ゲキ×シネ 『SHIROH』～映画館が１０倍楽しくなる１４日間

ゲキ×シネ『SHIROH』　２０１０．１１．６(土）　１８：１０～２１：５５　　横浜ブルグ１３


観に行った横浜ブルグ１３のシアター９は、１３１席がほぼ満員だったと思います。
私にとっては、３年ぶりのゲキ×シネ『SHIROH』。

最初のアッキーのアナウンスの声が、まず若い！！（これって５年前の声？）
そして本当に久々の『SHIROH』は・・・なんだか懐かしくて新鮮で・・・ドキドキしてうるうるして・・・

やっぱり、いいっ！！！

久々に見た二人の四郎＆シローは、やっぱりそれぞれに魅力的でした！！

神の力を失くし苦悩する上川四郎。
その四朗を愛し、腹心として四郎を支えようとする寿庵。
この二人の関係性からなぜだか目が離せず・・・
神の子・シローに対してもその力を認めながら、嫉妬せずにはいられない人間味のあふれる四郎。
自分の力を過信したためにリオを殺してしまったと、シローに自分に対する苛立ちを告白する四郎が、身を切られるように哀しくて。
そして「なぜ、私ではなく・・・彼なのですか？」・・・ううう・・・切なくて切なくて。
最近、同じゲキ×シネ『蛮幽鬼』で復讐に燃える上川さんばかり観ていたので・・・真っすぐに自分の弱さと向き合い苦しむ上川四郎がすっごく“純”で、それはそれでたまらない・・・
カテコの最後？で、かすかにウインクを飛ばす上川さんに瞬殺されました！！（これって、ゲキ×シネ限定映像？）


片や、神の声を持つアッキーシロー。
♪どこかで～の第一声から“ビビビッ”ときたのはもちろんですが、
囚われた牢獄で「まるちりじゃーーっ！」と叫ぶ甚兵衛たちに♪死ぬしかないなんて、間違ってるーっ～と歌声をふり絞るシローの、強い歌声に胸がドキドキしてもう止まらない・・・
♪こぶしを振りあげろ～と歌われると、私までが胸の奥から熱い想いが湧き上がって来て足踏みをしたくなる・・・（おいおい）
が、歌声でみんなを救ったそのシローが・・・たとえそれが伊豆守の策略だとしても・・・初めて自分の生きる道を示唆してくれたお蜜が自分の目の前で死んで行くのを見た時、シローの悲しみと怒りが爆発し張り裂けそうな神の声で、みんなを“まるちり”へと導いて行く・・・
・・・６年前のアッキーシロー、とにかくきゃわゆいっ
笑った時、目が（＾＾）になってて(笑）力がこもると眉間のしわを中心にして（？）顔全部がくちゃっとなるのもきゃわゆい(笑）



他にも・・・
お密の「ただ、あの子の歌声を聴いていたいだけなんだ」のセリフ、そして、想いに感情移入・・・影の忍びとして生きてきたお蜜にとっては、シローの歌声は青く澄む空のようにその暗い胸の中を癒したんだろうな。
けっして恋ではない。でもその想いはシローを見守る愛と呼べるものだったにちがいない・・・
シローの腕の中で“マリア”と洗礼されて息絶えるお密が、なんとなく幸せそうでもあり・・・

寿庵が「私は三日月が好きです」と四郎を慕う、その謙虚な想いに胸が痛み・・・
完璧な満月が欠けていくよりも、不完全な三日月が少しづつ満ちていくのを待っていた寿庵。こんな愛の形があるなんて・・・ああ胸の奥が熱くなる
“奇跡”と引き換えに四郎から命を返された寿庵が、その後もひとり生き残って、誰もいなくなった世を見届けなければならない宿命・・・それが哀しく。


・・・やっぱりすっごい
大画面で観るゲキ×シネ『SHIROH』。ロックのサウンドに乗せて・・・私の目に耳に胸に・・・以前よりまた深い深いものが残りました。


それから、上映最後のアッキーの一言。「あなたの、アッキーでした・・・あうっ！」・・・これも３年ぶり
・・・できたら上川さんの「あなたの、隆也でした」というのも聴いてみたいような・・・ムリだろうな～

１１月の空

２日経ってしまいましたが・・・

１１月５日は、大好きなアッキーのお誕生日！！でした
昨夜は、少年（？）アッキーシローに会ってきました

時は過ぎ・・・２８歳になったアッキー。
音楽の国であなたが今でも“神の御子”であることに変わりはない・・・と確信しました。
これからもうれしい時、悲しい時、その時々に、私は空を見上げて、あなたの歌声を求めるでしょう。
あなたの・・・天から降り注ぐような、その強くやさしい歌声に抱かれることを願って。

アッキー　２８歳のお誕生日おめでとう！！