半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

釜石に届いた野菜

2011年03月28日 | 自分の時間
 前に住んでいたところの家族ぐるみのお友達家族の妹さんが、岩手県釜石市で被災にあっていました。無事ではあるのですが、「野菜は根物ばかりで葉物を震災後は食べれていない」ということで、『新鮮な葉物を中心に送って欲しい』という依頼をいただきました。

 早速、私が働いている会社の野菜や渡邉さんの野菜などを詰め合わせて、佐川急便の営業所渡し・営業所引取り、という制約の中で先週2回送らせて頂きました。

 送った野菜は、妹さん宅はもちろん近くの避難所に持ち寄ってあっという間に食べられたそうです。
 何でも大学生のボランティアが何人もいて、みんなで炊き出しをしているようです。
 昨日のTVでNGOのピースボートが現地に入って頑張っている、みたいなのが流れていましたから、そういった若者達が頑張って避難所の皆さんなどをサポートしているんだと思います。

 そして、友人の妹さんの子供達は、塗り絵やお絵かきが出来ずストレスたっぷりで、「プリキュアとかカメンライダーオーズとか、塗り絵セットなど、そして甘いお菓子が欲しい」という要望もあったそうです。

 葉物を食べたい!
 塗り絵が欲しい!
 甘いお菓子が食べたい!
 牛乳は飲みたいけど、クール宅急便が走っていないし何日かかるかわからないから、せめてカルピスを送って欲しい!


 避難所の方々にボランティアの人が「何かして欲しいことはありませんか?」と聞くと、まず「わざわざ来てくださって有難うございました」という感謝の言葉が出て、ストレートな欲求を出す人は少ないそうです。

 でも、今回の友人の妹さんは、実の姉にだからこそストレートに欲しいものをリクエストできたんでしょうね。

 本当は、みんな色々欲しいんですよね。特に欲求の塊の子供達は大変なはず。。。

 東京では未だにスーパーが棚薄だそうです。
 関西に住んでいる人からも「棚薄」という話を聞いています。なんで関西が?と疑問に思ってしまいますが。。。

 避難所にかけこんでいる人たちのように、心から「葉物が食べたい」なんていう渇望から来るものは無いはず。。。家で普通にご飯を食べれる私達は、必要なもの以外は買い込まなくてもいいじゃない、と思います。 

 そして、放射能のイメージで捨てられる野菜が多い中で、釜石の人達に食べてもらった野菜は本当に欲っしている人達に食べられたわけで、幸せを少しでももたらした野菜達なのですね。

 さきほど、仲の良い農家さんに余っている野菜は無いか聞いたら、畑にいっぱいあるとのことでした。収穫しに行ったら分けてもらえる、ということだったので、また、妹さんから「欲しい」という依頼があったら、知り合いの農家さんの野菜をいただいて送ろうと思います。

コメント
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