昨日の続きです。「ミッション1 昔の私のひな祭りの写真を探せ」と義母より頼まれて。古い白黒写真のアルバムを数冊、介護施設に届けたら、義母が自力で目当ての写真を探し出し、一件落着かと思いきや。
続けて「ミッション2 私の遺影写真を探せ」が発動されました。
マジで〜!!
実は令和3年4月に義父が亡くなりまして。誤嚥性肺炎が直接の死因だった義父がまさかそんな早く亡くなるとは思わず。義父の遺影写真は義姉が特急で探しました。
遺影に使われた義父には髪の毛がありまして。どうにも私の記憶の中の義父と同じ人には見えず。義母が自分の遺影は自分で選んだとびきりお気に入りの写真を使いたいと思うのは理解出来たので、ミッション2に取り組むことにしたのですよ。
が、義母が指定した写真というのが「結婚式の時にNHKアナウンサーと一緒の撮ったやつ」ときたもんだ。
私は自分の結婚式の当日にダンナの勤務先の神奈川へ向かって、2021年夏に香川へ戻りました。義母のいうNHKアナウンサーが来た結婚式に心当たりはなく。ましてやNHKアナウンサーと言われても、どんな人やねん!と。それに親戚が多いと結婚式の写真っていっぱいあるんだよね。着物着て綺麗にお化粧してる写真はたくさんあるアルバムのあちこちにありました。一枚二枚じゃなかったのよ。
ってなことで、自力で探すのをギブアップ。困った時の義姉を召喚。二人がかりでアルバムを片っぱしからさらいまして。結果、無事に義母の求める写真を発見しました。
案の定、義母と並んで写るNHKアナウンサーは知らないおじさんでした。ある時点に香川県に赴任してたNHKアナウンサーさんだった方でしょう。でもその当時の義母にとっては有名人と一緒に写った写真で、とてもいい顔で写ってました。そう自分の遺影に選ぶほどに。後から知ったのですが、アナウンサーが来た結婚式は、私がこの家に嫁入りする前のものでした。そりゃあ義母が若々しい姿なのも当然ね。
ちなみに発見した遺影写真は、義母が脳梗塞を起こす前に「既に生前戒名を取得したので、ここに入れておくから覚えておいて」と指示されてるので、一緒にしてしまいました。
そういえば、私の実家の祖母は100歳ほどで亡くなったのですが、自分の葬式に必要なものを全て揃えてありました。遺影写真はもちろん、棺桶に納める品や衣装まであったのを思い出しました。
難儀なミッション2も無事終わり、清々しい気分だったのに。まさかミッション3があるなんて!
「ミッション3 古いアルバムを100歳超えたおばさんに渡して欲しい」
ええっ!どのアルバムやねんっ!
どうもね。ミッション1の時にどさっと私た古いアルバムの中に該当するアルバムがあったらしいのですが。しかも、見つけたアルバムを渡すべき100歳超えたおばさんって今どこにいるんだよ!!ここ数年年賀状を送っても返信がない。
ともかく先にアルバムを見つけないと!
ヒントは?
紀元二千六百年(昭和15年)と書いた写真発見!怪しいアルバム発見。同じアルバムには兵隊さん姿の男性や、羽織姿の美人さんの写真もある。この美人さんが100歳超えのおばさんの若かりし頃の姿ならば、届けてあげたいと思う。けどまずはおばさんの居場所を突き止めねば。難しいなあ。