貴重な人
2018年09月20日 | 旅
K君がアメリに行ったことがないというので本当に駆け足だが、アメリカに行ってきた。二年に一回異業種の友人達と短い海外旅行に行くようになって十五、六年になる。G氏が亡くなりF氏の都合が悪く、今回はちょっと寂しいが三人で行ってきた。いつもは目立たないM氏のマイペースに些かうんざりした。F氏やG氏が、貴重な中和剤になっていたのだ。特に律儀で穏やかなG氏が我々のグループで貴重な中和剤と言うか、緩衝効果を持っていたのに気づいた。友人と言うのは不思議な縁なのだが、その綾を巧みに柔らかいハーモニーに変えてくれるキーパーソンが居たのだ。
アメリカは移民から成っている広く若い国だが、ステレオタイプと多様性がないまぜになって、不思議なパワーを感じる。宿の女主人、聞いたことのないなまり、どこから来たのだろうかと聞いてみたらウクライナと返ってきた。フランス語とロシア語が混ざったのような言葉を息子と話していた。