画像の整理をしていたら、春の草芸展で注目してたのが、ゴゼンタチバナ(御前橘)があった。買えば高価な花であるが、展示会にぴったり花を咲かせて出展となると、かなりの苦労をしているようなので、寄せ植えに使うたくさんの本数を、実生から育てているかも知れない。
そんなことを考えながら、近くの公園に散歩に出かけると、ゴゼンタチバナによく似た、4弁の総苞片を持つヤマボウシ(山法師)が、花を上にして咲いていた。
亜高山の針葉樹林などに生える常緑の多年草。
草丈は10cm程で、未開花の株では4枚、開花株では6枚の広楕円形の葉を輪生状に付ける。4枚の花弁のように見えるのは総苞で、中央に小さな花を頭状に集まる。カラタチバナ(唐橘)の実に似た実を付け、秋に赤く熟す。
名前の由来:白山の最高峰である御前ヶ峰に生え、カラタチバナの実に似ていることからこの名が付いた。
花期6~8月。
(春の草芸展より)
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やや花期が過ぎたようで寅太さんの画像のように綺麗ではありませんが、秋の赤い実を是非見に来てくれっ!と言っていました。
アルプの里で7月下旬に花が残っていれば、高い山ではこれからですね。
さらりと書いて、ボンクラ寅は気付かないと思っておられるのでしょうが、午前橘にはちゃんと気付いています。
ヤマボウシとハナミズキは、花の大きさはほぼ同じですが、ゴゼンタチバナは少し小さい程度です。
ニリンソウよりは大きいと思います。
鉢植えが自然より綺麗とは以外ですが、出展者はかなり苦労していると思います。
赤い実が見たいですね。