引責辞任した森喜朗会長の後任人事を実質的に決める候補者検討委員会が開かれた。そのメンバーを見るとよく存じ上げない人も多い。メダリストが多いようだが、メダルを取る能力と会を運営できる人を見極める能力は違うと思う。
人選は透明にと言われているが、お題目として唱えられているだけで実態は不透明に感じる。一番の問題はこの人ならとすぐ名前の挙がる人物がいないことだろう。プロ野球の王さんなど良いと思うが二階飯をご馳走になって味噌をつけた。元サッカー日本代表の岡田監督や元陸上選手の為末大氏も中々の人物と思うが、恐らく全く名前も出てきていないだろう。
優れた人格識見と共に据わりが良いことがこの国では求められる。思い切ってアスリートでない人物をと思うが、中々思い浮かばない。民度は高くても統率する能力のある人物が少ない?のが日本のようだ。