amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

何でも実験! ウロコ取りに酸化セリウムを使ってみる

2024年09月09日 | その他の工作

昨夜の雨はすごかったです。何回も大雨洪水警報や短期間大雨情報が出され,ところによっては120mmを超える雨が降ったようです。我が家の場所は河川からも山からも離れているので,大きな被害は出なかったのですが,すごい雨音でした。

さて,前々から気になっていたのですが,クルマのガラスのウロコ。水道水のカルキなどが固まってこびり付いています。

 

角度によってはこんなふうに見えます。これ,ほこりではなくウロコなんです。

前前から除去しようとは考えていたのですが,カーショップで売っているケミカル類はあまり効果がないという噂なので,手持ちでなんとかならないか考えてました。

ひとつは,ヘッドライトの黄ばみ除去に効果があった歯磨き粉。たぶん歯磨き粉の研磨剤は効果あると思いますが,広い面積なので,チューブ一本も使っちゃうのはなぁ・・・と手を出さないでいました。ふと思いついたのが,時計を磨くとき使った「酸化セリウム」

これでも削れそうです。クレンザーほど荒くなく,細かい粒子なので,ちょっと実験。効果があったらガラス全部に施工しましょ。

器に入れて少し水を足してかき混ぜる。横のブラシは結局使いませんでした。

Rocky後ろのハッチのガラス面で実験。

小さな堅めのスポンジでガラスに塗布してこすります。あまりゆるいとボディーにたれてあとが大変。

取りあえず20cmほど磨いてみました。脂分もいっしょにこすり落としてこんな状態。完全ではなっけれど,だいぶ綺麗になりました。

画像下の方で施工前と比べられます。

ある程度効果が分かったので,ガラス全面に

スポンジだけでは作業性が悪いので,これも登場!

KyoceraRSE-1250 サンダー(ポリッシャ)です。

水加減にも寄りますが,このサンダーだとあまりまわりにしぶきが飛びませんね。

何往復かしてよく水で流して,

ほとんど水垢やウロコは見えませんね。

よーく見るとまだうっすらとまだら模様が見えますが,施工前と比べたら雲泥の差。これは使えそうです。

ガラスを良く洗って撥水剤で処理。完成です。

酸化セリウムの粒子はものすごく細かいので,洗い落とすのが大変。洗車後に施工するのではなくて洗車前に施工して。全体を洗車するのが良いと思いました。

これは使えそうです。使った酸化セリウムはスプーンに一杯ほどですみます。まあ,歯磨きチューブから比べたらコスパもあります。

 

ということで,今日も暑っいので部屋に退散。今晩も降るのかな・・・

 

 

コメント

星夜撮影用雲台の自動追尾化 いちおう完成

2024年09月08日 | astronomical

こんなふうに完成いたしました

 

まずは電源はこれ。どこかにUSB-C DIP化基板があったはずと探してました。出てきたのがこれです。モータをこれに繋げればOK。

ただ,今持ってるるモバイルバッテリーは電源スイッチがなく,USBを刺せばそのまま出力されます。スイッチなしで刺して使っても良いのですが,スイッチも手持ちですので,つけることに。ただしSW-ON次のLEDインディケータはなし。

M12のネジが付いているので,取りあえずタップを切ってねじ込みます。ちなみにこのタップ,安物キットでしたので,金属のタップ切りはだめ。しょうもないものナンで,木工用にしてます。

配線完了。あとはこれを両面テープで留めるだけ。

モータは反転しないので,仕方なしにここのネジを緩めて調整。ちょっと面倒です。テンションかけることも考えたのですが,モーター側は手が入りにくいので,あきらめ。

とびら部分は不用意にぱかっと開かないようにバネで押させる。このバネたぶんプリンタを壊したとき出てきたモノ。小さいけれどけっこう強いです。

さっそく頑丈そうな三脚に取り付けてみました。操作性はわろし!がたいがでっかいので,三脚にネジ止めするのがけっこう大変。穴の位置が分かりづらい。付いてしまえばガッチリしてます。

 

カメラ用の自由雲台はネジ部分が下の板に干渉して十分締めつけられないので,短くちょん切っちゃいました。

北極星を探すサブスコープを着けるか迷いましたが,手持ちに適当なのがないのとわざわざ天体望遠鏡から取り外して使うのもナンですので,このまま板の縁で合わせることにしました。

 

使い方はこうです。

① 北極星を探してヒンジ部分で合わせる(まあ別の縁のところでも大丈夫でしょうが・・・)。

② カメラを星夜撮影したい星座等に向ける。

③ マニュアル撮影で長時間露光を選択。時間はISOや絞りでふさわしい露出を選ぶ。

④ 電源を入れ動作させながら,リモコンを使って撮影。

 

と,こんなかな?

今は季節的に星夜撮影には向いていないので,また,自宅では光害でキット撮影は不能なので,実際の操作は行っていません。

秋から冬にかけて,群馬天文台にでも行って試し撮りしたいと思います。

ということで,実際の天体撮影の動作確認はまだですが,いちおうこのプロジェクトは完成とします。

コメント

星夜撮影用雲台の自動追尾化 三脚座の取り付け。

2024年09月04日 | astronomical

モーターコントロールを取り付けたので,その板に三脚用台座は取り付けられません。振動等に弱点はあるのですが,端材で台座を取り付けました。

左のモーターコントロールをにかぶせるように20×15cmの板を切り出し,ヒンジから12.5cmのところに1/4インチの爪付きナットを打ち込みます。

端材で袴をはかせて,その上にこの板を取り付ける。

こんな感じ。モーター等のメンテのためここはねじ込みで・・

つや消し黒のスプレは終わってしまったので,物置を探して手塗りのペンキ(何年前のだろう??)を見つけ出し,これを使う。半分くらい残ってた。

こんな感じに

三脚取り付け板もこんな感じ。

 

 

・・・・・・・これですべて組み込んで,あとは電源をどうするか・・

野外で使うのですからバッテリーが必要。長時間は必要ないので,簡易的にはダイソーのバッテリーバンク(モバイルバッテリー)でも使おうか,,,とすると入力はUSB-Cが良いかな・・・モーターは5V駆動です。

 

 

 

 

コメント