高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヒメシオン

2019-10-03 04:59:18 | 山野草
田んぼの近くを歩いていたらヒメシオン(姫紫苑)に出会った。なんだヒメジョオンのことかと勘違いしそうであるので、ここで整理をしておきたい。
全国にはびこっているヒメジョオン(姫女苑)は江戸時代の終わりころ北米からやってきた。よく似た花にハルジオンがあり別名ハルジョオンで漢字で表すとどちらも春紫苑である。ここで真ん中の漢字「女」と「紫」が違うのに気づく。またヒメジオンはネット検索でたくさん出てくるが間違いである。
今回出会ったのはヒメシオンで平安時代から観賞用に栽培されたシオン(紫苑)の仲間である。


(田んぼの近くで見たヒメシオン)

 


(こちらは道端にあったシオン)

姫紫苑/キク科/シオン属。
湿った草地や田のあぜなどに生える多年草。
高さ0.3~1mで上部で枝分れする。葉は線状披針形~披針形で互生する。茎の上部に密な散房花序をつくり、小さな頭花を多数付ける。舌状花は白色で中央は黄色。
名前の由来:同属のシオン(紫苑)に似ていて全体に小さく優しい感じからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(多摩丘陵)
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コメント (2)
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