駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

野田さんが亡くなった

2022年03月31日 | 人物、男
             

 カヌーイストで作家の野田知佑さんが亡くなった。桜咲く候、享年八十四歳だから大往生と申し上げてよいだろう。いつかはと思っていたが寂しい。何がきっかけだったか四十年ほど前から読み始め、たぶん著書の七割は読んでいるだろう。子供の頃川遊びが好きだったこと、群れず自立独行旅好きなところで波長が合ったような気がする。一度お目に掛かりたいと思っていたが、コロナや仕事でお会いできなかった。一度お目に掛かりたいと思いながら果たせぬことが多く、もう後期高齢者になったので愛読書者には機会を捉えてお会いしたいと思いなしている。川の向こうではガクが駆け寄っているだろう。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春眠暁を憶えず | トップ | 草むしり、ほんの少し »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (美月)
2022-03-31 09:50:58
おはようございます。
かつてはアウトドアガールだったこともあって、
野田さんの著書は、ほとんど読みました・・・
影響されてカヌー体験をしたこともあります。
そうですか、亡くなられたのですか・・・
時代が大きく変わっていきますね・・・
返信する
ガクという名 (桃子)
2022-03-31 16:00:00
若い頃、椎名誠の冒険に惹かれて、沢山のエッセイを読みました。
その中に、度々登場するのが野田知佑さんでした。
ボートの先にいつも犬のガクを乗せて川を下っていらした。
椎名誠の長男の名前もガク(岳、確かこの字)と言って、どちらのガクが先に命名されたのかは知りませんが、仲の良い人たちでした。
84歳はこの長生きの時代、早過ぎると思ってしまいますが、それは充実の人生だったと思われます。ご冥福をお祈りします。
返信する
Unknown (arz2bee)
2022-03-31 16:36:47
 美月さま コメントありがとうございます
アウトドアガールだった、野田さんの著書をほとんど読まれた お話が合いそうですね
 時代が変わって行く、ほんとうにそう感じますが、こればかりは致し方のないこと 
 同時代を生きた人とは通じる気がします
返信する
ガク (arz2bee)
2022-03-31 16:43:28
 椎名誠もたくさん読みました。岳が先だったようです。確かに今の時代八十四歳はやや早い気もしますが、フルライフを生き抜かれたと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人物、男」カテゴリの最新記事