秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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2006『エリザベート』~武田トート

2006年05月13日 22時01分52秒 | 『エリザベート』
風邪をひいて節々が痛み、喉もひりひり、それでも行き先が日生劇場、となると“しゃきーっと”するのはなぜでしょう?(もしかして、風邪以上に悪い病気か
学校から帰る娘その2を待って、いざ!!

劇場のロビーで、親子でおにぎりをパクついていると、そこへ、お友達の目黒加奈子さんが!
・・・やっぱり、ご縁があるのね、私たち。やはり、ここはひとつ、ぜひ息子のヨ・・・あわわわ、冗談です(笑)
「今日は?」と加奈子さんにお聞きすると、なんと!!彼女は本日、1階A列席。ええっ~!?最前列!?・・・私たちは、といえば2階I列席(しかも限りなく端席)・・・劇場の最後列だよ、トホホ。
というわけで、席に座ってみると、ああ、すっごい後ろ。もちろんその後ろには席はない。
彼女は手を伸ばしたら、舞台が届きそうなんだろうな~
私は手を伸ばしたら、天井に届きそうだよ、マジで
・・・天国と地獄の差だなあ、などと意味もなくつぶやきながら、幕が開きました。


2006・5・12(金)ソワレ 18:30 日生劇場


エリザベート       一路真輝 
トート            武田真治
フランツ・ヨーゼフ     石川 禅
ルキーニ         高嶋政宏 
ルドルフ          浦井健治
ゾフィー          寿ひずる
マックス         村井国夫 


2006年『エリザベート』・・・本日、My初日にしてMy楽、はい、1回限りのワン・ナイト・ショー!です。
そして、はっきり言って今夜は『エリザ』ではなく“新・武田トート”を観に来ました。したがって以下、武田トート重視の、ひたすら邪な観劇記になっております。主観および、いささか偏愛に満ちた感想になると思います。

いつものように、ルキーニが吊るされ、「なぜだ!?」詰問の声から始まる『エリザベート』。
ぞわぞわぞわ~~ああ~~きたきたきた!!ああぁ~~見続けた『エリザ』だわ~~と、舞台の全面からよみがえる死者たち。今日もTDの左右対称のコントラストが美しい~!
・・・そして、あの見慣れたゴンドラから降臨する、新・武田トート!!

♪天っ使の歌はぁ~~喜びぃ~~
上手い!・・・なかなかお上手です。さすがに楽器をたしなむ方は、音感がいい!?
しかも、なにげに声が若いわ。内野トートとも、山口トートともちがう!!
そしてゴンドラから降り立った、トート閣下・・・ビジュアルもなかなかう~~ん、遠目でも若さがムンムン。フレッシュ!!です。♪瞳はアーモンドで、青白いくちびる・・・まさに、もぎたてのフルーツ!?・・・でもって・・・なんか、かわいい。サイズが・・・
みんなの中へ進んでいくトート。うわあぁぁ~埋もれてるよ~でも、そこは黄泉の帝王(見習い?)そこはかとなく存在感がちがいます?ちゃんと、わかりましたよ。はい。(よかった、よかったとなぜかほっとする私)

その後の、木から落ちたシシィとの出会い。
TDに囲まれて、紫のシルエットから始まるこの場面、上背のあるTDたちの中央にお立ちになるんですが、あれって・・・私はたまたま2階の上~の方から見てるので見えたけど1階席の方からは見えたの?・・・埋もれてました。
TDの間から登場の武田トート、その全容が明らかになると、想定していた通りの超厚底ブーツです。で、脚が細い。しかも白い胸が丸見え、きゃ~~!超肌蹴て十字のクロスがくっきり、はっきり。ア、アブナイ・・・
髪は前だけ黒い?後ろは銀髪?狼ヘア風で、ところどころ赤いメッシュ?
しかもなんとなくフロント・トップは立ってて、ちょっとリーゼントのようにも見える。きゃあ~不良~~っ!?
・・・そう、シシィへの恋の戸惑いを歌う「愛と死の輪舞」
私には、うり子さんがおっしゃっていた、“年上のおねいさんをカツアゲするヤンキートート”というのが一番ぴったりに見えてしまい・・・
いえ、さすがにカツアゲはしませんが(そんなことしたら、話がちがってくるよ)TD率いる悪のリーダー、ヤンキー武田トートが、思いもかけず、いいとこのシシィお嬢さまに一目ぼれしちゃって、
(以下、副音声妄想バージョン)「・・・やばいぜ、オレ様としたことが、あんな女に・・・冗談じゃないぜ、マジかよ・・・」
と、恋に落ちていくかのように見えて仕方なかったのです(おいおい
だって~その後の、結婚式での♪あなたの愛をめぐって~
・・・そこも、階段にドワッと脚を広げて腰掛けちゃって・・・これってどこでも座り込む今どきのヤンキーの兄ちゃんと同じだよ・・・
う~~ん、「若さ強調路線」!?ハイティーン・ブギか?(トシがばれるよ・・・)
それにとにかく動きが激しい。身振り手振り、常にちょこまかと。若いなぁ~と思わずにいられません。それによく笑ってます。あんまり意味もなく。うれしそう。でも、ちょっとキレてそうで、こわい・・・

もう、そこから先は、若く燃えるような情熱?か、それとも欲しいおもちゃを手に入れるまではという駄々っ子のような執念か、ヤンキー武田トートの暴挙は止まりません。
あの手、この手、何でもあり?
スケスケの黒のシースルーで誘ってみたり、ドクトルに変装して強引にシシィを襲おうとしてみたり・・・反則です(笑)
とにかく、衣装はいっぱいお持ちのようで。ヤンキーといえども、実は実家は裕福なおうちで、放蕩ついでに黄泉の国まで来て、帝王見習中なのかしら!?・・・などと、つい別バージョンを想像したくなる・・・
その他、ウイーンのカフェでは短めの赤いコート(帽子つき)。白のヒラヒラのブラウスもお目見え。アミアミの素肌じか着、ってのもあり。きゃあ~~!!近くなら乳○まで見えてる?

「最後のダンス」は内野トート系の、ロック調でした。シャウトあり、ファンキーな箇所もあり。聴かせてくれました。・・・ああ、やっぱり若いわね~

そして、注目のルドルフとの「闇が広がる」・・・その身長差を厚底ブーツだけで乗り切れるとは思えなかったので、ドキドキしていました。(いつもはもっとちがう意味でドキドキしてるんだけどね)
まずは、よかった~梯子じゃなく、棒からスル~っと降りてきてくれたよ。そうよ、若いんだから、それくらいは・・・ねえっ?
で、ルドルフとの絡みは、・・・あんまり・・・ない。とにかく離れた場所で歌ってました。そして、やっと接近、おお~!手を取ったぁ~!
と、思いきや、ルドルフがトートの膝にハッシッとすがって座りこみ、その後も主要場面ではルドルフはトートより前方で膝まづいています。
う~~ん!遠近法の有効活用と適度な距離を置くことで、それとはわからせない見事な手法!?なじみの難波ウォーク?もなしです。(ちょっとさびしい)
♪王座にぃ~座るんだぁ~~の後は、「うわっはぁっはぁっ・・・」といきなり高らかにお笑いになられて、ちょっとびっくり!
そして、ラストの♪皇帝ルドルフは~立ち上がるぅ~~は、あれ?いつもと立ち位置が逆で、トートがルドルフの前に立って、ルドルフの頭を後ろ手で、抱くようにしてポーズ。それなりに決まってました。すごい、創意工夫だ・・・。
シシィとのツーショットも、とりあえずは一段高い場所から。
並ぶ場面は決して、そばには立たず、適度な距離を保ち、どうしても接近する場面では常に相手は、軽くイナバウワァー状態。
たいへんだな・・・

マイヤーリンク・・・あっという間に、ガブッとルドルフにキスするヤンキー武田トート、なんか、食いついてる!?だって、口開けたままガバっと・・・うわっ!エロい・・・・
キスというより、獲物にかぶりつく毒蛇のようでした・・・
そういえば、武田トート、何かといえば相手を威圧するかのような、両手を広げて、襲い掛かるかのようなポーズが随所に・・・これって、コブラが獲物を狙うときみたいだ・・・(相手に自分を大きく見せる威嚇的ポーズ?)

し、しかも!・・・ルドルフに拳銃を握らせ、自殺させたあと、すっと自分のくちびるをぬぐって、ペっと唾を吐くのです。・・・「青くさい、つまらないものを、喰っちまったぜ・・・」って感じ?
わぁぁぁ~~っ!!なんて、なんてワルなのぉ~~!!
やっぱり、不良よ~~っ!!ヤンキーよ~~っ!!

(ここで、娘その2のツッコミが・・・「・・・そう熱くなるなよ、お母さん」)
(・・・はい、すみません。つい・・・

そして、「悪夢」バルコニーの上でうれしそうに指揮棒を振るヤンキー武田トート、うひゃひゃひゃ~~・・・笑いすぎです。なんかいけないクスリとか・・・まさか??と思ってしまうほど、アブナイ感じ。そのうち指揮棒も放り投げ・・・や、やばいです。イっちゃってます。(そういえば、昔TVドラマで見てた武田クンは、こんな役が多くて、しかも上手かったよ・・・)いや~ん、ナイフを持ってる姿がえらく“絵”になるわ・・・

ラストのシシィをやっと抱きしめる場面、えっ?えっ?頬だの、首筋だの、あちこちにキスしてません??きゃあ~~いいんでしょうか!?それって、うれしくってたまらず、若さに任せて暴走?それとも、やっと手に入れた年上のおねいさんに「子供じゃないぜ!」ってアピール?(最後まで、妄想バージョンは止まらず)シシィとの密着度が高くて、なんか・・・くちびるへのマジキスよりドキドキしたんですが。


なんでしょう、内野トートに最初に会った時ほどの衝撃は感じませんでしたが、そこそこ、惹かれるものはあります。
なんといっても、ちょっとドキドキします。次に何をする気だ、こいつ!?という期待感も。さすがフレッシュ!ですね。
またまた、一味ちがう『エリザ』を観たようです。
黄泉の帝王、いえ、まだやはり見習いですが(笑)斬新なトートでした。


カーテンコールは、後ろ手に深々と頭を下げる、武田トート、礼儀正しく、すごく素直そうないい青年で、とっても好感が持てました。
出来上がっているカンパニーに飛び込んで、ひとり、がんばってるんだもんね。
・・・これからも応援したいです。


一緒に観た娘その2、「小池さんの選択ってすごい」(おい!それって、ほめてんの?)

(武田トート以外の『エリザベート』の感想は、またのちほど・・・)

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新・武田トート!!

2006年05月12日 23時07分50秒 | 『エリザベート』
本日、新・武田トートに会って来ました!
感想は…う~ん「…フレッシュで」
まるで「もぎたての、フルーツ(悪の果実)!?」…でした。(なんのこっちゃ?)

つづきは、のちほど~!!

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息子との仲

2006年05月11日 20時13分41秒 | 家族
GWのあいだ、ずっとバイトに開け暮れていた息子が、久々にうちにいました。
私も、ずっと仕事だったので、ほとんど顔を合わすこともなく、本当に久しぶりの遭遇でした。
自分を、一端のオトナだと思っている息子と、図体は大きく育っても、所詮息子は息子と思っている母が会話しても、しっくり組み合うわけがありません。
話すうちに、だんだん普段不満に思っている事や、将来への不安など、気づくと私は機関銃のように、息子に小言を言っています。
・・・でも、それもこれも14分。はい、14分までです。
???と思われると思いますが、15分目には息子がキレて、「うるせーな!」となるのがわかっているからです。
はあぁ~最近の若者って、本当に我慢が足りないわ。おい!人の話くらい、ちゃんと聞けよ!!ムカッ!!
・・・そんなこんなの、決してラブラブな親子関係ではありませんが、・・・どーして!?どーしてなの!?

息子の風邪がうつって、今朝は喉が痛く、頭も重い。

なんで、私なのよ~~!!14分しか話してないじゃん!
・・・自覚はありませんが、やっぱり、私は息子のことを愛しているのでしょうか???げーーーっ!!




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速報!!2007年『レ・ミゼラブル』

2006年05月08日 22時44分14秒 | 『レ・ミゼラブル』
新トートが降臨した『エリザベート』、松本で幕を開けた『メタル・マクベス』。
・・・ワクワクしてます。・・・ドキドキしてます。
・・・でも!!
『レ・ミゼラブル』 2007年6・7・8月 帝劇上演決定!!
しかも、日本初演20周年記念!!

きゃあ~~!!きたわ~!!
何でこんなにうれしいのか、自分でもわかりません。
キャストは?誰が何を?交代はあり?あの人は続投?
まだ何もわかってないのに、でもとにかくうれしいのです。
また、あの舞台に会える!また、あの感動に会える!!
そう思うだけで・・・
もう、完全に、私は病気です


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N○K「のど自慢」

2006年05月07日 16時45分23秒 | 日常のこと
がらりと、話題をかえて。
最近、日曜になるときまって見ているTV番組があります。
「あーー、お昼だ!」と、娘その2が嵌っているのは、なんと!
・・・N○Kの「のど自慢」。
なんで?娘その2、曰く「あのね、みんなすごく一生懸命で、歌ってる表情がすっごくいいんだよ~。鐘がいっぱい鳴るとホント、うれしそうでさあ。鐘が一個でも、みんなすっごくさわやかな顔してて、・・・そこがいいんだよ~」
う~~ん、どれどれ、と、一緒に見てみました。

ああ、昔からこのスタイルって変わってないのね。
みんな、地方色豊かだわ。
この日のために、みんな、がんばってここへきたんだろうな~
う~ん、おばあちゃん精一杯だわ・・・つい応援したくなる。がんばって!!
確かに。なんだか、ひきこまれるなあ。
歌うって、声を出すって、すごく身体にいいことなのよね~
それに、娘その2のいうとおり、みんないい表情してる。
病気で、身体の不自由なおじいちゃん「歌うことが私を元気にしてくれます」「こんな私を見て、同じような病気の人の励みになれば」
・・・なんか、うるうるしてきちゃう。

今日のゲストは氷川きよし。あらっカッコいい。男前だわ
(一瞬、ジャニーズの翼に見えたよ?)
こんな穏やかな日常もあるのね。
昨日までの仕事の疲れ、ずっと続いていた『レミゼ』熱も少しは下がって、また明日から、どうにかやれそうです


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難問バトン

2006年05月06日 20時48分31秒 | えとせとら
ずいぶん前に、いつも遊びに来てくださる、「金貨で150ドル」のうーさまさんから受け取りました。気持ちの切り替えになる?かしら。

★ルールは3つ★
1.質問に答える
2.答えが終わったら3つ質問を変える
3.5人に回す

では~~

①桜と梅とどっちが好き?どうして?

桜です。満開の桜を見てると、感無量になります。
日本人に生まれてよかった~って気分になります。
梅の素朴な美しさも好きですが、なんせ梅の季節はまだ寒くて・・・

②目玉焼きには何をかける?

塩。その次に醤油。たまにケチャップ。

③どらえもんから「一つだけ好きな道具をあげる」といわれたら何が欲しい?

もちろん「どこでもドア」
開けたら、帝劇。開けたら、日生。開けたら、四季劇場。きゃー!素敵!!
「タケコプター」は、私の体重では無理かと・・・途中で燃料が切れたらこわいし。

④あなたの好きな食べ物と嫌いな食べ物は何ですか?

主食では和食。白いお米が好き。
おやつは、プリン(おじゃる丸と一緒!)死ぬまでに一度は食べてみたい、バケツプリン♪
苦手なのは、極端に辛いもの。他の味が全部消えちゃうような辛いものはパス。
(私は、韓流の友達に誘われても、韓国には行けません)

⑤最近しあわせだなぁと思った瞬間はどんなとき?

『レ・ミゼラブル』の舞台で、全バルジャン、全ジャベール、全アンジョルラス、全マリウスに会えたとき。

⑥今一番映画(舞台)化して欲しい作品はなに(理想キャストもお願いします)?

「このふたりで観たい」と、作品を探して、思い出したのは、
竹宮恵子の『変奏曲』(知ってる人、いるかしら?)
主人公の天才バイオリニスト エドアルド・ソルティーは藤原くん。
その終生のライバルの音楽家 ヴォルフガンク・リヒターは井上くん。
井上くん(七三分けしてる)のピアノに合わせて、藤原くんがバイオリンを弾くシーンが観たい!!
・・・・・ああ~美しいだろうな~(妄想中)

⑦芸能人(有名人)と一日だけデートできるとしたら誰と?

もちろん!!・・・と言いたいところですが、デ、デ、デートなんて想像しただけで心拍数が上がって、翌日には絶命しているかもしれないので(笑)
デートではなく、透明人間になって、内野さんのそばに一日密着していたいです(ああ~なんて歪んだ愛なのかしら・・・

⑧好きな有名人が夢に出てきたときのことを教えてください。

内野さんは、ほとんど出てきてくれた(出演してくれた)ことがないのです
かなり前に、中学生の時ファンだった中村雅俊さんが、夢の中で私に向かって「妻とは別れるから」と言ったのです!!あんまりリアルでびっくりして目が覚めました。

⑨宝くじ当たったら何をしたい?

半分は、将来の老後に、充分観劇できるように貯金します。
残りの半分で、とりあえず、禅さんと吉野さんと岸さんのFCに入りたいです???

⑩通勤などの電車の中では何をしていることが多いですか?

通勤は、自転車なので・・・大抵は歌をくちづさんでいます。最初は鼻歌くらいが、気分がノッてくると・・・気がついたら、ファンティーヌになりきって泣きながら絶唱していたこともあります。(すれ違った人はいないと思うけど、もしいたら怖かっただろうな~)
通勤以外、電車に乗ってる時は、本を読んでいます・・・が、その直後大抵寝ていますね(笑)


次に受けとってくれる人にはこんな質問を。
(「自分の変えたい質問(上記記載の質問)を以下の質問に変えてください。」ということのようです。)


☆好きな芝居やミュージカルに出演できるとしたら、なんのなに役がいい?
☆好きな人からプレゼントされるなら、なにがいい?
☆あなたの座右の銘は?

ちなみに、私なら
☆今、一番やりたいのは、『レミゼ』のアンジョルラスについていく民衆役!!
☆欲しいのは、出演する芝居の最前列のチケット1年分、とか・・・?
☆座右の銘・・・「求めよ、さらば与えられん」???


さて、さて、次にバトンをお渡しする方ですが・・・
どなたか、「やってみたい!」方。どなたでも。

もしよろしければ、いつも遊びに来てくださる、
「けろちゃんの人生はいつもこれから」のあいらぶけろちゃんさん
「蒼色のとき~役者 井上芳雄に魅せられて~」のAoiroさん
いかがでしょうか?
・・・お返事お持ちしています



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2006年版『レ・ミゼラブル』勝手に、総括?

2006年05月04日 21時47分19秒 | 『レ・ミゼラブル』
昨日3日、『エリザベート』初日。
明日5日、『メタル・マクベス』(松本)初日。
・・・そうなのです。もう時はどんどん新しい時代へ向かっているのです。

4月中、どっぷりと浸かった『レミゼ』の舞台から旅立たなくては・・・
心残りを残さぬように、最後にもう一度だけ思い出させてください。

ダブル、トリプル、クワトロと(ピザのようだ・・・)とにかく演じる人がたくさんいたこの『レミゼ』それぞれに、“みんなちがって、みんないい”(by 金子みすず)舞台でしたが、本当にそれぞれでした。
欲望のままに暴走して、ひと月という短い期間に(2005年だって3ヶ月あったのに)4バルジャン、3ジャベール、3アンジョルラス、3マリウス、を制覇した、私の観劇人生でも記録的な公演でした。

それぞれのキャストにそれぞれの良さがあり、順位をつけることはとてもできません。
ただ、最後は結局好み!!・・・でした。
はい、自分の好みがすごくよくわかりました。・・・濃いもの好き、です。
美しいから、という場合だけでないことも判明しました。
それに、これだけ数観てしまうと、だんだん自分の理想ができ上がってきて、それに誰が一番近いか、というのもありなのね、というのもわかりました(♪だれのことだか~ご存知でしょうね~)

思い出すまま、順不同の雑感です。


バルジャン

☆山口バル
あいかわらず、美しい砂糖菓子のような、やさしいお声で歌ってくれました。ファンティ-ヌが、警察に連れて行かれそうになるのを助ける最初の第一声、♪どこかで~会った?・・・何度聴いてもここが一番好きです。こんな言葉でナンパされたら(絶対されないよ)すぐについて行くと思います(笑)

☆今井バル
見た目どおり、大きく包み込むような包容力があって、パパぶりは天下一品。本当にコゼット命!!(きっと、背中に小さく彫ってあると思う・・・)
長い牢獄暮らしですさんだ、アラクレっぽいとこも好きです。コゼットを迎えに行って、テナルディエ夫妻の前で凄むところは、なんだか気持ちいいくらい、キマッテました。人間くさいところが魅力的。

☆石井バル
熱くて野性的でした。でも、他のバルたちと比べると、スマートでカッコ良すぎるかな・・・
『レミゼ』の鹿賀さん版のCDではマリウス時代の美声が聴けますが、すっごいハンサム・マリウスです。2000回SPで禅さんが演じたように、どちらかといえば、個人的には、石井さんのマリウスが観てみたい。絶対まだまだOKだと思います。

☆別所バル
・・・言うことがありません。一番泣かされました。ひとつひとつの演技に、その裏にあるものが見えました。
もし、再演して続投してくれるなら、必ず会いに行きたいと思います。


ジャベール

☆鈴木ジャベ
真面目できちんとした印象は一番強いです。もしかしたら「職務の奴隷か!!」と言われるほど真面目なのはこの人かも。

☆岡ジャベ
・・・美しいです。自分の生き方に美学を感じました。怜悧な切れ者、という感じです。バルジャンに対しても、本当にいつも高圧的で「おまえはクズの24653~」というのがありあり。「自殺」は自分の世界を維持できなくなった果てのものなんでしょうな~

☆今ジャベ
バルジャンを、執拗に追いつづける、ねちっこさ?のようなものは一番強い気が。
でも、バルジャンを常に意識しているところはそのままジャベールのいらだちとしてよくわかり、「自殺」もそのいらだちから早く逃れて楽になりたい、というのがすごく伝わってきました。今ジャベの、アブナイ雰囲気は結構、かなり好きかも。


アンジョルラス

☆サカケンアンジョ
みんなのリーダー、でした。あのスコーンと通る声は、一番好き。
特に、「マリウス、少し休め」は何度でも聴きたい。
死に方も良かったな~小さいけど堂々としていて。

☆東山アンジョ
考えが深いところにある、と思わせるアンジョでした。立ってるだけでも絵になる美しさ。アンジョと同じくらい、結婚式の給仕さんの姿は目で追ってしまいました。

☆岸アンジョ
・・・(別記事参照)(笑)


マリウス

☆岡田マリ
オトナなのにかわいい。恋をしてほにゃほにゃするとこは別人に変身したかのようで、とっても、キュート。
バリケードで、バルジャンが「彼を帰して」と歌う時、他の二人のマリは腕を枕にして、まっすぐに寝るのに、岡田マリだけは、子猫が丸くなるようにうずくまって・・・一番年上なのに、可愛すぎるぞ!!

☆藤岡マリ
恋などしたことのないカタブツ・マリぶりがいいです。
その分、コゼットへの想いは一直線で、なにがあってもまっすぐいくぞ、という真面目さが好印象。

☆泉見マリ
とにかく甘い甘ちゃん。恋に浮かれる様子は天下一品。宇宙の果てまで飛んでいきそう
♪あっちでホイ、こっちでホイ、と頭の中、お花が咲いてる。ここまでやってくれるともう、どこまでもいっちゃってください、という感じ。
「カフェ・ソング」の♪友よぉ~は、昔、聴いた野口五郎に似ていなくもないような・・・


会えたキャストだけですが

ファンティーヌ

☆シルビアファンテ
真面目で健気なところがいいです。コゼットを思うお母さんっぽいとこも。

☆井料ファンテ
一番たくさん観たのに、やっぱりあのビブラートが気になって・・・
可愛さだけでない、激しさがわかって良かったです。


エポニーヌ

☆真綾エポ
一途で、健気なエポでした。・・・女のコそのものでした。

☆玲奈エポ
強がり。マリウスへの激しい恋を感じました。
・・・ふたりとも切ない。エポはせつないなあ・・・

コゼット

☆由佳コゼ
本当にマリウスのことしかないんだな~という感じでした。

☆たまきコゼ
どちらかといえば、バルパパとの愛情が深いような・・・♪パパ、パパ、どおしてなのぉ~から一気にパパの胸にすがりつくところが好き。


テナルディエ、テナルディエ夫人

☆佐藤テナ
最初は人のいいオヤジに見えて、実は腹黒い?
宿屋のシーンは楽しかったです。私も入りたい。

☆駒田テナ
最初から人のいいオヤジには見えなくて、やっぱり腹黒い(笑)
うさんくさそうなとこも良かったです。
 
☆瀬戸内テナ夫人
全部、こちらの方でした。もうテナ夫人が染み付いてます(笑)


アンサンブルさん

大須賀司教さまは、特徴がありすぎて目に焼き付きました。
あとで、レーグルになってもすぐわかります。(笑)

上條工場長は、「スケベな工場長」ぶりが毎回炸裂、ホントにイヤらしかったです。
コンブはかなりいいポジションですね。アンジョを見ると、目に入ってくるので、常に見ていたような・・・

阿部バベのお声はきれいだったな~いつか、マリウスで聴いてみたい・・・

伊藤グランは、いつもアンジョから一番遠いところにいて、かえって、アンジョの孤独を引きたてていました。「カフェ・ソング」で二人が一緒に微笑んでいるところはすごくうれしかったなぁ。



『レ・ミゼラブル』・・・素晴らしい舞台でした!!
次も、また新たな感動に、たくさん会えますように・・・





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『ライフ・イン・ザ・シアター』 4/30 (日) マチネ

2006年05月02日 20時15分28秒 | 舞台
千秋楽が近づくある日、私の目の前に舞い降りてきたチケット。
もちろん、迷わず、Let's go!!
しかも「ずっるい~!お母さんだけ、藤原くん見るのぉ~?私だって見たいよぉ」と、ごねる娘その2まで一緒。(・・・私は藤原くんを見に行くわけじゃなくて、決して藤原くんの、その、ナマ着替えを見に行くわけじゃなくて、・・・しどろもどろ、いいわけ

2006.4.30(日)13:00 千秋楽 世田谷パブリックシアター

ロバート  市村正親
ジョン   藤原竜也

ベテラン役者のロバートと新人のジョン。
幕が降りた劇場の楽屋。鏡に向かって座る二人。
芝居の出来を語るロバートに対し、ジョンは遠慮がちに言葉を合わせる。
尊敬とあこがれの入り混じる会話。一緒に食事に・・・というところへなかなか行き着かないあたりが、ロバートを大先輩として尊敬するジョンを物語っています。
その後も二人の様々な場面が。
板の上だったり、舞台裏だったり、衣装部屋だったり。
いつしか成長し、実力のついた俳優に育つジョン。
しかし、それとはうらはらに、確実に老いていく一方のロバート。
徐々に二人の関係も変化し始める・・・

くすっと笑いながら観れていたはずが、最後は胸が切なくて・・・

途中、誰もいない客席に向かってひたすら稽古するジョン。若いジョンは、伸び、育ち、それを阻むものなどなにもない。・・・そんなジョンをじっと見つめるロバート。その胸に去来するものは?
また、最後の場面。同じように客席に向かって挨拶するロバート。ベテラン役者らしい堂々とした語り。でも、そこには悲哀が漂っている。今度はそれを舞台の袖でじっと見守るジョン。・・・年老いた父親を見るような目。
“老兵は消えゆくのみ”そんな言葉を思い出して哀しくなりました・・・


・・・上手い。
二人とも上手いのです。
自然。演技であって、演技に見えない。
観せる。魅せてくれる。絶妙のセリフ、そしてその間。
演技ってこういうものだった、と思い出しました。

はじめて観る藤原くん。
なんてきれいな男の子なんでしょうか!若さにあふれてます!
そして・・・セリフが歯切れよく、いい。演じることがすごく自然体。
ジョンという、いそうな若者。だんだんとロバートにイラつき、疎ましく思う心の変化が手に取るようで。
TVでは何度か見てるけど・・・オーラがある。やっぱり舞台の人だな~

市村さん。
ストプレで観るのは、何年ぶりでしょう。お会いした舞台は、圧倒的にミュージカルの方が多いけど、「エクウス」や「エレファント・マン」・・・市村さんのストプレはいつもセンセーショナルで、密度が濃くて、後々まで印象深い。
心理描写を演じさせたら、ピカ一だと思う。
身体の硬い?演技もいいよね。沈黙が怖くて、ひたすらしゃべくりまくるとこは、地?ですか?
「怪我した」とあわあわ、指をくわえるとこは、ミョウにキュートで可愛かった・・・

月並みな言葉ですが、実に・・・いい舞台でした。このふたりの舞台でよかった。
カテコは、何度も抱き合って、それもほほえましく。舞台さながらの良き先輩と後輩。

そして、パンフレットは・・・まるで写真集!!
きゃあ~~っ!!藤原くん、美しい~!!
市村さんもいい表情です。年輪を感じる渋い魅力。
これから観られる方、1500円は、決して損はしません(笑)
・・・内容もとても濃くて充実。市村さんの昔からの活躍を知っているだけに、読んでいてうれしい。
“いい芝居って、お客の想像力をかきたてる芝居だと、思うようになったんです。”市村さんの言葉が胸にすうっと入ってくる・・・



さて、はじめて、ミュージカル以外の舞台を観た娘その2。
「ふたりとも、言葉がはっきりして聞きやすかった。・・・お父さんと息子みたいだったね。・・・藤原くん、きれいだった。市村さん、なんか・・・かわいいおぢさんだった」
(そういえば、蜷川さんも言ってたなあ、役者はカツゼツが良いこと。は、基本だって。)



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風薫る・・・

2006年05月01日 21時02分40秒 | 日常のこと
5月です。
ひと月ほど、週末ごとに日生フランス舞台に行っていたため・・・時差ボケ気味です。
ゆえに、もうすぐ始まる『メタル・マクベス』も『エリザベート』も今はまだ、なんだかピンとこないのです。
ダメ!ダメ!ダメ!目を覚ますのよ~~っ!!

と、いうわけで、やっとのことで「Top Stage」やら「Look at Star」やら本屋に行ってまとめて購入しました。
あっ、ちなみに「あかね空」も、です。

世の中、GWですが、私は平常通りの毎日なので、昼休みに読書しようと思ってます



コメント (2)
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