お盆休みを利用して瀬戸内海を垣間見てきた。残念ながらお天気が悪く、黄金山からの景色はもう一つだったが、いくらかは瀬戸内の眺望を味わえたと思う。もう一度訪れることが出来るかどうか、、次の機会があれが快晴に巡り会いたい。
山陽新幹線はトンネルが多く、車窓の景色よりも睡魔が優勢だったのだが、時折見た景色は東海道とは趣を異にし、山が海に迫り平地が狭く入り組んでいた。兵庫、岡山、広島、山口、香川、愛媛とさして広くない土地から輩出した人達は瀬戸内海の風情と無縁ではあり得ないと思ったことだ。
川が流れ市電が走る街と紹介されたテレビ番組を見て、広島を訪れることを思い立ったのだが、忘れられない旅となった。その印象を短く語ることは出来ないが、優しく親切な人達が居たと申し上げておきたい。明日からまた日常に戻らなければならない。忙しい仕事、騒がしいメディアに見失ってはならないものを盆休みに感得してきたように思う。