上の写真を見てどこかわかる人は少ないだろう。北上川と岩手山だ。実は五十年前に一度盛岡に来たことがあるのだが、北上川の川面と冷麺をうっすら覚えているだけだ。それでも何となく素朴で良いところだった印象が残っており、川本三郎さんも勧めておられたのでお盆休みに家内を連れて再訪した。
昔、岩手は日本のチベットと習った。確か教科書にそう書いてあった。チベットに悪いんだか岩手に悪いんだか知んねえが、これはまつがっている。それでも、盛岡は信号が変わるのは、東京よりもゆっくりしていた。人は口が重く言葉が足りない感じがしたが、根はとても親切と感じた。
盛岡三大麺の二つ冷麺とじゃじゃ麺は希望を通り食べることができた。大感激と言うほどではなかったが、美味しくいただいた。家内の評価も悪くなかった。
女性は秋田に負けない人もチラホラ、ジャアジャア麺のお姉さんが大地真央に似ていてびっくり。勿論、秋田にも岩手並みの人が居るわけだから、驚くことはないか。