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amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

試聴 LXA-OT1 vs LM3886s

2012年01月16日 | AUDIO
立て続けに2つのアンプが完成したので、聞き比べてみました。使用機器は、CDPがVictor XL-Z531、SPが7cmの2wayです。このSP、柄にあわず結構低いところまで再生します。いわゆるFehi氏の防磁3男(初期型)といわれたもの。場所は居間です。

大きさの違い。

LXA-OT1は、本当に小さな筐体で、5Wしか出力がないにもかかわらず、かなりパワフルです。
特にかなり低いところまで駆動しています。このスピーカに限ってはやや出すぎる感じ。MJQのミルト・ジャクソンのバイブがややふくらみ気味。ベースもふんわりとというほででもないですが、もう少しダンピングがきくと良いかなって思います。高域もこれでややマスクされる感じがあります。今日はクラシック聴いてないけど、クラシックなら良いかな?間接音の感じ。
ただ、ソフィー・ミルマンのボーカルなど、かなり艶っぽくて,ゾクッとします。良いですねぇ。良い録音ほど、良さが現れるように思います。

LM3886sの方は、おなじみの音で、このスピーカーにはベストマッチ。シャープに切れ込み低音から高域まできっちり再生しています。もちろん±30Vで平滑コンデンサも片チャン13200uFを豪勢ですから、駆動力もあり、分解能良くモニター調といって良いかもしれません。LXA-OT1とはまるきり傾向が違うのも面白いです。

もっと別なSPにつないだらどうか、メインにつないでみたい気がしますが、重いシステムを動かすのが骨なので、そのうちにします。能率の悪い小型SPでもLXA-OT1を広い部屋で使ってもがんがん鳴らせます。これはいいです。あとは好みですね。

LM3886s Renewal 完成

2012年01月16日 | AUDIO
LM3886sアンプのリニューアル,完成しました。
今回のリニューアルは適当な筐体を与えることと若干ゲインを上げることでしたが,
まず,ゲインは,R1/R3で決まりますので,これまで20kΩ/1.2kΩで16.6倍でだいたい24dbだったのですが,やはり20倍にしようとR1を20k+5.1kとしました。これで約21倍(26.4db)です。電源は±30V。

ヒロさんのサイトから回路図を掲げます。

デールの抵抗もとってしまうのが忍びないので,こんな格好悪くなりました。


さ,あとはキットを組み立てるようにやっていくだけです。

まず,入力信号とVRまわり。

基板に入出力多電源を繋いで,ここから各端子に繋ぐ。
ここで気が変わって,インジケータをパイロットランプに変更。黒地は大きく赤い赤が良いかなって思って・・・(どうでもいいことだけど)

基板,ヒートシンクをゆるめに付けてICに無理がかからないように注意しながら取り付け。

各配線は,ヒートシンクの両脇を通せばいいが,そうでなくても上に20mmほどの空間があるから,ここでもいい。

通電確認。発熱なし。異音なし。OK

蓋を閉めてもういちど・・・

あとは簡単なお化粧

足も付けて

と,まあ,完成!

試聴はまだ。ヒートシンクの巨大さに比べて基板の小さいこと!!これで結構大音量で鳴るのだからすごい。