駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

宇宙船地球号

2013年02月17日 | 小考

            

 混乱の世界を揺るがす大隕石、ロシア中部に落下。広島に落とされた原爆の何十倍ものエネルギーが拡散されたようだが、死者がいなかったせいか親しみを感じない?国のせいか、さほどの大ニュースとなっていない。

 しかしまあ、宇宙船地球号に乗っていることを改めて感じさせられた。冗談ではなくいつか、今回の隕石の何十倍何百倍という小惑星が衝突してくるだろう。その時まで人類が生き延びているか、その時には衝突を防ぐ技術を持っているかわからないが、自分がたまたま今という悠久の一瞬を生きているのを思い出した。

 絶望したことがない奴が何を言うかと忖度されて、聞く耳を持たれないかも知れないが、暗黒の宇宙空間に浮かぶ青い地球を思い浮かべれば、思いとどまれることもあるかもしれない。 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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宇宙船地球号 (柳居子)
2013-02-18 09:19:02
 定員オーバーと、積み残しを出来ない事が 『宇宙船地球号』 の宿命とも欠陥とも言えますね
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まさに (arz2bee)
2013-02-18 11:04:55
 その通りですね。助け船がありませんから。
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