高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ネコノメソウ

2009-04-08 06:25:23 | 山野草
日本にはネコノメソウ(猫の目草)の仲間は、変種を含めると30種に近い数があるようだ。
高尾を歩いていてもいたるところにヤマネコノメソウ(山猫の目草)ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)は生えている。また限定された箇所ではあるが、ハナネコノメ(花猫の目)が群生している。
名前からはこのトップに位置付けられるのは、頭に何も付いてないネコノメソウと思われるが、名前を知っていても会う機会が少ない。
近くの公園を歩いていたら、この山野草に出会った。茎にまばらな毛を持ち、葉が互生するヤマネコノメソウと違って、茎葉は無毛で葉が対生しているネコノメソウの特徴がでている。

 

猫の目草/ユキノシタ科/ネコノメソウ属。
平地から山地の湿地に生える多年草。
葉は広卵形で、縁に鈍い鋸歯ある。根茎は横に這い、花茎は無毛で立ち上がって葉を対生する。花は包葉に包まれ、集散花序をつくる。花には花弁はなく萼がある。
名前の由来:葉の色が猫の目のように変化し、花後の種が猫の瞳孔に似ていることからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(多摩丘陵)
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コメント (6)
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