駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

暑さに参る

2014年07月28日 | 自然

                

  診察には時候の挨拶がつきもので、このところ「暑いですねえ」の一点張りだ。当然ながら返ってくる返事も「本当に、暑いですねえ」など同意が殆どだ。しかし、これだけ暑くても百人に一人くらい「足が冷える」とか「暑いのは平気です」という外れた返事を返して来られる方が居られる。

 寒い時も同様で「寒いのは平気だ」とか「顔が火照る」などという方が、希に居られる。僅かだが男の方が寒さに強く女の方が暑さに強い感じがするが微差で、暑さも寒さも大変という方が殆どだ。

 私は暑さ寒さに比較的耐えられる方だと思うが、どちらも長く続くと耐え難くなる。だから9月の暑さ3月の寒さは苦手で辟易してくる。あまり我慢強くないということかもしれない。

 ヨーロッパや北海道は暖かい時期しか知らないので、北緯60度のフィンランドさえ住みやすそうだななどと思ってしまうのだが、冬を経験すれば又意見が違ってくるだろう。

 まあしかし、北海道は例外かも知れないが、日本は亜熱帯と揶揄されても今の時期だととても反論する気になれない。「そうなんですよ」と同意したい。それにしても暑さ自慢というのはどんなものか、四万十に奪われた日本一を奪回しようと熊谷多治見が虎視眈々と、寒暖計を睨んでいるようだ。しょうもない自慢すなと申し上げたいが、毒食わば皿までか。

 これはヘルシンキの公園の有料トイレ。家を出るとき小銭を忘れないこと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鰻丼の危機 | トップ | トンデモ医者? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自然」カテゴリの最新記事