高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

春の高尾山Ⅱ(その4)

2015-04-10 00:05:14 | 四季
前日の雪もあがり、きのうの天気予報は一日中晴れでした。でも青空がのぞくこともなく肌寒く、ほとんどの花が閉じていました。


(小下沢林道入口から雪の積もった木々を見えました)

 
(雪がかぶったヒメオドリコソウとスナゴケ)

 
(ムラサキケマンとミヤマキケマン)


(シロヤブケマン)

 
(ヒロハコンロンソウとマルバコンロンソウ)

 
(ハナイカダとまだ釣るには未熟なウラシマソウ)

タカオヒゴタイの葉
(雪椿ではなく雪とヤブツバキ)

(高尾山)

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ヤドリギ

2015-04-09 19:00:57 | 樹木
落葉樹が枯れた冬に、ヤドリギ(宿木)はすぐに見つかる。ヤドリギには果実が熟した春先に、冬鳥のヒレンジャク(緋連雀)やキレンジャク(黄連雀)が飛来する。食べた果実は種が消化されず、粘着性のある糞とともに運ばれる。
ヤドリギを見つけるのは容易であるが、ヒレンジャクはいつ来ていつ飛び去るかわからないので、撮影は容易ではない。


(ケヤキに帰省した丸い樹形のヤドリギ)

 
(雌花と雌木に止まるヒレンジャク)


(雄花)

 
(ヤドリギの果実とヒレンジャク)

寄生木、宿木/ヤドリギ科/ヤドリギ属。
山地に生える半寄生の常緑小低木。雌雄異株。
エノキ、ブナ、ミズナラ、ケヤキ、サクラなど落葉樹に寄生。春に小さい黄色の花が咲き、果実は直径6 mm程の球形で翌春に薄黄色に熟す。
名前の由来:樹の上で宿のように寄生することからこの名が付いた。
花期:2~3月。
(多摩丘陵)
【山野草の索引(樹木)へ】

 
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野鳥と遊ぶⅡ③「ヒレンジャク」

2015-04-09 05:57:28 | 野鳥と遊ぶ
きのうは朝から昼までチラチラと雪が降っていました。冬に戻ったような一日で、ストーブの前で画像の整理をしていました。その中からお蔵入りも考えていた冬鳥のヒレンジャク(緋連雀)を載せます。
三多摩にも何か所かのヒレンジャクが立ち寄る場所があるようです。その日は来年の下調べに、ヒレンジャクが来るヤドリギ(宿木)の確認でした。集団はすでに旅立ちましたが、1羽だけ1週間ほど留まっていたようです。


(1羽だけ仲間からはぐれたヒレンジャク)

 
(尾羽の先が紅いのでヒレンジャクです)

 
(ヤドリギの実が好物です)

 
(大きなケヤキにヤドリギが付いていました)


(たくさん食べて仲間に追い付きましょう)

(三多摩:2015.03.22)

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春の高尾山Ⅱ(その3)

2015-04-08 07:09:35 | 四季
きのうから雨が降り続いていましたが、明け方からみぞれになりました。咲きだした春の花も驚いていることでしょう。


(ヤマルリソウの群生)

 
(真っ白な花もあります)

 
(フジザクラとコブシ)

 
(トウゴクサバノオとセンボンヤリ)

 
(タチガシワと咲き残っていたカタクリ)

タカオヒゴタイの葉
(若葉ではバイオリン状の葉が目立つタカオヒゴタイ)

(高尾山)

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春の高尾山Ⅱ(その2)

2015-04-07 00:01:13 | 四季
エイザンスミレ(叡山菫)×ヒカゲスミレ(日影菫)の交雑種がスワスミレ(諏訪菫)ですが1株だけ咲いていました。


(エイザンスミレ)

 
(ヒカゲスミレとスワスミレ)

 
(今年初めてのイチリンソウとツクバキンモンソウ)

 
(ミヤマハコベとラショウモンカヅラ)

 
(レンプクソウとミツバツツジ)

 
(タマノカンアオイとフタバアオイ)

きのうの八王子市内は25度を越えました。この陽気で高尾山でトンボが羽化していました。

ムカシトンボの羽化
(おまけはトンボの羽化)

(高尾山)

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フラサバソウ

2015-04-06 00:22:14 | 山野草
以前からフラサバソウの存在は知っていたが、今回初めて出会った。


(萼や葉に長い毛が目立つ)

 
(花はオオイヌノフグリに似ている)

オオバコ科/クワガタソウ属。
ヨーロッパ原産で畑や道ばたなどに生える越年草。別名ツタバイヌノフグリ(蔦葉犬の陰嚢)。
茎は下部で枝分かれして横に広がり、先端はやや直立する。
葉は広楕円形でほとんどが互生し、上部の葉腋から柄をだし、淡青紫色の花を1個付ける。
名前の由来:日本で植物を採集したフランス人のフランシェとサバチェからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(高尾山)
【山野草の索引(2)へ】

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牧野富太郎が命名した雪椿

2015-04-05 06:29:29 | 四季
雪を割って咲くユキツバキ(雪椿)は新潟県の県の花として、そして小林幸子の「雪椿」で知られています。こんなによく知られた樹木なのに、今まで命名者がはっきりしていませんでした。
清酒「久保田」で知られる朝日酒造の自然保護活動財団「こしじ水と緑の会」のHPから、発見の経緯と命名者が牧野富太郎であったことがわかりました。
発見者が親戚で、投稿したのが中学校の恩師だったことが二重の驚きでした。
この八重の雪椿は緑の羽根募金のお礼として、魚沼市の中学生からいただいたものです。
参考までに、入手した経緯戊申の戦場を歩く「小出島」と雪椿の発見「こしじ水と緑の会」をリンクしておきます。


(6年前に小出でもらった雪椿)

 
(発見者は丸山忠次郎先生と吉池創業者の高橋興平翁)


(「雪椿発見の地」顕彰碑、クリックで碑文の拡大)

(寅太の庭)

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春の多摩丘陵から(その4)

2015-04-04 00:22:45 | 四季


(キランソウの青紫色と白色の花)

 
(標準的な花と白花が群生していました)

 
(フデリンドウと白花のキランソウとのコラボ)


(シュンラン)

 
(アオキとクサボケ)

 
(口が開いてきたアマドコロとイチリンソウ)


(ゲンゲ)

(多摩丘陵)

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忠犬ハチ公が上野博士と再会

2015-04-03 05:48:36 | できごと
ハチ公没後80年にあたる2015年3月8日、ハチ公が飼い主の上野英三郎博士が博士の勤務先だった東京大学で再会しました。
ふるさと長岡にも忠犬しろがいますが、ぜひ飼い主の長岡第3代藩主牧野忠辰公と再会できれば良いと思います。


(80年の時を経て再会したハチ公と上野英三郎博士)

 
(銅像があります東大農学部の正門)

 
(東大正門と赤門)

 
(安田講堂と三四郎池)


(東大構内案内図、銅像は弥生キャンパス農正門を入った所)


(湯島にも近く白い梅が咲いていました)

(東京大学:2015.03.14)

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野鳥と遊ぶⅡ②「ガビチョウ」

2015-04-02 06:10:15 | 野鳥と遊ぶ
野鳥の鳴き声に詳しくなくとも、この鳥の鳴き声はわかります。でもなかなか姿を見せてくれません。この日のガビチョウ(画眉鳥)は目の前で大サービスでした。
ガビチョウとソウシチョウ(相思鳥)は本来は鳴き声が綺麗な愛玩用の鳥でしたが、いまは外来種として嫌われつつあります。


(ドングリが好物のようです)

 
(もとは愛玩用の鳥で野生化しました)

 

誰か食べて、え~ん
(食べないのはもしかしたら雌に与えたいのかも)

(近くの雑木林)

おまけは昨日撮ったレンプクソウ(連福草:別名五輪花)です。頂部に付く花は4弁花で、周りに付く4個は五弁花ですが、頂部の花が開いていました。


(頂部の4弁花が開きました)

(高尾山)

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