長岡で開催された「第8回藩校サミットin長岡」から戻っても、関係資料や画像送付などで徹夜に近い状態が続き、ブログをサボル結果になりました。 一部の講演会は長岡市立劇場で、徳川宗家ご列席のもとで、越後長岡藩牧野実行委員長の挨拶で始まった。
やっと落ち着いてきましたので、宜しくお願い致します。
越後長岡牧野家の紋は、参州三河の時代から三葉柏である。
長岡城跡のホテルでの交流会では、最初にでてきた料理にカシワ(柏)の葉が使われていた。中越は日本酒の宝庫で、出された酒も各種の銘柄があったが、特に目立ったのは牧野家が藩士に率先して、酒造り始めた日本酒「三葉柏」である。
そして最後を締めるのは、長岡藩主のお墨付きで日本三大銘菓「越の雪」である。
(現代の名工の料理は先ずカシワの葉、日本三大銘菓「越の雪」も見える)
越後長岡藩の藩校は「崇徳館(そうとくかん)」で、河井継之助や小林虎三郎らが学んだ。
崇徳館と米百俵の流れをくんだ長岡高校からは山本五十六など、多くの人材を輩出している。
ご当主の牧野忠昌さまが、名誉職でない実行委員長を務めるのも異例のことである。これは「常在戦場」の長岡藩ではの人選で、大会開催に当たっては実行委員長は、頻繁に江戸と越後を往復された。
参加者は千6百人で、整理券はすぐにはけ、事務局では断わるのにたいへんだったとのことである。
当日も期待を込めて、会場に押しかけた人で、会場の階段も埋まり、会場の外のテレビで観戦する人が多数見られた。
寅太は大会協力者でもあるので、残念ながら米百俵の長岡高校で学んだ櫻井よしこさんの鼎談は聞けなかった。
2部の交流会の酒はふんだんにあり、余った酒は持ち帰り自由なのも、酒の本場である。旧藩主のご当主が長岡に集まったわけであるが、51もの多くの藩主が揃うのは、江戸城以来の出来事ではないかとの挨拶もあった。