AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

ドラマ2題

2014年04月20日 | ベーカー街界隈
その1)NHK土曜ドラマ『ロング・グッドバイ』を観ました。

 読んだことはなくてもその名は知っている
 ハードボイルドの金字塔・レイモンド・チャンドラー作品。
 それを1950年代の日本に翻案してドラマ化したものです。

 いやもう、雰囲気満点!
 映像も美しいし、音楽もかっこいい。
 実家で観ていた父は
 「浅野忠信って、こんなにいい男だったのか」
 と言っていたらしいですが、同感です。
 というか、浅野さんってそんなにドラマには出ないから、
 正直、ちゃんと拝見したことがなかったような(^^;

 ただ一点、ナレーターの人の声が今ひとつだなあ、
 と思ったのですが、滝藤さんでした。すみません!
 滝藤さんも、たたずまいの人なんだなあ、と改めて実感。
 (姿と顔を見て話を聞いていた方がずっといいと思います)
 小雪さんも相変わらず美しいし(そして優しくも怖くもどっちにも見えるし)
 来週も楽しみにしています。


その2)「チョコレートの箱」を観ました。

 『名探偵ポワロ』第22巻の「チョコレートの箱」が圧巻で。
 何がって、デビッド・スーシェさんの演技が!
 ベルギー警察時代の事件をポワロさんが回想して
 ジャップ警部に語る、という回だったのですが、
 若き日のポワロさんが、ホントに若いんですよ!
 体型も細いし、髪型や仕草なんかも、現在よりも若々しい。
 体型は、そもそも小太りのポワロを演じるために、
 服の下に詰め物をいっぱいしている、というのをどこかで読みましたが、
 それを外したらあんなに細いの?! という感じです。
 ラストシーンも、なんか胸が痛くなってしまい、
 そう思わせるのもスーシェさんだから、と思いました。

 そんな風にスーシェさんに改めて感心したので、
 『エグゼクティブ・デシジョン』を借りてきてしまいましたよ。
 もちろん、スーシェさん狙いです。これから観ますv

 「チョコレートの箱」って、タイトルがすべてを表しているわけですが、
 半分観たところで原作の結末を思い出しました。
 我ながらすごいな中学時代の記憶力(笑)






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