秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

安息日です・・・

2005年12月18日 21時30分24秒 | 日常のこと
公私共々、目いっぱいのスケジュール(公・・・娘の個人面談、学校の校外委員の集まり、会社の忘年会)(私・・・芝居観劇)をこなした今週一週間。
さすがに疲れて、本日は安息日、と決めていました。
やっと購入した「Top Stage」と「Look at Star」・・・ゆっくり、じっくり眺めていました。
なんだか、すごくお久しぶりな気がする内野さんのあの目線(!)とあの横顔の顎のライン(?)に・・・なんかドキドキ。
やっと届いた聖陽流からのチケットは、ステージサイド席!・・・なんだか、今から緊張してきてしまい、軽い動悸が・・・。
本当にあと3週間ほどなんですよね。
毎日が飛ぶように過ぎていくこの師走、とにかく体力温存!しかありません。
とにかく、睡眠かな・・・
と、言いながら昼間は仕事が山積み、家に帰れば家事も山積みで自分の時間を作るのは結構たいへん。
世にはテキパキと用事を片付けられる方々もいらっしゃるのに。・・・たぶん私は、いろいろなことがうまくできない“ヘタ”なタイプなんでしょうね。・・・ゲッ?これってのびた?

・・・ああ~ドラえもんと友達になりたい~!!




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『贋作・罪と罰』 12/17 (土) ソワレ

2005年12月18日 01時37分50秒 | 舞台
2005.12.17(土)19:00 シアターコクーン

今年、最後の観劇です。
真冬モードの渋谷。その昔、私の学生時代(いつの頃だ~?)青春を謳歌した街。すっごい人、人、人。あらららー東急まで、こんなにかかったっけ?身動きもとれないほど混み合った文化村通りを抜けて、シアターコクーンへ。

・・・野田さんの芝居を観るのは何年ぶりでしょうか。
実は、私、若かりし頃、野田さんの「夢の遊眠社」の大ファンで80年代はずいぶん通い込んでいました。
当時、東大出の野田さんが創る芝居というのがどんなものなのか、すごく興味があって、新しい演目が発表されると、こぞって観に行きました。
まるで言葉遊びを楽しむかのようなセリフの数々、舞台の上をピンポン玉のようにところ狭しと弾けまくる役者たち。知性だけでなく体力さえもが群を抜いていた野田さん。「来年、もしも今年に比べて15cm飛び上がれなくなったら、芝居は辞める」と言っていたコメントが印象的。それほどにパワフルな舞台だったのですよ。


『贋作・罪と罰』
 
松たか子  古田新太  段田安則  宇梶剛士  美波  マギー
 右近健一  小松和重  村岡希美  中村まこと  新藤健太郎
 野田秀樹

ボクシングのリングのような、シンプルなスクエアの舞台がどーんと中央に。
でも、ひとたび、幕が上がれば(幕なんてないんだけど)いやいや、ハイテンションでアップテンポ。
・・・野田芝居の健在ぶりを再確認し、懐かしさと、今また新鮮な刺激を感じました。
言わずと知れた「遊眠社」時代からの段田さんは、水を得た魚のよう。
舞台ではお初の古田さん。存在感があっていいよ~。
宇梶さんは、とにかく迫力がありました。

原作の『罪と罰』ドストエフスキー・作
多感な高校生時代に苦戦しながら、読みました。
・・・まずは登場人物の名前!・・・ロシア文学はとにかく名前がめんどくさい!
そのうえ、「高尚な理想のための殺人は許されるか」などと、とにかく問題定義内容が重厚すぎ!・・・でも、苦労して読んだ分だけ、心に残る作品ではありました。

野田さんの脚本・演出は時空を超えて、パラレルな世界へ飛びながらも基本がきっちりあるところが好き。難しいのだけれど、なぜかわかるような気になる。
マシンガンのように繰り出されるセリフの連射も、はっきり聞き取れて、ちゃんと、ボケとツッコミのように、受け皿のある安心感があるの。
実はかなり、哲学なのだけれど、そう感じさせないうちに、気がつくともう引き込まれている・・・
さすが、天才にして、奇才。
それに、空間のマジックとでも言うか、
柱ひとつで部屋ができ、その平行移動に音が加われば、扉の開け閉めになる。
昔よく観た、小劇場ならではの演出がうれしいなあ。(最近は豪勢な装置が続いたし・・・)

あっという間の2時間。退屈なんてしているヒマはありませんでした(笑)
楽しかった~!!

今年も、たくさんのお芝居、ミュージカルが観れました。
演劇の神さまに?感謝!!






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『花より男子』最終回! 

2005年12月16日 23時52分51秒 | ドラマ
・・・さて、ついに開幕、TOJ。
偶然やら、機転やら、ラッキーやらで、うそみたいだけれど最終審査に残ったつくし。
好敵手は、どう見ても勝ち目のない、完璧なお嬢様・栗巻あや乃。(しかも道明寺のフィアンセだって~?)
最終審査は、良妻賢母を競う、ということで子供たちと、遊びましょう!というもの(なんや、そりゃ)
いち早く、子供たちの心をゲットするあや乃に対して、出遅れたつくし。
そして、そこには鼻持ちならない、どこかで見たような4人のガ・・・いや、男の子たちが。
生意気な子供たちに、いつの間にか普段どおりの自分で接するつくし。
・・・結果、子供たちはつくしの方へやってきて、最後はみ~んなで遊んでしまう。

優勝は、あや乃。でも、つくしの健闘振りを会場の誰もが認めて“つくしコール”が響き渡る・・・
つくしの準優勝のパーティが学校で行われるが、そこに道明寺の姿はない・・・
つくしが優勝できなかったら、ニューヨークに留学すると約束させられていた道明寺。
つくしに手紙を書き飛行機に乗り込む道明寺。追いかけて走るつくし。(ああ、やっぱり若い子は体力あるなあ~)

夕日の中のラブラブシーン。
「ありがとう、いつも、私を信じてくれて。守ってくれて。」・・・

そうなんです!私がいちばんいいなあ、と思っていたのは道明寺のつくしへの想いは、いつも、「オレは牧野を信じる」「おまえはオレが認めた女だ」・・・
“好き”の前に、“愛してる”の前にまず、信じる、認める、そして大切にする、気持ちがあること。

カッコいい男の子たちが目の保養になったのも事実だけど、なんだか、人を好きになる時の基本を、思い出させてくれるとこが、よかったのかな~

結局、道明寺はニューヨークに行ってしまったけれど、二人はお互いの気持ちをキチンと伝えて確認しあえたから・・・この先、続編とかも、ありかな?楽しみ~

おまけ・・・このドラマで覚えた若者言葉。
「ありえない~つう~の!」
(ああ、やっぱり私が言ってもサマにならないわ・・・
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『1リットルの涙』

2005年12月14日 22時39分12秒 | ドラマ
最初から見ていたわけではありません。
青春まっただ中のかわいらしい女子高生が、病気になって、身体が動かなくなってやがては・・・(しかも実話!)
・・・ダメです。かわいそう過ぎて絶対に泣いて見ることになるだろう、とわかっていたので、あえて見ずにきたのです。
なのに・・・この3回ほど娘その1が、あまりにも真剣に見ているのでつい、一緒に見てしまったのです。
・・・予想通り、毎回、号泣してます。

先々週の、クラスのみんなの前で話す亜也、養護学校へ転校することを決意して、学校に別れを告げる亜也、・・・どんどん病気が進行していく亜也、昨日までできたことが、今日はできない。
一生懸命に“書くこと”で、自分を保とうとする。生きていよう、とする亜也。
そして、その亜也を支える家族、友人、先生、誰もがみな苦しみ、悲しみ、亜也の回復を願います。

そして、その中でも亜也の学校の同級生として登場する「麻生くん」を演じる錦戸 亮くん。
・・・私はこのドラマから彼のファンです。(キッパリ!)
ジャニーズの子だというのは知ってたけど、どのグループに所属してるんだろ?
・・・こんな程度です。(笑)・・・だってジャニーズってみんな同じに見えるんだもん・・・
昨日の麻生くん、亜也から別れ際にもらった“ラブレター”を無言で読むシーン・・・別れの決心が綴られた、あまりにも哀しいラブレター。・・・とつとつと、ただ静かに手紙を読むのですが、涙が~!本当につつつっーっと頬を伝っていくのです。幾筋も、ただただ静かに・・・なんといったらいいのか・・・いいっ~!!いい~んです!!
邪な気持ちではありません(ホント?)すごく純粋に、感動的だったのです。
男の子が泣く姿がこんなに純だったとは・・・
う~ん、彼の役者としての将来が楽しみ♪
そして、来週はどうなるんだろう?最終回?ああ~バスタオル準備!?かな・・・


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『ジキル&ハイド』 12/11 (日) マチネ

2005年12月12日 23時50分19秒 | 舞台
2005・12・11(日)13:00 日生劇場

来年1月のために?日生劇場に行って来ました。
なんと、13年ぶりです。最後に観たのは四季の舞台『オペラ座の怪人』山口ファントム&石丸ラウル、という今や伝説のような取り合わせでした。
通いなれた?帝劇から少し離れた日生劇場。隣は東京宝塚劇場。(『ベルばら』のポスターが!フランス国旗を手にしたオスカル様に、見とれてしまいました・・・)

さて、日生劇場。『ジキル&ハイド』です。

ジキル/ハイド  鹿賀丈史
ルーシー    マルシア
エマ      鈴木蘭々
アターソン   石川 禅
カルー卿    浜畑賢吉

19世紀のロンドン。医者のジキルは父のため、人類の幸せのため、「人間の善と悪を分離する薬」を研究し、上流階級の人々が集う理事会で人体実験の許可を求めるが却下され、娼館パブで出会ったルーシーの言葉から、自らが実験の対象として薬を試すことに。
その結果、別の人格のハイドが現れ、凶暴なハイドは理事会の面々に次々と襲い掛かる・・・町の人々を震えさせる連続殺人。自分でありながらハイドの凶行を抑えることができないジキル。やがて、最愛のエマとの結婚の日、ジキルはハイドとなり、破滅の時が訪れる・・・

まったくの初見で、予備知識なしで観ました。

鹿賀さん・・・独特の言い回しがちょっとな~と思ってましたが、ジキルからハイドに変わった瞬間、“やっぱり鹿賀さんしかいないわ”と、ミョウに納得。
(・・・でも、ジキル博士って何歳の設定?)
髪をバサリっと振り解いて、伏せた目を開けた瞬間から、ハイドそのものになってる。・・・怖い。本当に怖い。地鳴りのように低く重い声。睨みつける冷たい視線。獣のような息遣い・・・「俺は何度でも会いに来る」・・・言葉にできない恐怖。実を言うと殺人の場面よりもこのセリフの方が怖かったのです。舞台の上からこれほどの、恐怖を感じたのは初めてでした・・・!

マルシア・・・ルーシーは色っぽくてセクシーですごい脚線美。それなのにジキルに優しくされて、彼を想う場面は、はじめて恋をする少女のように可憐。かわいい~ファンティーヌじゃなくて、エポニーヌでもいけそう。
故に最後はあまりにも凄惨で、哀しすぎます。

蘭々・・・歳の割には“大人”を演じてましたね。エマはジキルを母のような大きな愛で包んでいる感じがしました。そのせいか、恋人同志の甘い雰囲気っていうのはラブシーンでもあまり感じられなかったです。(それとも、やっぱり、鹿賀さんに問題が?)

禅さん・・・ちょっと軽めのアターソン、苦言を呈しながらも、ジキルを心から心配する親友、銀縁めがねの優しげな微笑みにちょっとドキドキ。(おいおい)鹿賀さんが年齢的にちょっと無理でしょ~というのと反対に、禅さんあなたはいったいいくつ?と聞きたくなる若返り術・・・『レミゼ』の2000回SPのマリウスもそうだったけど、40代には見えない青年マジック!?すごいわ~

人間が誰でも持っている多面性を、大きく二分して、対照させたという点が見所であり、考えさせられる部分でした。そして常日頃、抑圧されている部分が独自に一人歩きしだしたらどうなるか。善と悪というあまりにも分かりやすい両極、自分の中にもたぶん持っている、陰の部分、それがこの舞台の上にさらけ出されていることへの怖さでもあったと思います。
もうひとつには、ルーシーの存在。
ルーシーはハイドを恐れながらも離れていかない。いえ、離れられないのです。
それは愛?確かにハイドに後ろから抱きしめられ、コートの中にすっぽりと納まるルーシーの表情は、恍惚として、すごく印象的。
でも、それは愛?
ふっと頭に浮かんだのは・・・これってDV(ドメスティック・バイオレンス)?
あまりの恐怖のためにそこから離れることができない、と聞きます。逃げ出したあとの報復を恐れて、動けなくなる・・・
ハイドの言葉が、凍りつくほど怖ろしく感じたのは私の中にある、女としての本能的なものからだと思います。

・・・舞台ってすごい・・・!!
これほどの人間の内面を演じる役者さんもすごい!
素直に、そんなことを思った『ジキル&ハイド』・・・観てよかった、と思いました。



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遅れて見た『花男』は・・・

2005年12月10日 18時57分10秒 | ドラマ
昨夜リアルタイムで見れず、やっと、見ました。

え~~っ?来週は、もう最終回~っ!?
そんなのあり~?

娘その1・証言「飛んだ・・・飛びすぎだよ」「゛結婚しようか”は、36巻だよ~」
ドラマだからね、しょうがないんだよね、どうしたって駆け足になるよね、と、フォローしてみましたが・・・やっぱり展開、早すぎでしょ~!

今回あまりここは!という萌え~のポイントはなかったので、おもしろかった箇所に、あえてツッコミを・・・。

☆道明寺家の夕食・・・素晴らしく長いテーブルの端と端で、親子の会話・・・届かないでしょう~!親子関係の距離を物語っていたわね。
☆「オレと、牧野は土星人だから」・・・地球人だよ~
☆TOJ?なんなんじゃ~そりぁ?あ~ん?
☆椿おねえさん、お好み焼きで日本一の女子高生って、あんまり感動できません・・・
☆「おまえにはF4がついてるんだから」・・・つくしは『マイ・フェア・レディ』?

発見!道明寺はおバカなんじゃなくて、日本語が使えない奴だったのね・・・
でも、夜の公園で「いっそのことよ、結婚とかしちまおうか・・・」
思いっきり、目が泳いでる道明寺。なんか、・・・かわゆい・・・!!
いいね~いいね~青春だね~と、おばちゃんは微笑むのでした。





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劇団四季 『オペラ座の怪人』 12/8 (木) ソワレ

2005年12月09日 23時10分13秒 | 劇団四季
2005.12.8(木)18:30 電通四季劇場[海]にて

オペラ座の怪人 高井 治  
クリスティーヌ・ダーエ 苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵 北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグ・ジリー 荒井香織
マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュー・アンドレ 林 和男
ムッシュー・フィルマン 小林克人
ウバルド・ピアンジ 半場俊一郎  
ジョセフ・ブケー 岡 智

9ヶ月ぶりの『オペラ座』です。
しかも、今回は6列目(実質4列目)センタード真ん中。わ~い!!
あのシャンデリアが、目の前です。

オークション会場のあの、埃っぽい重々しい空気がいいなあ。何かが始まる前触れのようで、ぞくぞく。そして「オーヴァチェア」!重厚で壮大なあの曲を聴くと、身体に震えがきます。ああ、私の目の前を、シャンデリアが登っていくわ・・・

一転して「ハンニバル」
カルロッタのご機嫌を取る、新しい支配人たち。思いがけず、代役を務めることになったクリスティーヌ。
舞台の成功を、祝福する幼なじみのラウル。そしてその時、鏡の中から彼は現れる・・・
もう~!ドキドキです~!!
「エンジェル・オブ・ミュージック」から「「ザ・ファントム・オブ・ジ・オペラ」へ続けてあの地下の隠れ家への道行き、クリスティーヌの手を取りながら暗闇の迷路を、悠々と進んでいくファントム。クリステイーヌの、不安げな高く細い声を、ファントムの声が包み込むように捕らえていく・・・
隠れ家について安心したの?か、クリスティーヌに向けて歌う「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」なんて優しくなんて甘美な誘惑なんでしょうか。
でも、自分に似せた花嫁衣裳の人形を見たとき、クリスティーヌは気を失ってしまいます。(そりゃあ、こわいよ・・・ストーカー?)

チャイナ風のガウンと、モロにチャイナ帽子をかぶって、作曲に没頭するファントム。これってくつろぎのホームウェア?うわ~っ!・・・キュートだわ。
よせばいいのに、興味津々のクリスティーヌは仮面を剥いでしまう。こらこら。
だめよ~無作法だわ~そりゃあ、いけない!
激怒するファントム。“地獄へ行け!呪われろ!”・・・絶対に見られたくなかったんだよね、特にクリスティーヌには。

ファントムからの手紙を前に支配人’Sは、まるで若手漫才コンビのようなノリです。ヒステリックなカルロッタをなだめようと歌う「プリマ・ドンナ」
かわいい~お目目パチクリのカルロッタ、不○屋のペコちゃんみたい~コテコテだけど、なんか憎めないのよね。

「イル・ムート」そのあと、オペラ座の屋上にて、「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」
愛を誓い合うラウルとクリスティーヌ。・・・毎回思うのですが、あの青い頭巾は何とかならないのでしょうか?私には巨大なてるてる坊主に見えて・・・実は怖いの~でもって、笑っちゃうの~(どっちなんだ!?)
幸せそうに寄り添う恋人たちを見つめながら、歌うファントム。
♪愛を与えた、音楽を与えた・・・愛するものに 今裏切られて・・・
ファントムの報われない思いが、切なくて、切なくて・・・思わず涙が・・・。そして、ファントムの恨みを込めてシャンデリアは落ちる・・・!!

2幕は「マスカレード」から。
みんな楽しそうです。キラッキラッしてます。大胆にもその中央に、分けて現れるファントム。・・・コスプレです。真っ赤です。うわーっ!派手・・・
今までは陰にいてクリスティーヌを見ていたはずのファントムは、ラウルの出現で、嫉妬という感情を押さえられなくなってしまっているのです。
愛されたい、という思いが、彼をどんどんエスカレートさせていくのです。
人前に姿をあらわすことも、人を殺すことも、ファントムの愛の前では、許されて然るべき、当然のこと・・・

墓場にて。
ファントムについていきそうなクリスティーヌを必死で守ろうとするラウル。
応戦するファントム、ですが・・・なんかショボイです・・・その、花火?
“宣戦布告だーっ!”いい雄たけびです~。まだちょっと青い?ラウルの“泣きを見るのはおまえの方だーっ!”よりファントムの、オレ様っぽい、こっちの方が、実は好み。

「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」・・・なんという色っぺーシーンなんでしょうか、心臓がバクバクしてきます。クリスティーヌだってその気!?だったでしょう。もう、ふたり~の世界!悩ましくてゾワゾワ。
勢いでまたもや隠れ家ヘクリスティーヌをさらって来てしまうファントム。追いかけるラウル。首にかかった縄に吊り上げられるラウル。
“俺を嫌えば、こいつを殺すぞ!”・・・ち、ちがうでしょ~愛はそんなふうに手に入れるものじゃないのよ~誰か~あぁ教えてあげたい・・・!
その、醜い容姿ゆえに母にさえ見捨てられ、世の中すべてから疎まれたファントム。愛し方さえも知らないで生きてきたファントム。
クリスティーヌだけが望みだったのに。・・・かわいそうなファントム。
勝ち目のない勝負に負けた時、オルゴールの中から聴こえてくるかつての「マスカレード」う~ん、胸が苦しい。切ないです・・・
クリスティーヌは、なぜ?かりそめに、憐れみを込めてキスなんかしちゃうの!?(いつも、ここはクリスティーヌにムカっ!)
ファントムにとって、たぶん最初で最後のキス・・・
自ら、身を引くしかないファントム。愛しているのに。
最後の“I love you”・・・これほど悲しく切ない告白があるでしょうか・・・
もうだめ~涙で前が見えない~


ああ~やっぱり『オペラ座』はいいなあ~
好きです。悲哀なのだけれど、切ないのだけれど、胸にググッときます。

そして、高井ファントム
・・・ブラヴァ!!ですブラヴァ!!
いや~素晴らしいお声です。ハリがあって、艶があって、オトナで、強気で、なのにシャイで、繊細で、そのうえ甘く、どこまでも切ない・・・
声フェチの私にはたまりません~!!
声楽科ご出身だけあって、歌う時の姿勢がよいです(?)立ち姿が美しい。もちろんマントのさばきもムダがなく、完璧でした。

久々に観た『オペラ座』でしたが、やっぱりその通り「劇団四季の『オペラ座の怪人』は凄かった」でした。

そうですね・・・もし、大好きな石丸さんの“マウル”復活があったら、また観たいです。
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娘その1、料理を作る

2005年12月07日 23時53分37秒 | 日常のこと
最近、高1の娘その1は料理に凝っております。
ある時は、学校の調理実習で作ったという、とりそぼろといりたまごの二色弁当。
またある時は、TVの番組の中で覚えたという青菜のにんにく炒め。
インスタントの生ラーメンを作るにも、こだわりがあって、
タンメン系は、スープが濁らないようにあっさりと、キャベツのざく切りをさっとゆでて、ゆで玉子を添えて。
ミソ系ならこってりと、もやしとにらを炒めて、スパイシーに味付けし、コーン缶のコーンをふんだんに散らしたアジアン風・・・
しょうゆ系はもちろん、ねぎのみじん切りをたっぷり、焼豚がわりのハムと、のりを入れて。

思い切りがいいのか、大胆かつ無謀な形状(俗に言う、ぶった切り状態)だったりしますが、結構いける!・・・おいしかったりします。

今夜も「私が作るから」との言葉を期待して白ご飯を前に待つこと、数分。
ああ~いいにおいだ~カツ丼?親子丼?
「さ~できたよ~♪」・・・と、大皿にドーンと、盛られて出てきたのは・・・
カツ?は入ってない・・・鳥肉?も入ってない・・・玉ねぎ?玉ねぎ、玉ねぎ・・・(どこかで聴いた歌のよう?)が味付けされて玉子とじになってる。
「カツ丼なんて、言ってないよ。玉ねぎ丼だよ」
いや、おいしかったよ・・・うん、玉ねぎって甘いんだね~と素材の味がよくわかるたいへんシンプルなお味でした・・・でも、なんか、びんぼーちっくだよ・・・しくしく

このヒトは、庶民派なのね、とわかる娘その1の料理。
・・・贅沢をさせてやれない、経済力のない母としてはちょっと、考えるところもあるけれど、貧しいながらもおいしい我が家?ということで、ごちそうさまでした!
また、作ってね~!



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来年の観劇計画

2005年12月04日 20時36分12秒 | えとせとら
来年のスケジュール帳を買いました。

まずは、1月のページに『ベガーズ・オペラ』と書き入れ、FC・聖陽流で確保している日に○。
カード会社で予約できた日にも○。
お友達にとってもらった日にも○。
わ~い!とりあえず3回は内野マクヒースに会える
(お願いよ~その日に限って、残業はしないで済むよう、私を守って、神様、仏さま!)

ついでに、2月以降の予定を確認しようと、カレンダーページを開き、ざっと書き出してみました。
2月  『アンナ・カレーニナ』
3月  『クレイジー・フォー・ユー』
4月  『レ・ミゼラブル』
5月  『メタル・マクベス』
6月  『ミー&マイ・ガール』
7月  『ダンス・オブ・ヴァンパイア』
・・・・・

うわ~っ!!いつの間に・・・半年先まで予定が~ぁ!!(あくまで予定・・・だってチケットが取れるという確信がない・・・

私はただの一市民だったはずなのに、いつからこんな芸能人のような過密なスケジュール・・・身体がもつかしら~?(そのまえに財布の中身が・・・?)
うれしいけど、・・・財政破綻は当たり前ですね・・・トホホ。

でも!舞台は生ものなんですー!
明日はどうなってるか、人間わからないんですー!
今でなくちゃダメなんですー!
・・・開き直ってみました。(笑)

がんばるぞ~!!
とりあえずは2007年の暮れまでは、「私は死にまっしぇ~ん!・・・内野さんが好きだから~!!」・・・と叫んでおきます。(笑)

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息子と少女マンガ

2005年12月03日 14時40分36秒 | 家族
遅く起きた朝、昨夜、録画した『花より・・・』を仲良く見る、娘その1と娘その2。
(娘その1は昨夜、疲れて早く寝てしまい、はじめて見る)
「おねえ、このあとさ・・・」とにかくツッコミ好きの娘その2は先を説明したくてウズウズ・・・
「あ~!!黙ってて!」いつものことなので、説明される前に先に牽制する娘その1。


それでも、とにかく仲良く『花より・・・』を見て
「あ~ぁ、超カッコいいよね~道明寺!」
「あの、類の優しいとこサイコー!」
「今回の西門さん、すごくいいよね~!」
・・・と盛り上がる娘たち。

そこへ、更に遅く起きた兄(息子)登場。
「これ、なに?ああ『花より男子』昔、読んだな~F4とか出てくるやつだろ?」
・・・ええーっ?読んだことあるの?い、いつー?
「たしか、話、長いんだよな~30巻くらいなかったっけ?」
・・・そうです。36巻です。ナンであんたが知ってるのー?
「あれ?親同士が再婚して兄妹になっちゃうのは、これだっけ?」
・・・それは『マーマレード・ボーイ』です。えっ?これも読んだの?
「え~と、有馬って奴、出てくるよな?」
・・・そ、それは『彼氏彼女の事情』・・・えっ?これもかい?

お勉強はまったくしないあんたでも、本を読んだりするんだ~(マンガ本だけど。しかも少女マンガだけど。・・・
それから先も、兄妹仲良くこの話題で会話は続き・・・ああ、なんて平和な光景でしょうか。ほほえましい。いつもは殺伐として、姉妹・兄妹、果ては親子で殴り合いさえも起こりかねない、バトルモードの我が家に・・・ああ~母は、うれしいよ~!
なんでもいいからコミュニケーションがとれるということは、いや、本当に大切なことだと、実感いたしました。

・・・そして息子よ、それだけトークできれば、きっと次の合コンは楽勝だぞー!!・・・たぶん。クリスマスを前にして、彼女のひとりもゲットできるかも・・・
(ハッキリとは聞いていませんが、過去に苦い思い出があるらしい・・・)
あ、待てよ・・・やっぱり、女の子はひくかなぁ。あんまりレアでも。
その辺は、適度に、適度に、ね。(母のやさしさ?)

しかし・・・息子よ、それらの本はいったいどこで読んだの?(謎)




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