秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

「遠い場所へ どこか」

2006年01月10日 23時22分13秒 | 『ベガーズ・オペラ』
連日の観劇から、2日がたち、現実の世界へ戻って日々真面目に?仕事をしています。
が!!ふと気がつくと、口ずさんでいる歌があります。

・・・♪旅を続けよう~世界の果てへと~

そうです。それはあの50分も待たされた挙句、やっと登場したかと思えば、かわいいポリーといちゃいちゃしたすぐそのあとで、縛り首になってはたいへん!とその場を逃れようとするマクヒースがポリーに歌う・・・あの歌です。ぜいぜい・・・(相当、根に持っている?)

別れていく恋人にささやくように歌っていたあの歌、あのメロディ。
内野マクヒースの最初のソロだったからか、それとも思いがけないほど、その声が優しかったせいか・・・とにかく私の脳裏に焼きついてしまいました。

あの『箱根強羅ホテル』の子守唄のときもそうでした。
なぜでしょうか。内野さんの持つ役者としてのイメージがけっして弱々しいものではなく、どちらかといえば荒々しく、激しい何かを感じさせるせいでしょうか。
こんなふうに包み込むように優しい、春の光のような暖かさを感じるお声で歌われると・・・なんだか心に浸みてきて・・・
うまい、ヘタ、ではなく、胸がドキドキ、素直にいいなあ、と思ってしまうのです。

はい、そうです。私は実は声フェチです。(笑)
小学生の時、ラジオから流れてくるDJの甘く渋いお声にあこがれて、その人に自分の名前を読んで欲しくて・・・リクエストのはがきをたくさん書いた記憶があります。
目に見えるすてきなものもいいのですが、耳から聞く音、そして声の優しさ、暖かさ、ぬくもり・・・そんなものにとても惹かれてしまう自分がいます。

井上くんの透明感のある、澄んだ穢れなき美しいお声も
山口さんの迫力あるダイナミックな、そのうえ砂糖菓子のように甘いお声も
時として好きですが、
私は、内野さんの雄々しく、優しく、鋭く、柔らかなあの声が、もっと言えば、「・・・・・」声にならない声さえもが、めっちゃくっちゃ、好きなんですーーー!!

舞台の上での演技上の声であっても・・・・愛を感じます。(あああぁ~ポリーになりたい
「遠い場所へ どこか」私も連れて行ってください・・・







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ベガーズ・オペラ』1/8(日)

2006年01月08日 23時52分42秒 | 『ベガーズ・オペラ』
2006・1・8(日)17:00 日生劇場

本日、晴れて初日です。

マクヒース 内野聖陽      トム/フィルチ 橋本さとし
ポリー・ピーチャム 笹本玲奈  ルーシー・ロキット 島田歌穂
ピーチャム 高嶋政宏      ミセス・ピーチャム 森公美子  
ロキット 村井国夫       老役者 金田龍之介  
ほか

昨夜の舞台の感想はクリアーして、新たな気持ちで観よう、と決めていました。
だって、正真正銘!これが初日!なんですもの。
ネタばれします。まっさらな気持ちでこれからの舞台を観たい方は、読まないでください。

この舞台、幕というものがありません。
最初から物々しい衣装に身を包んだ老役者が舞台上にいて、SS席の観客に命じて、舞台の上を、掃除させたりします。
いつの間にか、客席のあちこちから乞食の一座の面々が集まってきて、芝居は始まります。

ピーチャムとミセス・ピーチャム。
狐と狸?いいコンビネーションです。
娘のポリーはお年頃。実は、追いはぎのキャプテン・マクヒースと結婚してた?
・・・というところから騒ぎは始まります。
結婚のなんたるか、をそれぞれに語る二人が楽しいです。ドキッ!とするほど 言い得てミョウ、なんて言葉があったりして(笑)

・・・今更ながら、あえて書かせていただきますと、わたくし秋生は、内野さんのファンです。(なにを、いきなり!?)
昨夜のゲネプロで、なぜあんなにイライラしたか、待ちくたびれたか、それは内野さん演じる主役マクヒースが、始まってからずっーーーと、50分も登場してこなかったからです。しかも2階席の私にはマクヒースが舞台上に作られた下手2階部分のボックス席の中にいた、などというのは見えず、わからず・・・
“いつになったら出てくんの!”という思いで1幕から疲れてしまったのでした。(これで、かなりテンションが下がった)
でも!今日はどこにいるかわかっていたので、オペラグラスで時折(つうか、かなりな時間)その、ワイルドなヘアとお髭の生えた横顔などを見つめていたりできたので、それほどのストレスはなかったです。(笑)

そして、やっと登場!内野マクヒース。
恋するポリーと、ラブラブにゃんにゃん(言い方古!)
「おまえだけだ」みたいなセリフとともに1幕ラスト15分はポリーとめくるめく二人の愛の世界へ・・・玲奈ちゃんの“怖がらない?ラブシーン”(結構、積極的!)で、なかなか盛り上がってました・・・(が、私の心中は複雑)


2幕。
酒場の男たちの場面から。
真っ赤なコートを着て男たちの中に立つマクヒース。
ちょっと、ヒーローっぽくてカッコいい!でも、これから手下の男たちを引き連れて、颯爽とお仕事(追いはぎ)か~と思ったところが、ピーチャムに見つけられたら死刑だ、という理由で身を隠すことに。
私としては、キャプテン・マクヒースの「動くな、金を出せ!」なんてハードボイルドっぽいシーンを見てみたかったな~
「オレは女が好きだっ!」と隠れ家になじみの女たちを呼び寄せるマクヒース。
まあ、よりどりみどり、様々なタイプがいて、まるでハーレム。
こっちのおねえさんとあ~んなこと、あっちのおねえさんとこ~んなこと、男の欲望丸出しのやりたい放題、し放題。(また、この時のマクヒースの声が、なんともエロ親父っぽいんだな~うわぁぁ)
布で目隠しして、女の子をつかまえようなんてお遊びは、討ち入り前の大石蔵之助か~?(すいません、とっさに、この場面がリンクしちゃったの~)
とにかく男なら、きっとだれでも一度はしてみたいご乱行?
選ばれしその日のお相手は、入絵加奈子さん演じるジェニー・ダイバァー。
なんか、舞台の上だというのにすっごいことになってて・・・ちょっと子どもには見せられない~私でさえドッキドッキなんだから・・・
でも、そこへピーチャムが踏み込んできて、マクヒースは囚われの身に。
要するに、女に売られちゃったのね。・・・愛しい男であっても、いつでも憎い男になりうるということね・・・かわいそうに。博愛主義も適当にしとかないとね~

ニューケイドの監獄で待っていたのは看守長のロキット。そしてその娘のルーシー。
実はルーシーはマクヒースを愛していて、彼の子供までおなかにいるのです。
でも、ポリーと結婚したマクヒースをルーシーはなじるわ、責めるわ・・・この辺は当然でしょう。そこに現れるポリー。
ルーシーの機嫌を取ってポリーに冷たくするマクヒースには、男の姑息な身勝手さが見えて、ちょっとムカッ。
それからルーシーとポリーの、マクヒースを巡っての熾烈な戦いが・・・
ルーシーとポリーのツインなお歌を聴きながら、“うわあ~ぃ!新旧エポがハモっているよ~♪”と、うれしかった私。
ピーチャムに連れ戻されてしまうポリー。マクヒースに哀願されて、彼を逃がすルーシー。その時の「・・・あたしが命をあげる。そして、あんたはあたしを愛してないけど、感謝はして」とっても印象に残りました。
ああ~そうなのよ~恋する女って本当にばか。わかっていても許してしまうのよね・・・

そして3幕。
マクヒースを逃がしたことで、父親のロキットから激しく責められるルーシー。
訪ねてきたポリーにネコイラズ入りのお酒を飲ませようと画策するルーシー、コミカルで楽しかったです。
うまいこと逃げたはずが女のところに立ち寄ったが為にまたまた捕まってしまうマクヒース。懲りない奴。
も~う、絶体絶命、縛り首になるべくロープを首に巻かれるマクヒース。
・・・・・・。


昨日、あれほどなんだか不満だったくせに、こう言っちゃ~なんですが、今日は、素直に楽しめました。
実は、昨日のゲネプロは私の中で期待度が高すぎて、舞台にしてもマクヒースにしても、自分なりの理想がいつのまにかできていて、それを壊された気がして、がっかりしてしまったのです。
はっきり言えば、マクヒースに関しては勝手に「女が放っておかない男」をイメージしていました。ところが舞台の上のマクヒースは「女を放っておかない男」。それが許せなかった。(これって、ただの女ったらしじゃない!?)
でも、一度全部を壊して、新たに積み上げていく気持ちで、今日の舞台を観たら、昨日の感想とはまた違う感想が生まれてきたのです。
ああぁ~やっぱり、舞台って“なまもの”なんだわ~・・・実感しました。

観るこちら側ばかりではありません。
創るあちら側、ここもなんと!昨日と今日の違うこと!!
どちらも熱く、ある種の興奮、ある種の高揚があるのは当たり前ですが、たった一夜で昨日よりみなさん、役に更に馴染んでいらっしゃる!!すごいわ~
初日、ということで、カーテンコール(幕はないんですがね)では、ケアードさんはもちろん、装置、照明、音響、衣装と、この舞台を創るのに携わった、スタッフの方々が舞台に上がり、満場の拍手を受けられました。
そんなところも、いいなあ~と思いました。
この次、観にくる時までに、難しいパンフレットをしっかり読んで、また違う新たな気持ちで観たいと思います。







コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ベガーズ・オペラ』プレ・初日

2006年01月07日 23時59分37秒 | 『ベガーズ・オペラ』
行ってきました。公開稽古。事実上のプレ・初日です。
・・・見終わって、個人的意見ですが、「3時間40分は、長いよ~!」です。
間に2回、休憩20分と10分をはさんでいますが、それにしても長い。
仕事帰りのソワレでは、集中力が途切れてしまいそう・・・

ゲネプロにもかかわらず、本番さながらの最終稽古?おそらくこんなことは今までなかったでしょうから、役者さんたちも、なかなか熱いです。
途中で中断なんかもあり、と聞いていたのでパタッと音楽が止まってしまったりするのかしら?と思っていたけど、そんなことはなく、“乞食たちが一夜限り舞台でオペラを”という設定なので、半分はこれも演出?という箇所もありました。

内容については、触れずにおきます。(まだ初日前ですものね~)
気になる内野マクヒースのお色気ビーム・・・
私は2階のさらに上のほうから観ていたので、はっきりとは見えないところもありましたが、ステージサイド席、もしくは1階前方で観られる方は、
・・・おいしくて、目のやり場に困って、悔しくて?ちょっとストレスたまりそう・・・な感じでした。
「誰もが心を奪われる男前」ですから多数の女性とラブラブなシーンもあったりするんですが・・・(「誰にでも愛をささやくフラチ男」の方が当たってる気が・・・
一言で言うなら・・・ヤングエドモンならぬアダルトエドモン!!でした(笑)
(あとは実際にご検証ください)
欲を言えばなぜ女が放って置かないのか、その辺のエピソードや、男のダンディズム?が見たかったな~
とはいえ、ステージサイド席に座って、じーっと見つめられちゃたり、歌の合い間に手なんか握られちゃったり、最後はステージに引っ張り出されてダンスなんか踊っちゃた日にゃ~・・・翌日絶対、再起不能だと思います。
どうしよう~!この期に及んで怖くなってきました・・・

まあ、とはいえ、貴重なゲネプロなんて体験ができて、うれしかったです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに

2006年01月06日 23時57分07秒 | 『ベガーズ・オペラ』
さすがに緊張してきました。
(初めての体験、だもんね。)
初日の前の最終通し稽古。
私がこんなにドキドキしているのですから
演じて、魅せる役者さんたちはどれほど緊張していることでしょうか。

ああ~明日の仕事はきっと手につかないことでしょう。
何事もなく無事に劇場に到着できますように!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイムカプセル?

2006年01月04日 23時31分32秒 | えとせとら
元旦から天気が悪く、やっと晴れた昨日、気になっていた両親のお墓参りに行きました。(いつもは、元旦に行きます)
私にとっての、お正月の恒例行事をひとつ終え、ほっとしたのもつかの間、明日はもう仕事初め!
今日しか休みはない~?
元旦、2日とあまりにものんびり過ごしすぎたので、リハビリも兼ねて、暮れの大掃除で、手をつけたものの、放り投げてしまった雑誌の片づけをしました。

そうよ。とにかく、分けて、捨てて、まとめて、しまえばいいのよ!!
・・・と、お気に入りの音楽などBGMにして、やり始めたのですが・・・粗方どうにか片付いた部屋に、まだひとつ、古びたダンボールがあることを、忘れていたのでした。
実は、その中身はむか~~し観た舞台や、映画のパンフレット諸々。
“だ、だめ、それを開けちゃ~~”と心の中で自分に言ったのに・・・開けてしまいました・・・

生まれてはじめて観た芝居は、俳優座の『ハムレット』。ハムレットは山本 圭さんでした。当時、短大生で自分の将来に不安だった私にはあの名セリフ「生きるべきか、死ぬべきかー」、(この時は、「このままでいいのか、いけないのか?」と訳されていました。)これはそのまま、自分への問いかけのようで・・・芝居を観て、悩みました(笑)そんな真面目さが私にもまだまだあったのですね。
それから先輩に連れて行ってもらった、東京キッドブラザース。ダンスがカッコよくて~柴田恭平さんは一度だけ観ました。TVに出始めた頃かな?
そして、なんといっても、1980年代前半の劇団四季の舞台。
私を、ミュージカル大好きにひき込んだ初・ミュージカル『コーラスライン』ほか『オリバー』『エビータ』『エクウス』『エレファントマン』『キャッツ』・・・

『コーラスライン』・・・衝撃的でした。舞台の上には一本の線上に並ぶ17人のレオタード姿のダンサーたち・・・劇場のどこからか、語りかけてくる演出家・ジャック。(・・・そういえば先日、『ジキハイ』で観た、浜畑賢吉さんでした
マイク役は、今ジャック役の飯野おさみさん。
ディアナ役は、久野綾希子さん。
そして、最後に怪我をして踊れなくなってしまうポール役に、市村さん。
市村さん・・・線が細くて、どこか病的で、屈折した暗い感じが・・・よかったな~
いやいや、なんとおなつかしい・・・

そして、当時のトレンド、つかこうへいさんの『熱海殺人事件』『蒲田行進曲』。
野田さんの夢の遊眠社の『走れメロス』『大脱走』『ゼンダ城の虜』。
個人的に夢中になったMr.SLIM COMPANY、アングラと呼ばれた唐さんのこわーい芝居。(冒頭でいきなり首吊りとか出てくるの!)
大ヒットしたオンシアター自由劇場の『上海バンスキング』。吉田日出子さん、かわいかった~!

そして最後に観た『オペラ座の怪人』の山口ファントムの迫力!!まだまだ若造の石丸ラウルの初々しく、すがすがしかったこと!!

・・・ああ~ダメだ~片付けどころじゃない~!!
思い出のつまった、タイムカプセルを開けてしまったようです~!

あ、そうそう、パンフ見て思い出した!!
『キャッツ』の初演で、真っ白な、でか白にゃんこの山口さん(=ラム・タム・タガー)を観ました。女の子にゃんこをはべらせて♪御無~、御無~御無用~~と歌ってました。あら?今見ても、パンフレットからはみ出そうにでかい・・・(笑)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージカルCD

2006年01月02日 23時16分45秒 | えとせとら
昨日、井上くんのDVDを見ていたら、無性に『エリザベート』が思い出されて、恋しくなり、今日は『エリザ』のCDをずっと聴いて過ごしました。
娘その1、曰く「同じ舞台を何度も観るのも、信じられないけど、ましてや音楽だけ聴いててどこが楽しいの?」
・・・たしかに、興味のない人から見たら、ちょっと?かもしれませんが・・・
私と、ミュー・ヲタの娘その2はそれが楽しくて、気がつくとCDに合わせて歌っているミュー・カラオケ?好きです。
聴き込みすぎて、次のセリフまで先に言えちゃう娘その2には、私でさえ、時々「・・・・・」となりますが。
『エリザ』の2001年版は舞台のライブ版なので、もちろん舞台と同じように話が進み、セリフも入っていて映像こそないものの、舞台が家で楽しめるわけですが・・・
このCDを聴きながら、覚えたセリフの数々で、なんと多くの会話を楽しんだことでしょうか。
ある時は
「お母さん、このプリン食べていい?」「許可する!」
「お母さんのも、食べていい?」「・・・却下!!」
ある時は
「・・・♪最悪の事態に~陥ってしまったんだ~ぁ」
「・・・なんなの!このテストの点は~!?」
・・・と、まあそんな、こんなで楽しめました!?(ホントにこれでいいのだろうか?)

耳から聴く舞台。
そこからまた、あの数々の舞台の感動の場面がよみがえってきます。
いい舞台を観た、と心が満ち足りた思い出さえも。

また、時折聴こう。
『エリザベート』・・・決して忘れないけれど、私の中で色あせて欲しくない思い出の舞台。再演するたびに進化した内野トート。その度に心を奪われ、何度となくめまいにも似た興奮と感動をくれた私のトート。
DVDではないのが残念だけど、こうして“音”として私の手元にあることは本当に感謝しています。
でも・・・できることなら2005年版、出してください。
(もう一度井上ルドに会いたいよ~)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『星に願いを』

2006年01月01日 23時55分41秒 | 井上くんらぶ
見ました。そして聴きました。(以下、ネタばれです)
井上くんの2005年9月コンサートDVDです。
タイトルにあるように「星」にちなんだ曲で構成されています。
舞台、というかステージはあの、なつかしいアートスフィア。ステージは落ち着いた夜空を思わせるシックな色調で、井上くんに当たるライトもどことなく控えめで、大人っぽい感じ。むふふ。
丁寧なご挨拶のあと、突然始まった一曲目は「Star」・・・なんだかとても若いジャベールで(笑)う~ん『レミゼ』で井上くんが演じるとすればマリウスしか思い浮かばないので、違和感の方が先にたってしまい・・・
次の「星から降る金」・・・こっちの方がドレス姿を想像して楽しいかも・・・(いや、そういうことじゃなくてね)
とにかく美しい歌声が続きます。MCもたっぷり。歌に愛情を込めて、時にうれしそうに、時に思いを伝えるように、時に涙を浮かべそうになりながら、熱唱してくれました。
ああ~ぁ、直に聴きたかった!!
2005年9月。
『モーツァルト』を演じながら、翌週からは『エリザベート』のルドルフ、というハードなスケジュールの間のソロコン。
たいへんだっただろうな~
ゲストの笹本玲奈ちゃんとはミュージカル・ナンバーから何曲か・・・
「The Phantom of The Opera」や「The Last Night of The World」も。
やっぱり、ただ歌うだけじゃなく、演じながら歌う、っていうのがいちばんステキでした。水を得た魚のよう。さすが!ミュージカルの申し子!!
歌だけでなく玲奈ちゃんとは、爆笑トークや、素晴らしいポップでノリノリのダンスまで見せてくれて、6月に共演する『ミー&マイガール』も、とっても楽しみ!
“ルドルフを思い出そう”っていうコーナーもおもしろかったです。
なんと『エリザ』での登場シーン。(思い浮かべてみてください)
「おはようございます、皇帝陛下」「待て!ルドルフ!・・・」と、井上くん、ルドルフとフランツとの2役で進んでいくのです。
サイコー!!・・・実は『エリザ』での、最初のこの登場シーン、私的に2005年の井上ルドの、どのシーンよりも印象に残っているシーンで(笑)なんだかうれしくなってしまいました。
「BELIEVE」はなんだか感動してしまって、ちょっとうるる・・・
なぜって、この歌、娘その2が小学校の合唱クラブ時代、何度となく聴いて、その度に涙が止まらなかった思い出の曲で、本当に感動的なのです。

井上くんの口元がアップになるたび、一緒に見ていた娘その2は「合唱クラブの先生が言ってた口の開け方だ~ぁ!」と感動してました。(・・・それ、かなりレアな見方じゃ・・・?)
そして私が「井上くん、かわいい~」とつぶやくたびに「かわいいだけじゃないの!カッコいいの!!」と訂正されました。・・・す、すみません
娘その2に言わせると井上くんの魅力は、なんといってもあの伸びやかな美しい声ですが(うんうん)、高音部でファルセット(裏声)に切り替わるときの自然さがいいそうで(???)、歌うときの姿勢のよさと、高揚して手振り、身振りがついた時の腕の伸ばし方が男らしくて、なおかつ、力を込めた指先のきれいなとこがいいんだそうで・・・(細かいよね)
うわあぁ~やだ~私とほぼ同じ・・・うっそ~!親子だなあ~と思ってしまいました(笑)

ああ~心静かなお正月になりました。
『星に願いを』・・・願わくば、今年は井上くんのコンサートにも?行けますように。(ゼイタクですよね・・・)


(・・・さりげに、今年から井上くん専用のカテゴリーを増やしてみました





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たな年に

2006年01月01日 13時01分07秒 | えとせとら
新年明けましておめでとうございます。

2006年、また新たな気持ちで、一歩を踏み出そうと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

さてさて、今年はなんといっても『ベガーズ・オペラ』で始まります。
今回、初めて“初日”というのを観ます。ドキドキ!
・・・が、なんと!!
例の5分で撃沈した7日の“公開舞台稽古”チケットが私の元へ!!
なんというラッキー!!
お声を掛けて、譲ってくださったお友達にありがとうを100回くらい言いたいです!!(さんきゅ!!kさん!!)
・・・内野マクヒースのお色気ビーム、のみならず、こじきエネルギーをたっぷり感じてきたいと思います。

我が家のお正月・・・
いたって平和なものですが、息子は昨夜から、バイトで帰ってきません。娘その1は、お雑煮を一杯食べると、早々に部活の強化練習に出かけていきました。
残された、娘その2と私はこれからお年玉代わりの?井上くんのコンサートDVDを、見ます~!
ああ~至福の時・・・

では、みなさん、今年もよろしくお願いいたします!!
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする