秋生のEtude

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『風林火山』 第3回 「摩利支天の妻」

2007年01月21日 23時42分26秒 | 大河『風林火山』
勘助が再び甲斐のミツが暮らす村に帰ってきます。
大きくなったミツのお腹を見て、動揺する勘助。
・・・そりゃあ、男は基本的に自分の身のことじゃあないからね。でも!!
「誰の子ともわかるまい・・・」
そりゃあ、ないでしょう男なら、自分のしたことに責任を持て!
もちろん、ただの責任逃れではないのだけれど、ミツにしたらなんて哀しい言葉だろうか・・・

武田に仕官したい、という勘助ですが、以前赤部を殺したことを知られていて身動きがとれず、いつしか、平蔵たちと畑仕事をするようになり・・・
夜中に、ひとり、土の城を作り、軍師としての夢を注ぐ勘助。
寝入ったはずのミツは、その様子を見て、勘助の本当の生き方を模索し始めます。
ああ、愛すればこそ!だよね~そのまま、自分のそばにいてほしいのに・・・
相手の幸せを真っ先に思ってしまうなんて。

親も失い、故郷も失い、生まれてはじめてミツに愛され・・・人の幸せを知った勘助。
そして勘助の出した答えは
「そなたはわしの城じゃ・・・やっと見つけたのだ・・・わしの戦を」
うわぁ~~ん!ミツと一緒に私まで涙があふれてくるよ~~っ!?

勘助のまっすぐな曇りのない目。今まで見たこともないようなやさしさに満ちた目。
ミツの驚きと、戸惑いと、喜びの、なん色もの色が混ざったような目。
「信じていいんか?・・・本当に信じていいんか?」
ああ、不安だらけのミツの中で、そこだけが熱くなるような勘助への想い・・・うるうる。
・・・互いの魂がゆっくりと寄り添っていくのがわかり、心がじわ~っと温まるシーンでした。

武田のお屋敷での晴信と板垣のやり取りも、親子以上の情が伝わってきて、ちょっと
父・信虎・・・ますます晴信への確執が不安を増長させます。あ、あぶない、あぶない。いらだつ信虎・・・ミツになにを~~っ!?


本日の内野勘助・・・ミツへの想いを語るその目が、まるで少年のようでした
あああ、画面いっぱいの内野勘助、やっぱり、ス・テ・キだ・・・





コメント
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