バリケードの上に立ち、はためく、革命の象徴・・・あのレッド・フラッグ。
そのフラッグにそっとくちづける革命のリーダー・アンジョルラス。
“神よ、我等に自由を・・・”
あの日から、もう何日も経つというのに、心の動揺がおさまりません。
♪どおぉ~したのよぉ、秋生っ~~?・・・(岸アンジョは~)知らないこと~多すぎたわ~~(笑)
・・・という感じでぼ~~っとしています・・・
『レミゼ』の最後の最後に観た、岸アンジョのお姿が・・・
頭の中でくるくるくる~~
・・・オチました。見事に。ええ、重症です(笑)
私の中の理想に最も近かった、アンジョルラス。
お会いできたことのうれしさと、いまさらながら、自分がどんなにこの『レミゼ』の中でひとり、この役を、特別に思っていたか、思い知ることになりました。
『レミゼ』をはじめて観たのは、初演の1987年。今から19年前のことです。
滝田バルジャンと、鹿賀ジャベール。
誠実と実直のかたまりのような滝田バル。そしてそのバルジャンを執拗に追い詰めていく憎らしいほど悪役な鹿賀ジャベ。(当時はそう思い込んでいました)
マリウスには、野口五郎。ファンティーヌは岩崎宏美。
ふたりは、群を抜いて歌が上手く(当然と言えば、当然ですが)それぞれの聖母のような「夢やぶれて」♪友よ~~ぉ!と絶叫の「カフェ・ソング」・・・覚えてます。
・・・聴いているだけで、涙があふれてきた歌穂さんのエポニーヌ。
“こんな小さい子が、こんな舞台ですごい演技をするんだな~”と、その死を泣いて観たガブローシュ(あとでわかったけど、実は少年・山本耕史だった)
・・・そんなこんなで、今思うと、すっごく価値のある舞台を観たものだと、思います・・・
でも、そのあとず~~っと舞台も映画も観ない、という子育てのみに追われた、我ながら枯れ果てた時代が続き、昨年2005年、本当に久方ぶりに『レミゼ』を観ました。
久々に観た『レミゼ』は感動!感動!感動!の素晴らしいもので、私はどっぷりと、この『レミゼ』によって、流す涙の心地よさに嵌ってしまったのでした。
はい、暴走しました~2000回SPまで、一気に駆け抜けました。
壮大な原作の素晴らしさ、親子愛、友情、そして神の御心?
それぞれのキャストの魅力、存在感、奥の深い不変のテーマが本当に感動的です。
バルジャンは神の御心のまま生まれ変わり、ジャベールはその哲学ゆえ自ら死を選び、そしてマリウスとコゼットは愛に生き、エポニーヌは報われぬ恋に息絶える・・・
どの役も、みな魅力があり、人間的で、惹きつけられてしまうのですが、中でも・・・アンジョルラス!!
・・・私は彼に惹きつけられ、その存在を特別な思いで見てしまうのです。
この『レミゼ』の中で、革命に生き、その思想のため命を落とす、若きリーダー・アンジョルラス。
彼の思いは、祖国・フランスの行く末、その未来にこそあるのです。
自分のことより、民衆のためにというアンジョルラスは孤高の人。
仲間たちと一緒にいても、ひとり常にその大きな背中に、民衆の自由、祖国の未来を背負っているよう。そして仲間たちとついに決起するアンジョルラス。
しかし・・・・・
「立つのだ!仲間よ! 世界に自由を!!」
最後の絶叫も虚しく、一生のきらめきを一夜に賭けた革命は無残にも儚く消えてしまいます・・・
・・・“ああ、無情・・・”
そのあと「犠牲者たち」に歌われる繰り返しのフレーズ♪変わらない、なにもかも・・・
私は胸が押しつぶされそうです。
アンジョルラスと仲間たちが、夢見た自由は・・・あの赤いフラッグに込められた彼らの思いは・・・
心が苦しくて、切なくて、私は嗚咽せずにいられません・・・
彼らの思いを忘れたくない・・・!!
アンジョルラス・・・LOVE!!
祖国の未来を思い、自由を求め、革命にその身を投じ、死んでいったアンジョルラスと仲間たち。
死を覚悟して最後の戦いに臨むアンジョルラスが見せた・・・フラッグ・キス
私はその時、私のずっと会いたかったアンジョルラスに会いました・・・
しあわせでした・・・
そのフラッグにそっとくちづける革命のリーダー・アンジョルラス。
“神よ、我等に自由を・・・”
あの日から、もう何日も経つというのに、心の動揺がおさまりません。
♪どおぉ~したのよぉ、秋生っ~~?・・・(岸アンジョは~)知らないこと~多すぎたわ~~(笑)
・・・という感じでぼ~~っとしています・・・
『レミゼ』の最後の最後に観た、岸アンジョのお姿が・・・
頭の中でくるくるくる~~
・・・オチました。見事に。ええ、重症です(笑)
私の中の理想に最も近かった、アンジョルラス。
お会いできたことのうれしさと、いまさらながら、自分がどんなにこの『レミゼ』の中でひとり、この役を、特別に思っていたか、思い知ることになりました。
『レミゼ』をはじめて観たのは、初演の1987年。今から19年前のことです。
滝田バルジャンと、鹿賀ジャベール。
誠実と実直のかたまりのような滝田バル。そしてそのバルジャンを執拗に追い詰めていく憎らしいほど悪役な鹿賀ジャベ。(当時はそう思い込んでいました)
マリウスには、野口五郎。ファンティーヌは岩崎宏美。
ふたりは、群を抜いて歌が上手く(当然と言えば、当然ですが)それぞれの聖母のような「夢やぶれて」♪友よ~~ぉ!と絶叫の「カフェ・ソング」・・・覚えてます。
・・・聴いているだけで、涙があふれてきた歌穂さんのエポニーヌ。
“こんな小さい子が、こんな舞台ですごい演技をするんだな~”と、その死を泣いて観たガブローシュ(あとでわかったけど、実は少年・山本耕史だった)
・・・そんなこんなで、今思うと、すっごく価値のある舞台を観たものだと、思います・・・
でも、そのあとず~~っと舞台も映画も観ない、という子育てのみに追われた、我ながら枯れ果てた時代が続き、昨年2005年、本当に久方ぶりに『レミゼ』を観ました。
久々に観た『レミゼ』は感動!感動!感動!の素晴らしいもので、私はどっぷりと、この『レミゼ』によって、流す涙の心地よさに嵌ってしまったのでした。
はい、暴走しました~2000回SPまで、一気に駆け抜けました。
壮大な原作の素晴らしさ、親子愛、友情、そして神の御心?
それぞれのキャストの魅力、存在感、奥の深い不変のテーマが本当に感動的です。
バルジャンは神の御心のまま生まれ変わり、ジャベールはその哲学ゆえ自ら死を選び、そしてマリウスとコゼットは愛に生き、エポニーヌは報われぬ恋に息絶える・・・
どの役も、みな魅力があり、人間的で、惹きつけられてしまうのですが、中でも・・・アンジョルラス!!
・・・私は彼に惹きつけられ、その存在を特別な思いで見てしまうのです。
この『レミゼ』の中で、革命に生き、その思想のため命を落とす、若きリーダー・アンジョルラス。
彼の思いは、祖国・フランスの行く末、その未来にこそあるのです。
自分のことより、民衆のためにというアンジョルラスは孤高の人。
仲間たちと一緒にいても、ひとり常にその大きな背中に、民衆の自由、祖国の未来を背負っているよう。そして仲間たちとついに決起するアンジョルラス。
しかし・・・・・
「立つのだ!仲間よ! 世界に自由を!!」
最後の絶叫も虚しく、一生のきらめきを一夜に賭けた革命は無残にも儚く消えてしまいます・・・
・・・“ああ、無情・・・”
そのあと「犠牲者たち」に歌われる繰り返しのフレーズ♪変わらない、なにもかも・・・
私は胸が押しつぶされそうです。
アンジョルラスと仲間たちが、夢見た自由は・・・あの赤いフラッグに込められた彼らの思いは・・・
心が苦しくて、切なくて、私は嗚咽せずにいられません・・・
彼らの思いを忘れたくない・・・!!
アンジョルラス・・・LOVE!!
祖国の未来を思い、自由を求め、革命にその身を投じ、死んでいったアンジョルラスと仲間たち。
死を覚悟して最後の戦いに臨むアンジョルラスが見せた・・・フラッグ・キス
私はその時、私のずっと会いたかったアンジョルラスに会いました・・・
しあわせでした・・・