東大の初代植物学教授となった谷田部良吉が、日本人として日本の雑誌に最初に発表した属として知られる。
また宮尾登美子の小説「天蓋の花」で、四国の霊峰「剣山」に咲く花として有名になった。
キレンゲショウマの名前からは、レンゲショウマ(蓮華升麻)の黄色の花を思い浮かべる。最初に発見した人が、似ているので命名したと伝わるが、あまり似てないように思える。
むしろ黄色のキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)に似ているような気がする。暑さに弱く庭で育てるのは難しいとされるが、高尾山の登り口の民家に見事に咲いていた。
この植物も絶滅危惧種の1つであるから、やがてなくなると思うと寂しくなる。 黄蓮華升麻/ユキノシタ科/キレンゲショウマ属。
深山に稀に生える多年草。
葉は円心形で浅く掌状に裂け、茎に対生して付く。茎の上部に円錐状の集散花序を出し、ラッパ状の黄色の5弁の花を咲かせる。
名前の由来:レンゲショウマに似た黄色い花からこの名が付いた。
花期:7~9月。
(高尾山)
【山野草の索引(2)へ】
また宮尾登美子の小説「天蓋の花」で、四国の霊峰「剣山」に咲く花として有名になった。
キレンゲショウマの名前からは、レンゲショウマ(蓮華升麻)の黄色の花を思い浮かべる。最初に発見した人が、似ているので命名したと伝わるが、あまり似てないように思える。
むしろ黄色のキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)に似ているような気がする。暑さに弱く庭で育てるのは難しいとされるが、高尾山の登り口の民家に見事に咲いていた。
この植物も絶滅危惧種の1つであるから、やがてなくなると思うと寂しくなる。 黄蓮華升麻/ユキノシタ科/キレンゲショウマ属。
深山に稀に生える多年草。
葉は円心形で浅く掌状に裂け、茎に対生して付く。茎の上部に円錐状の集散花序を出し、ラッパ状の黄色の5弁の花を咲かせる。
名前の由来:レンゲショウマに似た黄色い花からこの名が付いた。
花期:7~9月。
(高尾山)
【山野草の索引(2)へ】
あれだけ見事に咲かせるのは、手入れとともに環境がキレンゲショウマに適しているのだと思いました。
キレンゲショウマの自生地では、やがてなくなるでしょうから、数箇所で積極的に保護するよりないのだと思います。