厚木市の荻野運動公園の中に野草園があるというので、小雨の中を出かけてみた。厚木を訪ねるのは、数年前の毛利のルーツを調べに来て以来である。
里山あいの自然の土地を生かした野草園で、規模も大きく遊歩道などでよく整備されていた。
この季節の花では、ユキモチソウ(雪餅草)、クマガイソウ(熊谷草)、ヤマシャクヤク(山芍薬)、エビネ(海老根)、シラユキゲシ(白雪芥子)などの花が最盛期を迎えていた。
入場は無料であるが、タダでは悪いと思い、見学させてもらったお礼に、表示のおかしなところについてメモに残してきた。この手の行為は、役所からはあまり歓迎されないが、窓口の人は熱心に耳を傾け、担当に伝えると言ってくれた。
このあとどうなるかはあまり関心がないが、どんなことかというと次のような内容である。
① バイカイカリソウ(梅花碇草)の表示に、イカリソウ(碇草)の説明がしてある。花は碇の形をしているとなっている。(最後の画像)
② セリバオウレン(芹葉黄蓮)が、セリバオレンの表示。
③ 一年草の西洋サクラソウに、サクラソウの表示があり、説明文にニホンサクラソウのことであると書いてある。
④ キエビネ(黄海老根)の表示が、キイロエビネになっている。
(キンランとバイカイカリソウの表示)