絵の教室の同年配の生徒さん、外で見かければ老婦人、不手際で(乗っていたわけでなく押していた)自転車を転倒させてしまった。怪我はなかったのだが、音で驚いたか何人かの人が大丈夫ですかと声を掛けてくれた。面目なく大丈夫ですと言いながら自転車を起こしたら軽々と起こせた。あれっと思ったら中年のおじさんが後ろで起こしてくれていたそうだ。
白髪で絵を描く人には珍しく?よく話をされる方で、彼女の感想は世の中捨てたものじゃない、何人も声を掛けてくれ自転車を起こす手伝いまでしてくれたと繰り返し話しておられた。
なるほどなあと聞いていたのだが、今週の教室では孫が心配してくれなくなったと嘆いていた。小さい頃は咳をしたりするとばあば大丈夫と聞いてくれたのにこの頃は知らんふりよ嘆かれていた。おそらくそんなことを言うのが照れくさい?年頃になったのだろう。