先日、朝のニュースで鶴岡八幡宮の銀杏の木の倒壊には驚いた。三代将軍源実朝が兄の頼家の子供の公暁に、この銀杏の陰から襲われるのである。
鎌倉幕府を支え続けた人物に大江弘元がいるが、彼は三多摩の支配者としても横山党、江川太郎左衛門とともに知られている。彼が支配した証拠に多摩の神社や寺院の屋根には、一文字三つ星の家紋(やがて子孫の長州毛利家の家紋)が見られる。
さて、この一文字三つ星の家紋が付いた神社の近くに、幻の山野草のカイコバイモ(甲斐小貝母)があるという。嘘だと思いながらも何回もでかけ、地元の老人と親しくなり、ついに重い口からお宝のありかを聞き出した(いけませんね)。カイコバイモは名前の由来となる山梨県(甲斐)では絶滅状態にあるようだ。 甲斐小貝母/ユリ科/バイモ属。
山地の林下に生える多年草。
茎の高さは10~20cmで輪生する3個の葉と、対生する2個の葉がある。葉の形は披針形から広披針形で、茎の先端に下向きに鐘形の花を1個付ける。
名前の由来:主に甲斐の国に生えるコバイモからこの名が付いた。
花期3~5月。
(東京都)
【山野草の索引(2)へ】
鎌倉幕府を支え続けた人物に大江弘元がいるが、彼は三多摩の支配者としても横山党、江川太郎左衛門とともに知られている。彼が支配した証拠に多摩の神社や寺院の屋根には、一文字三つ星の家紋(やがて子孫の長州毛利家の家紋)が見られる。
さて、この一文字三つ星の家紋が付いた神社の近くに、幻の山野草のカイコバイモ(甲斐小貝母)があるという。嘘だと思いながらも何回もでかけ、地元の老人と親しくなり、ついに重い口からお宝のありかを聞き出した(いけませんね)。カイコバイモは名前の由来となる山梨県(甲斐)では絶滅状態にあるようだ。 甲斐小貝母/ユリ科/バイモ属。
山地の林下に生える多年草。
茎の高さは10~20cmで輪生する3個の葉と、対生する2個の葉がある。葉の形は披針形から広披針形で、茎の先端に下向きに鐘形の花を1個付ける。
名前の由来:主に甲斐の国に生えるコバイモからこの名が付いた。
花期3~5月。
(東京都)
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韮山代官の江川太郎左衛門は、大江弘元の一文字三つ星の家紋の付いた神社は、調べきっていると思いますので、そこから調べれば簡単に足が付きます。
きのうも行ったのですが、地元の人は見ていても教えない。
それほど目立たない小さい植物でもあります。
地元の人も
アミガサユリ(別名バイモ)も生えていて、いまはまだ蕾でした。
親しくなった老人いわく、「このアミガサユリは、わしらがむかし植えたものだ」。
「ほら、あすこにたくさん咲いているリュキンカは、尾瀬から移植したんだよ」。
「前はこのあたりにフクジュソウが一杯あったが、みんな持っていかれ、フクジュソウ全滅だ」。
「そんなことからカイコバイモは、生えているのを教えないのだ」。
仙人!いやご老人!、私は口はかたいので、大丈夫です。
(「」は老人のことば)
ご老人!、フクジュソウは幻滅しないで、先ほど斜面で1株に見つけておいた。
今ではたったの1株だが、やがて千株にも万株にもなる。
米百俵の見すぎかな
アミガサユリ位しか知りませんでしたので、バイモ属にイズやカイ、コシノそれにミノまであるとは知りませんでした。
探し抜いた寅太さんに拍手です。
仙人のような老人は、まともに聞いても教えてはくれません。カメラを構えながら、オオイヌノフグリでも撮って、素晴らしい出来栄えだと見せるんですよ。
相手から「もっと素晴らしい花を知っている。でもここだけの話だ・・・」とのってきました。
寅太などはこんな幻の山野草を見たら、きっと喉から手がでているのでしょうね。
信徳さんも観察力が素晴らしいですね。
よくぞカタクリの葉に気付きました。
多摩のどこか、一文字三つ星、カタクリ・・・もうこれ以上は書けません。