駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

くしゃみの季節

2012年01月30日 | 小験

      

 厳しい寒さが続いているが、後一カ月もすると花粉症の季節になる。

 ワシは花粉症はないぞと、数年前までは威張っていたのだが、一昨年辺りから診察中に時々くしゃみが出るようになった。これは通年性で花粉症ではないようだ。一体何のアレルギーだろうと思っていたのだが、どうも患者さんが入ってくるとくしゃみがしたくなることが多いことに気が付いた。患者アレルギーらしい!?。

 とはいっても総ての患者と言うわけではなく、どうも箪笥にしまってあった洋服を着てきた患者や野良仕事の帰りだろうか、微かに鄙びた匂いがする患者さんに反応するような気がする?。まだこれは仮説の段階で一日診察中に数回出るくしゃみの原因は特定できていない。殆ど出ない日もあるので、外気温が関係しているのかもしれない。

 「先生、お風邪ですか?」。

 「いやいや誰か噂をしているようです」。

 とは言いながら、どうも二回出ることが多い。一褒められ二謗られと母親が言っていた。悪口が多いらしい。なんとか一回で我慢しようと思うのだが、二回出てしまう。残念。

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