高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

季節遅れの「春の旅(その8)」

2015-07-30 05:05:03 | 歴史
【長岡藩主牧野家資料館】
夏の真っただ中ですが、春の旅シリーズを積み残しています。今回は1年ほど前にできた「牧野家資料館」です。
戊申戦争で長岡藩は敗れはしましたが、義を重んじた生き方に共感する人は多くいます。そんな人が長岡を訪ねても、歴史的な建物や資料がなくがっかりするようです。
事実長岡は戊辰戦争と太平洋戦争で2度も焼かれ、昔の面影は全くありません。そんなことからオープンしたのが牧野家資料館です。


(牧野家資料館入口)

 
(忠実に再現した長岡城、ボタンを押すと現在の長岡が投影できます)


(長岡城古地図)


(長岡城の説明)

現在の長岡駅は本丸御殿の位置で、南北に上越新幹線が通っています。江戸時代の上屋敷は東京駅の一部ですので、新幹線に乗れば上屋敷から本丸まで一歩も歩かないで到達できます。

 
(床の間は季節により替わり今回は牧野家の節句の特集でした)

戦国時代の越後の国は、上杉謙信が治めていました。謙信が亡くなると豊臣秀吉は上杉家を会津に移しました。江戸時代初期には徳川家康の子(松平忠輝)や孫の時代は越後に広い領地を持っていましたが、やがて取潰され多くの大名の分割統治の時代に入りました。この図で面白いのは、新潟は長岡藩が統治していました。

シャガ
(藩主がめまぐるしく変わる越後の国)

(中越地方)

コメント
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