落葉樹が枯れた冬に、ヤドリギ(宿木)はすぐに見つかる。ヤドリギには果実が熟した春先に、冬鳥のヒレンジャク(緋連雀)やキレンジャク(黄連雀)が飛来する。食べた果実は種が消化されず、粘着性のある糞とともに運ばれる。ヤドリギを見つけるのは容易であるが、ヒレンジャクはいつ来ていつ飛び去るかわからないので、撮影は容易ではない。寄生木、宿木/ヤドリギ科/ヤドリギ属。山地に生える半寄生の常緑小低木。雌雄異株。エノキ、ブナ、ミズナラ、ケヤキ、サクラなど落葉樹に寄生。春に小さい黄色の花が咲き、果実は直径6 mm程の球形で翌春に薄黄色に熟す。名前の由来:樹の上で宿のように寄生することからこの名が付いた。花期:2~3月。(多摩丘陵)【山野草の索引(樹木)へ】
きのうは朝から昼までチラチラと雪が降っていました。冬に戻ったような一日で、ストーブの前で画像の整理をしていました。その中からお蔵入りも考えていた冬鳥のヒレンジャク(緋連雀)を載せます。
三多摩にも何か所かのヒレンジャクが立ち寄る場所があるようです。その日は来年の下調べに、ヒレンジャクが来るヤドリギ(宿木)の確認でした。集団はすでに旅立ちましたが、1羽だけ1週間ほど留まっていたようです。 (三多摩:2015.03.22)
三多摩にも何か所かのヒレンジャクが立ち寄る場所があるようです。その日は来年の下調べに、ヒレンジャクが来るヤドリギ(宿木)の確認でした。集団はすでに旅立ちましたが、1羽だけ1週間ほど留まっていたようです。 (三多摩:2015.03.22)