話であって、昨年Hさんは籾で22kgぐらいと言っていました。だから籾摺りしたら10kg台ですね。

 少しのスペースですが、急遽の打診にも関わらずお貸し頂いたHさんに感謝し、有り難くやらせていただくことにしました

 そして夕方、佐原で農薬を使わず田んぼを耕さないで稲を育てているベテランの藤崎さん(→HPも昨年開設!)のところへ行って、苗を買わせてもらいました。

 藤崎さんが分けてくれたのは見事に成苗(せいびょ)となったりっぱな苗
 藤崎さんも「こんな立派な苗はなかなかないよ」というほど。
 ちなみに、普通の田んぼで植えているのは稚苗(ちびょう)といって葉っぱが2~3枚の子供の苗。田植え機の開発によって、田植え機という機械にあわせて苗を育て、植えるのが現代の田植えとなっています。
 一方、昔の手植えの時代は、籾から発芽させた乳苗を、苗代(なわしろ)といって田んぼの中で大人の苗の成苗に育ててから、それを移植する形で田んぼに植えていたのでした。

 稚苗は病気になりやすく、また田んぼの中の苗代を使わずビニールハウスで育てるので、どうしても病気になりやすかったり、徒長(とちょう:混み過ぎて植えてあるので日を求めて苗が長く細く無駄に伸びてしまう現象)したり老化してしまいやすいんですね。だから農薬が必要ですし、苗つくりはなかなか大変なのです。

 藤崎さんも、田んぼの中でなくビニールハウスで葉っぱが5.5葉になる成苗まで育てるので、普通の苗を作るのとは違った特別な技術が必要なのです。(もちろん、無農薬無化学肥料です)

 逆に言えば、藤崎さんが作った苗なら抜群に良い苗なわけですね
 こんなに大きく育っているのに、茎は太く、老化も全くしていないんです


 根っこも凄い白い根っこがこんなに出ている


 ということで、今年は藤崎さんの苗を植えさせていただくことにしました

 その後、前に住んでいた家の前の畑へ移動

 先週蒔いた大豆は発芽していましたよ



 そして、スナップエンドウはいよいよ収穫開始まさに鈴なり


 スーパーのビニール袋一杯に収穫できたので、母とお隣さんにもおすそ分けしました。
 ゆでて食べたら美味しい~やっぱりとれたては甘くて美味しいですね


 5月いっぱいは、毎週、同じぐらいとれるので、欲しい人はご一報を
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