あられの日記

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オオカミに?

2005年11月09日 15時42分57秒 | 雑記
最近のニュースは「少子化」をたびたびとりあげている。
つまり昔に比べ子どもが減っているわけね。
もうひとつ「平成大合併」で市町村が合併し減っている。その統廃合期限も近付いている。
去年のこと、田舎に帰省した時に気付いた。「幼稚園が減っている」かつて幼稚園って言えば小学校の隣にあったのよ。家から歩いて行けたわよ。
と~こ~ろ~が~。
少子化の波に流されて、あっちとこっちをくっつけて、『幼稚園を統廃合』してあった。当然通園には子どもの足では無理があり、送迎バスの登場です。「ちょっと○○くんちまで」と子どもが遊びに行ける距離でもない。それってどうよ??と思ったけど、田舎から離れて暮らしている私に発言権はない。
妹が実家で出産した時に利用した『産婦人科も閉院になっていた』少子化の波に抗えなかった模様。
幼稚園の統廃合が終り、市町村の統廃合が終ったら、次は『小学校の番なのか?』
だって、学ぶべき子どもはもういない。
ならば同じ市内にそんなに小学校は必要ないよね。先生もリストラすれば、人件費も浮くし、廃校にしたら跡地も売却したり売ったらいいんだ。
と、なったらどうするよ??
私の記憶の中にある日本が壊れていくぜ。
先日、朝日新聞に山階鳥類研究所のアンケート調査発表の記事が載った。
2003、2004年度に主に高等学校と教育機関を対象に、郵送で学校が所有する<標本の保有>について調査したものでした。
展示用剥製標本のことだ。標本には普通採集時期や採集場所が記載されている。つまりいつどこで捕獲したかわかるようになっている。
ああ、そうそう。あった。あった。学生時代に見たことあるよ。でもそれ、高校でだっけ?
私、中学の3年間科学部だったのね。標本があったような…。小学校にもあったような…。手入れはしたことないような…。
今回
トキが35体
コウノトリが2体
イヌワシが24体
クマタカが22体
オジロワシが10体
アホウドリが43体
ライチョウが83体など。
の保有を確認。みんな、レッドデーターブックに入っているね。
山階鳥類研究所は鳥の専門だから鳥の保有データーしかわかってないけど、貴重な剥製を知らずに保有しているかもしれん。それって普通学校で誰が管理してるものなの?中学校なら生物化学の先生だよな。普通。なら小学校は??
小学校が統廃合されたらその所有保管ってどうなるの??
その剥製は絶滅種かもしれません。
それを知らないまま廃棄しちゃうかも?
捨てたらもう二度と手に入りません。子どもの教育に剥製を使っていたのはどこも昔の事だから、その存在自体もあやふやだったりして…。ありうる~。
廃校の際は、調査をするように法整備する時期が来てるのではないでしょうか?
ブルーだ…。
コメント
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