昨年の秋、ミュージカル界で活躍する3人が、“ユニットを組んでCDデビュー”
というニュースを聞いた時は、それだけでもすごーーーい!!と思ったけど・・・こんな日が来るなんて思いもしませんでした。
そう!!・・・まさかの武道館コンサートなんて
そして私は、昼は帝劇で『レミゼ』(この感想は、後日
)その終演後に地下鉄で乗り継いで・・・やってきました!!日本武道館
・・・個人的には、なんと30年ぶりです。
三大ミュージカルプリンスコンサート『StarS ありがとう公演』~みんなで行こう武道館~ 2013.11.11(月) 18:00開演 日本武道館
StarS 井上芳雄 浦井健治 山崎育三郎
入り口でチケットを見せると同時に、お約束の“一万人分の直筆サイン色紙”の1枚をいただきました!!うわ~本物だ~~!!
とりあえず、トイレの列に並びましたが・・・いったいどこに繋がってるのかわからない長蛇の列で
開演時間に間に合わなかったらどうしようか、とちょっと焦りました
やっとのことで席に着くと、舞台ステージと真ん中に短めの花道、アリーナ席をぐるりと見降ろすようにすり鉢状の1階、2階スタンド席。本当にすごい人、人、人
その客席が、開演と同時に暗くなり始めると・・・そこはもう
ホタルイカの大宴会場!?
・・・本当に、本当に
きれいでした。
そして、私の上に降ってきたチケットは、ありがたいことに2階南スタンド席の中の1席で、なんと、舞台の真正面!!
会場いっぱいのたくさんの光を見ながら、3人のプリンスの登場を待ちました。
正面の大きなスクリーンに3人の映像が流れ・・・そして!!
プリンスたちがっ!!
オープニングは、もちろんデビュー曲の
「Gleam」
その衣装がすっごい
色ちがいのキラキラ長め丈の王子服で、中は白のフリル付きのブラウス、腰丈まで裾がヒラヒラ、そしてロングブーツ!!(モロに宝塚風。紅さんあたりが着たら似合いそうだな~)で踊る踊る。しかもお腹あたりまで胸元全開(この辺は、ジャ○ーズっぽい?)
背中にはそれぞれのイニシャルが。
続けて
「You can't stop the beat」
2曲続けて歌ったあと、3人で「僕たち、StarSです!」と自己紹介。
井上くんは自分で「僕がリーダーの“プリンス オブ プリンス”こと井上芳雄です!」「とうとう自分で言ってしまいました。次、育三郎!」(あれ?もう順番が変わってる・・・)
育三郎くんは、「今日起きたら金髪になっていました!」すると、井上くんが♪この髪、好きだわ~
育三郎くん♪なんだよ~ふざけて~・・・と即興レミゼごっこ。「副リーダー兼、お母さん的存在の山崎育三郎です!」井上くん「もはや、年功序列ではありません。」
浦井くん「アメブロのリーダーで、ボケ担当の浦井健治です!」(・・・浦井くん
)
・・・とまあ、こんな感じ(笑)
その後の、ミュージカルナンバーは、ほぼ5月のコンサートと同じでしたが、『二都物語』からの
「いまは子どもままで」が増えて、井上くんと浦井くんのハモリがすごく心地いい。
「夢やぶれて」は、今回は浦井くんも参加して日本語で。(その後の話によると、「いいなあ、僕も歌いたい」と言った浦井くん。しかも「日本語で」とのことで。「それも、メロディにしてくれ、と」
)
男性の声で聴く「夢やぶれて」・・・すごく、素敵でした
『エリザベート』からの
「最後のダンス」井上トートの迫力!!・・・マジで、井上トートを観たくなりました
そして
「闇が広がる」あの時と同じようにトートとルドルフと“おまえ誰だ”で(笑)
すごいなぁ、と思ったのは役が替わると、それぞれの歌声、表情、目の見開き方までもが、さっと替わること。さすが!!
そして、このコーナーのラストは『M!』から
「影を逃れて」これも、大迫力!!・・・う~ん。やっぱり『M!』観に行こうかな・・・
お着替えして、前のコンサートで好評のナンバー。
井上くんの網タイツ姿がセクシーな
「Welcome To Burlesque」
浦井くんの渾身の一曲
「Midnight Radio 」 、
そして育三郎くんの若々しい
「Born This Way」
途中のMCもハンパなく面白い。
いつも段取りを無視する自由人な浦井くんとか、笑顔でごまかす浦井くんとか・・・
そして、浦井くんがボケる度に、絶妙なツッコミを入れてくる井上くん、そしてその止まらなくなる二人を、二都物語!!、と諌める育三郎くん。
そしてそんな浦井くんの、本日の最高ワードは、
ペンライト&サイリウムの光が会場を包み込むような光景を見ながら、井上くん「健ちゃん、客席に何が見える?」の質問に
「う~ん、ホタルイカの産卵!!」
「もしくは・・・ホタルイカの、
テクニカルパレード!!」
・・・いや、それって・・・浦井くん、たぶん・・・
エレクトリカルパレードだから(笑)
そして、シークレットナンバー!!
井上くん「さすがに2階スタンド席へのフライングは無理でしたが・・・他はすべて“有言実行”しますっ!!」
と、登場したのは着流し水色着物姿の育三郎くん。おわ~~きよしだぁーー!?
まさかの演歌、しかも、う、上手い・・・
それを応援するかのように井上くんと浦井くんも水色とピンク(?)の市松模様の着物姿で登場。
♪やだねったら~やだね~ ・・・まさかこれをあんなきれいなハモリで聴くとは思わなかった
その流れから威勢のいい
「お祭りマンボ」そして、浦井くんの着物を引っ張ると・・・
ひょえ~~っ!?
浦井くんは、法被に
白フンドシ姿!!しかも黒墨で
「俺、健治」
他の二人もいつのまにかおそろいの法被姿に。井上くんは、タンクトップにジーンズのホットパンツ。頭にはなぜか羽根飾り?(後で自己申告あり。・・・光ゲンジ仕様だそう)
そして育三郎くんは素肌に白いフリルエプロン!!(これって、俗に言う“ハダ○エプロン”ってやつかー?
)
そして、3人歌う!踊る!踊る!!ブログに「・・・ライブに行ってきまーす!」と書いてあったので、よもや?と思っていたゴールデンボンバーの
「女々しくて」をステージの端から端まで移動して、踊りまくる!!
いやーーーー、盛り上がった~~!!楽しかった~~!!
でも、あの、その、・・・仮にも“プリンス”と呼ばれている3人、こんなことしちゃっていいんでしょうか?
でも、ムッチャクッチャ、楽しかったです。
そして、再度のお着替えをして、StarSオリジナルの
「Blue fish 」すごく素敵な一曲!!
そして井上くんのソロで
「歌うたいのバラッド」この曲は井上くんの10周年ライブでも聴きましたが・・・真正面に不動で堂々とい歌い上げる井上くんの歌唱力に、ただただ感動!!
そして続く「民衆の歌」も。
育三郎くんの歌声はやはりどこまでも甘く、井上くんの歌声は伸びやかで純度が高い。そして・・・あのボケ担の浦井くんの歌声は・・・
男っぽい!!・・・おおお~なんてハンサムなお声。(←もはや死語?)
この日のために練習した、という育三郎くんのピアノで3人が顔を見合わせるように歌った
「Bridge over troubled water 」・・・すごくよかったです
そしてオリジナル曲の
「今ここにいること」(通称、“今ここ”)で盛り上がり・・・
ついに最後の一曲、浦井くんはこれをずっと、「ちょっと待って下さい」だと思っていたという
・・・
「This is the moment」
重厚で、熱くて、素敵な歌声のハーモニーを聴かせてもらいました。
もちろんアンコールもあり、で歌ってくれたのは『M!』の
「星から降る金」・・・なんだか胸にじーんときました。
さして、最後の最後は、今一度、
「今ここにいること」客席に向かってボール投げとかもしてくれて、最後は育三郎くんがバットを持ち出して、2階スタンド席まで飛ばしてくれました。
もう、楽しくて楽しくて、本当にきれいでキラキラしていて、最高のライブでした。
・・・ミュージカルファンでよかったっ!!ここに来られてよかった!!
本当に・・・
♪今、ここにいることが、あざやかな奇跡~まさにその通りだと思います。
StarS、最高です!!素敵なライブをありがとう
【セットリスト】
Gleam (StarS オリジナル曲)
You can't stop the beat(ヘアースプレー)
ダンスオブヴァンパイヤ(ダンスオブヴァンパイヤ)
世界の王(ロミオ&ジュリエット)
いまは子どもままで(二都物語)
夢やぶれて(レ・ミゼラブル)
最後のダンス(エリザベート)
闇が広がる(エリザベート)
影を逃れて(モーツァルト)
Welcome to burlesque (バーレスク)
Midnight radio (ヘドウィグ&ジ・アングリー・インチ)
Born this way (レディー・ガガ)
~シークレット曲~
箱根八里の半次郎(氷川きよし)
お祭りマンボ(美空ひばり)
女々しくて(ゴールデンボンバー)
Blue fish (StarS オリジナル曲)
歌うたいのバラット(斉藤和義)
STARS (Superfly&トータス松本)
民衆の歌(レ・ミゼラブル)
Bridge over troubled water (サイモン&ガーファンクル)
今ここにいること(StarS オリジナル曲)
This is the moment (ジキル&ハイド)
~アンコール~
星から降る金(モーツァルト)
今ここにいること(StarS オリジナル曲)