駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

師走の賑わい

2008年12月13日 | 世の中
 12月12日ともなれば、もっと師走の雰囲気が出ても良さそうだが、繁華街の飾り付けがどうも物淋しく見えてしまう。実際の飾り付けは例年通りのようだが、早足で通り過ぎてしまう人達の財布の紐が固いせいか、飾り付けに寒色系が多いせいか、活気がもうひとつだ。大都会はどうなんだろう。
 誰が泣こうが喚こうが、天地の運行は人間の都合にお構いなしだから、否応なしに年が暮れ、そして明ける。
 今日は奮発し市内随一のフレンチレストランで当医院の忘年会だ。本年の慰労を来年の頑張りに繋げたい。院長としては、厳しい時こそ結束して、更に一層地域住民のニーズに応えようと心中期している。
 今更、グローバリゼーションの時代などと得々と説く人は一万メートルの一週遅れのランナーだ。世界が否応なく連動しているのは自明のことで、蛸壺などを掘っても自分の墓になりかねない。地球を支えるのはアトラスかもしれないが、人間社会を支えるのは人間で、誰もが人間社会という御輿を担がねば世界が持たないと、院長が首相のような挨拶をしそうだ。尤もこれは、ブログの上だけの話。
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