駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

米朝首脳会談を採点

2019年03月01日 | 政治経済

   

 

 昨夜は勉強会があり、殆どBSを見られなかったので一部を見ての感想だが、米朝首脳会談の顛末に韓国専門家も外交評論家も何を憚ってか、核心を突かない回りくどい分析をする人が多かった。そういう物言いをするのが専門家なのかもしれないが。

 私は素人なので核心?を突く評価を下せば稚拙な茶番劇だった。これでは首脳会談を開いた意味がない。個人戦では想定外という言い訳も通用するかもしれないが、国家間の外交で想定外は言い訳にはならない。点数稼ぎでショウを盛り上げようとするトランプ大統領の勇み足を辛くも押しとどめたので、米外交筋は合格点をと踏み台点を乞うかもしれないが、厳しい教師の私は落第点を付けたい。今後も継続して協議をと言ってもこの傷の後遺症は残る。

 このようなリーダー達に極東の将来を託すことはできないと思うのだが、歴史を紐解けばしばしば自省できない自己陶酔型のリーダーと取り巻きが付和雷同者を繰り込んで、多大な犠牲を生んできた。多大な犠牲こそなかったが、政治の茶番劇は歴史を紐解かなくてもこの目で何度も見てきた。

 民主主義を機能させてカタストロフィを防ぎたいという希望を抱くが、悪魔が笑っているかもしれない。

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