高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

朝日に輝くキバナセツブンソウ

2008-03-11 10:34:54 | 四季
きのうの雨もあがり、朝から良い天気になった。日中の気温予想も19度とのことで4月の陽気になりそうである。
我が家の庭ではキバナセツブンソウが満開で、昨日の雨に濡れた可憐な花が太陽の光で開き始めてきた。
セツブンソウは昼間は開き、夜間は閉じる植物であるが、なぜ閉じねばならぬのか不思議である。下の画像は数日前であるが、閉じた花も昼ごろには全開しそうである。

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トキワヒメハギ

2008-03-10 10:38:25 | 樹木
3月初めなのに、紫紅色と黄色のコントラストの綺麗なヒメハギの花が咲いている。しかもやや厚めの葉は常緑であることから、トキワヒメハギ(常磐姫萩)と呼ばれている。
ハギはマメ科であるが、こちらはヒメハギ科である。

 

常磐姫萩/ヒメハギ科/ポリガラ属。
ヨーロッパ原産のヒメハギ科の常緑小低木。
花弁の先端が黄、翼弁が紫紅色の花を付ける。
名前の由来:常緑でマメ科のハギに似た小型のハギからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(相模原緑化センター)
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リュウキンカ

2008-03-08 00:49:36 | 山野草
開花時期が早いため湿原の春を彩る植物で、尾瀬湿原などでも黄金色のリュウキンカの開花から花の季節が始まる。

 

立金花/キンポウゲ科/リュウキンカ属。
浅い沼地や湿地に生える多年草。
4月上旬頃から濃黄色の花が咲く。葉は厚くハート形をしており、10~40cmの花茎の先端に黄金色の花を付ける。
花弁はなく萼が花弁状になり5~7枚あり、中央に多数のおしべが目立つ。
名前の由来:花茎が立ち上がり、その先端に黄金色の花を咲かせることからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(片倉城跡公園)
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カリアンドラ・エマルギナタ

2008-03-07 00:08:04 | 樹木
相模原公園の温室の中に、ネムノキ(合歓木)に似た花が春の陽に映えて綺麗である。よく見ると葉がネムノキとは全く違う。
カリアンドラ・エマルギナタという名前がついているが、属名のカリアンドラはギリシャ語の「美しい雄しべ」に由来するという。
またマメ科なので花後はマメ科特有の実がなると思われるので、継続して観察することにする。

マメ科/ベニゴウカン属。
メキシコ原産のマメ科の常緑小低木。
樹高は1~2メートルで、花は長い雄しべを持った小さな赤い花がたくさん集まったものである。
花期:7~9月。
(神奈川県立相模原公園)
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ルエリア・マコヤナ

2008-03-06 12:39:49 | 山野草
ベニアミメグサ(紅網目草)シロアミメグサ(白網目草)はキツネノマゴ科の植物であるが、ルエリア・マコヤナも同じ科に属する。
ラッパのような管状の花が特徴である。
いま我が家の庭で咲いている管状の花のキルタンサスがあるが、こちらはヒガンバナ科である。

キツネノマゴ科/ルイラソウ属。
ブラジルが原産のキツネノマゴ科の常緑多年草。
葉は卵形で対生し、葉の表面は濃い緑色で、ビロード状に細かい毛が密生している。葉脈に沿った白い斑が入っている。紅紫色の花は筒状で先が5つに裂ける。
花期:周年。
(神奈川県立相模原公園)
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ジュズサンゴ

2008-03-05 13:59:03 | 山野草
植物の名前もジュズサンゴ(数珠珊瑚)のように、見たままに付けてもらえれば名前を覚え易い。
花期も長いので、白い花と綺麗な赤い果実を同時に見ることができる。

 
(数珠状に連なる果実)

数珠珊瑚/ヤマゴボウ科/リヴィナ属。
北米南部から南米原産の常緑多年草。
葉は卵形または披針形の濃い緑色で、総状の花序にたくさんの白い花を咲かせ、花後には紅色の小さな果実を数珠状に付ける。
名前の由来:珊瑚玉のような果実を数珠状に連ねた姿からこの名が付いた。
花期:6~10月。
(神奈川県立相模原公園)
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アロイ

2008-03-04 22:07:56 | 山野草
我が家に来てからかなりの年数が経つが、いっこうに花を咲かせない。若いうちは花を付けないので、それなりに若い株で薬用には良いのかも知れないが、ブログの上では困ったものである。
このままではこちらの老化が心配になり、ついに花が咲かない状態で、載せることになった。1年後には花が咲いてほしい。


(我が家の咲かないアロエ)

 
(これは東京都薬用植物園)

ユリ科/アロエ属。
アフリカ原産の多肉の常緑多年草。別名イシャイラズ。
葉は剣状の多肉で黄色からオレンジ色のの花が咲く。アロエの仲間は300種もあり、観賞用、薬用に栽培される。
花期:12~3月。
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トレヴェシア・パルマタ

2008-03-04 06:20:45 | 樹木
同じウコギ科のヤツデの掌状の葉の先端から葉が出ているような複雑な形をしている。
葉に穴が空く観葉植物はマドカズラでもおなじみであるが、トレヴェシア・パルマタの方が何倍も面白い。

ウコギ科/トレヴェシア属。
インド北部から中国南西部を原産地とする常緑小高木。
長い葉柄を持ち、葉は深く裂けて掌状となり、さらにその先端にも葉が連なる掌状複葉となる。高さは6m程になり、幹には刺があり、ほとんど側枝を出さない。
(神奈川県立相模原公園)
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2008年桃の節句)

2008-03-03 10:45:36 | 四季

3月3日は「桃の節句」で、5月5日の「端午の節句」と共によく知られている。
昔、日本には五つの節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)があり、それぞれ季節の節目の大切な行事であった。
人日(じんじつ)は1月7日で七種粥を食べることから七草の節句とも言われた。
そして端午と七夕については説明の必要もないが、重陽(ちょうよう) は9月9日で菊が咲く季節から菊の節句とも言われる。

上巳(じょうし又はじょうみ)は、3月初めの巳(み)の日(後に3月3日)に祝う節句である。
上巳の節句も時代と共に変化し、今では女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとして欠かせない雛祭りの「桃の節句」になった。
桃は「桃の節句」に欠かせない植物であるが、この季節には桜はおろかまだ梅しか咲いていない。
これは五つの節句がいずれも旧暦(陰暦)の日付であり、旧暦の3月3日頃は桃の花が咲く時期に当たった。
相模原公園の温室の入口には、周りを桃の花で囲んだ雛飾りが飾ってあった。


(相模原公園の雛飾り)

  
(紅白の花、桃?梅?)

  
(我が家のパンフラワーの雛飾り)

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シロアミメグサ

2008-03-02 13:16:36 | 山野草
シロアミメグサ(白網目草)は白い網目模様の斑入り葉の美しいことから観葉植物として愛好されている。
相模原公園の温室のベニアミメグサ(紅網目草)は花が付いてなかったが、シロアミメグサには淡い黄色の花が咲いていた。

白網目草/キツネノマゴ科/アミメグサ属。
ペルー原産の常緑多年草。葉は楕円形で濃緑色の地に銀白色の網目状葉脈がある。穂状花序に淡黄色の花を咲かる。
シロアミメグサはベニアミメグサの変種とされる。
名前の由来:葉に白い網目模様があることからこの名がついた。
花期:不定期。
(神奈川県立相模原公園)
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