我が家の庭ではキバナセツブンソウが満開で、昨日の雨に濡れた可憐な花が太陽の光で開き始めてきた。
セツブンソウは昼間は開き、夜間は閉じる植物であるが、なぜ閉じねばならぬのか不思議である。下の画像は数日前であるが、閉じた花も昼ごろには全開しそうである。
常磐姫萩/ヒメハギ科/ポリガラ属。
ヨーロッパ原産のヒメハギ科の常緑小低木。
花弁の先端が黄、翼弁が紫紅色の花を付ける。
名前の由来:常緑でマメ科のハギに似た小型のハギからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(相模原緑化センター)
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マメ科/ベニゴウカン属。
メキシコ原産のマメ科の常緑小低木。
樹高は1~2メートルで、花は長い雄しべを持った小さな赤い花がたくさん集まったものである。
花期:7~9月。
(神奈川県立相模原公園)
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ウコギ科/トレヴェシア属。
インド北部から中国南西部を原産地とする常緑小高木。
長い葉柄を持ち、葉は深く裂けて掌状となり、さらにその先端にも葉が連なる掌状複葉となる。高さは6m程になり、幹には刺があり、ほとんど側枝を出さない。
(神奈川県立相模原公園)
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3月3日は「桃の節句」で、5月5日の「端午の節句」と共によく知られている。
昔、日本には五つの節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)があり、それぞれ季節の節目の大切な行事であった。
人日(じんじつ)は1月7日で七種粥を食べることから七草の節句とも言われた。
そして端午と七夕については説明の必要もないが、重陽(ちょうよう) は9月9日で菊が咲く季節から菊の節句とも言われる。
上巳(じょうし又はじょうみ)は、3月初めの巳(み)の日(後に3月3日)に祝う節句である。
上巳の節句も時代と共に変化し、今では女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとして欠かせない雛祭りの「桃の節句」になった。
桃は「桃の節句」に欠かせない植物であるが、この季節には桜はおろかまだ梅しか咲いていない。
これは五つの節句がいずれも旧暦(陰暦)の日付であり、旧暦の3月3日頃は桃の花が咲く時期に当たった。
相模原公園の温室の入口には、周りを桃の花で囲んだ雛飾りが飾ってあった。