秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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『モーツァルト!』 11/25 (日) マチネ

2007年11月28日 23時23分31秒 | 『モーツァルト!』
前の日まで、眼精疲労&軽い頭痛&いきなりくる発作的咳にさいなまれ
“とにかく睡眠だっ!”とひたすら寝ました
・・・そしたらそれが裏目に出て・・・朝の3時まで目がランラン・・・
4時には、その日試験の娘その1のお弁当作りのため起きなければならず・・・


『モーツァルト!』 2007.11.25(日)13:00 帝国劇場



ヴォルフガング・モーツァルト            井上 芳雄
コンスタンツェ                   hiro
ナンネール                     高橋 由美子
ヴァルトシュテッテン男爵夫人            香寿 たつき
コロレド大司教                   山口 祐一郎
レオポルド                     市村 正親
セシリア・ウェーバー                阿知波 悟美
アルコ伯爵                     武岡 淳一
エマヌエル・シカネーダー              吉野 圭吾



とにかく、なにしろ2005年の8月の帝劇・千秋楽から、2年3ヶ月ぶりの『M!』です。
あの重々しい雰囲気、暗めな空気。
なのにあの、なじみのある音楽が帝劇の舞台に響いているのを聴くだけで、心が踊るよう・・・

高橋ナンネール
お人形さんが歌ってる?と思うほど。
少女時代はちゃんと少女に見えて水色のドレスが良く似合う。
かわいさ、愛らしさ、清純さ、安定感あり。・・・言うことなし。

市村パパレオポルト
息子に振り回され、心配と疲労感が滲み出るレオポルド。以前よりなお、悲劇的な感じで親の立場としては一番感情移入できちゃうかも・・・
「私ほどおまえを愛するものはいない」と息子を深い愛情で包みながら、心配の余り息子を手離せない。・・・う~ん、親の在り方を考えさせられます
そしてパパの死と同時に「自分の力で書くのです!」と自立を迫る・・・まるで父のような影。
・・・『M!』の不変のテーマが見え隠れしますね。
・・・なぜか市村パパレオポルドが、前より小さく見えたのは・・・“教授”で見すぎたせい?

山口コロレド大司教
コロレド倪下はさらにさらに迫力パワーアップ!?「とほーぜんだ。」
あのおおげさな言い回しはコロレド語なのか、それとも山口語なのか・・・
いつものあのシーンはも~う“切羽詰まった感”がすごくて、こっちのほうが
あのアルコ伯爵と揺れてるシーンが本物っぽくて、感心しました。

hiroコンスタンツェ
・・・う~~ん。とりあえず素直な感想。
・・・若い。細い。硬い。
でも、お姉さんに見えないコンツェにはじめて会いました
お歌はさすがにお上手です。井上ヴォルフとのお歌の相性もいい感じでした。
しかし、あの大好きなセリフ、「乾杯?それとも・・・」はなぁ
・・・あんまり感情が入り込んでいないセリフの言い回し・・・これからどう進化するのか・・・
(とりあえずは、まだ期待して静観することにします。)

吉野シカネーダー
本当に華やかで見応えのあるお方です!!
存在そのものがもう“ONLY ONE"です。
酒場のダンスシーン、さる筋からの情報によればすべてフリが変わっているそうですが・・・とにかく楽しい~!!
ヴォルフと二人で同じようにペアで踊るシーンは・・・ああ、目がしあわせだわ~~~っ!!
ラインダンスの足もきれいにあがっていて、もうなんだかうれしくて



そして、
井上ヴォルフガング
あきらかに2年まえより大人びた声。なのに、ひとたびヴォルフとして歌いだす井上くんの歌声はどうしてあれほどまでに、伸びやかで、はじけてうれしそうで、幸せそうなの?・・・これだっ!!これって井上くんの持っている最大の魅力なんでしょうね。
そして、全体を通してですが、とにかく井上ヴォルフは・・・深い
でも、それが観ているこっちに重い荷物を持たせるようなお仕着せの演技ではなく、あくまでも自然でヴォルフとして目に映ってくるところが、すごいっ!!
ラストちかく、混乱して錯乱して壊れていくヴォルフ・・・以前は外へ向かっての爆発的な壊れ方だったのが、あくまで内の中へ向けて自分の中へ向けて破壊を取り込んでいく感じ。(ああ、うまく表現できないのですが・・・

アンサンブルさんたちはなんだかとってもまとまりがよく、舞台の上で常に一体感がありました。
前は、なんだかバラバラ感が強くて・・・こっちの方が好きかな。
ザルツの町の酒場でモーツァルトをからかう寸劇シーン、市村パパ役の方、なんだかそっくりで笑ってしまいました



とにかく、念願かなっての再々演『M!』・・・
わかっていたけど、井上ヴォルフがこれほどまでに魅力的だったとは・・・惚れ直しました
と、いうことは・・・アッキーヴォルフは・・・!?
ああ、千秋楽まで待てない!!早く会いたいよぅ・・・




・・・ということで、アッキーヴォルフのチケット、なぜか増量・・・


次は、アッキー・・・待っててね

コメント (12)
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