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権威の影響力とは?

2010年05月01日 | 心理学
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こんにちは、若松です。


昨日は、購入のメリットだけに目を向けてみるという話でした。

”好意”による承諾誘導かなと思ったら、自問してみてください。

「自分は商品が好きなのか、それとも販売員が好きなのか」

もちろん、あなたが販売員を好きになるのは自由です(笑)。

しかし、販売員を好きになるのと、

商品の価値はまったく別だということです。

好意が及ぼす影響力、いろいろありましたね。


さて、さらにパワフルな誘導テクニックがあるのでご紹介します。

それは、

”権威”

を使った手法です。


権威とは、

一般的にある分野において、知識や技術に卓越していること、

又は人物を指します。

この”権威”という言葉を聞いた瞬間に、

あなたはどんな人物が思い浮かべましたか?


私だと、

医者、弁護士、NHK、新聞社、大学教授、博士などですかね。

これらからの助言やアドバイスなどは、

黙って受け入れることが多いですね。


たとえば、お医者さんから、

「●●病ですね。

 今すぐ入院してください。」

と言われたら、黙って従いますよね(笑)。

もちろん、医者が本物という前提ですが・・・


しかし、権威というのは、

表面だけでも威力を発揮する場合があります。

例えば、白衣を身にまとっただけの人から

同じ助言をされた場合はどうでしょうか?

たぶん、白衣だけで医者だと信じてしまうかもしれません(苦笑)。

このように、白衣だけでもお医者さんの”権威”は継承され、

服従させる威力があるんですね。


ですから、あらゆる権威を利用することを考えてください。



さて、

「長い物には巻かれろ」

という言葉があります。

人間は、権威者に対して簡単に服従してしまう傾向があるんですね。

じつは、この”権威”を利用したものはいくらでもあります。

例えば、ガードマン。

なぜ、警察のような制服を身に付けているのでしょうか?

たぶん、権威を示したいので、

似通った感じにしているんでしょうね。


ではなぜ、

私達は権威者の言うことに従ってしまうんでしょうか?

それは、私達が承諾していることに共通して言えることです。

それは私達の

”経験”

からくるものです。


例えば、一番身近な権威者として、

あなたの両親がいらっしゃいますよね。

小さな頃から、あなたは親の言うことをよく聞くようにと

何度も聞かされてきましたよね。

また、学校に入れば、先生や先輩のことをよく聞くように。

会社に入れば、上司や社長の命令に従うようにと。


つまり、

権威者は、あなたより多くのことを先に学び、

多くのことを知っているので、
  
”権威者の言うことを聞いた方が良い”

ということを小さい頃から経験則的に学んできたというわけなんです。


この権威についてさらに調べることにしましょう。



では、また明日。





追伸

非日常なことを経験しましょう。

それが、仕事の幅を広げることになります。

非日常とは、普段の生活では経験しないことを意味します。

食べること、遊ぶこと、趣味、何でもいいです。

まず意識してください。

普段と違うことをすると。

これまで食べたことがないものを食べる。

知らないことを調べる。

何でもいいです。


ところで、私は、最近、犬のしつけの教材を買いました。

ちなみに講師は、犬のしつけTVチャンピオンでした。

でも、犬に興味があるわけではありません。

新しい経験です。
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