駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

旅行鞄を買い換えた

2015年02月10日 | 

               

 二月もまだ十日、冬将軍が押し戻してきたようで昨日から冷え込んでおり風が冷たい。うっかり手袋を忘れ、ポケットに手を突っ込んで出勤してきた。

 サライを待合室に置いている、お相伴で四半世紀読んできた。パラパラとページをめくるだけの読者なのだが、時折り心に留まる記事があり、旅行先を決めたり買い物をしたりしてきた。半年ほど前、旅行鞄の紹介があり、そこそこ大きいが軽量で機内持ち込みもできるとあったので、市内の鞄専門店に実物を見に行った。ちょうど一つ置いてあり、値段も手ごろで確かに軽く、かなりの収納ができそうなので、家内と色違いを一つづつ注文した。早速、年末の旅行に持参したのだが、軽くてたくさん詰め込め重宝した。

 実はもう三十年使っている旅行鞄がありまだまだ使えるのだが、いかんせんローラーが付いておらず、帰りの重くなった時の持ち運びには少々苦労するようになっていた。国内旅行を入れれば百回、海外旅行にも二十回以上お供をしてくれた鞄で愛着はあるのだが、壊れるのを待っていたらこちらの寿命が尽きそうなので、選手交代とした。

 テレビ、パソコンそして自動車などとと違い、家具や鞄などの製品は良い物を選び、少し丁寧に使えば一生使える。それには飽きないという要素が重要と思う。使い込んで愛着が湧いてくる何ものかを備え、よく考えてあり便利というのが、本当に良い製品なのだろうと思う。そうした製品に出会うにはまめに見て回ることと目を肥やしておくことが欠かせないが、幸運も必要だろう。

  買い物上手の方はとっくにご存知だと思うが、実際に目にして触ってみて買うことだ、通販は便利なのだが会心の買い物は難しい。

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