■2019年10月13日~2020年6月6日まで計16回【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】広瀬川評定河原橋~牛越橋,青葉山公園
【種名】キジ,オシドリ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ホオジロガモ,カワアイサ,カイツブリ,キジバト,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ホトトギス,カッコウ,ハリオアマツバメ,アマツバメ,イカルチドリ,イソシギ,キアシシギ,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハイタカ,オオタカ,ノスリ,アオバズク,カワセミ,ヤマセミ,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,ハヤブサ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,ヤブサメ,エナガ,センダイムシクイ,メジロ,オオヨシキリ,ムクドリ,カワガラス,クロツグミ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ルリビタキ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,キビタキ,オオルリ,スズメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,アトリ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,ミヤマホオジロ,アオジ(36科79種)ガビチョウ
【メモ】初秋から初冬,そして,春に向かう季節,最後にハヤブサが巣立つ6月へと,広瀬川の景色はそれぞれに美しい。海外の写真家でギャレン・バレルという人がいるが,この写真集は本当に美しい。『青い鳥をさがして』『ハクガンは再び』という作品だが,最初の方の写真がベスト。青い鳥というのは,ロッキー山脈に棲むマウンテンブルーバード(ムジルリツグミ)のことで,雪原に僅かに残った枯れ茎に止まっている慎ましい瑠璃色の鳥の美しさはすばらしい。この写真集の特徴は,風景の中の鳥で,鳥自体は小さい。しかし,まさに,「アメリカの野に自分がいる」感じがする。いつかこういう写真を撮ってみたいが,撮影機材としては,EOSR5+RF100mm-500mmというところか。バレルの撮影機材はNikonFM2+Nikkor400mmF3.5がメインで,80mm-200mmF4を併用している。とにかく背景が美しいのが特徴で,環境があっての鳥というのがよくわかる。まあ,今の段階では,ひたすら鳥を撮るということしかできないが,そろそろ視点はできつつあるというところがよくわかる。
ところで,広瀬川ですごいと思うのはハヤブサに尽きる。営巣を開始してからオス・メスの交代を重ねながら,繁殖が一度も途切れたことがない。最初の頃はチョウゲンボウ1番と共存していたが,結局,繁殖時期が後ろにずれるチョウゲンボウを追い出し,以来テリトリーを守っている。古くからの友人のような悠々自適の生活がいつからできるのかは,定かではないが,これからも広瀬川の四季を見守っていきたい。
【写真】
10/13台風で冠水した評定河原球場/アメリカザリガニを食べるキンクロハジロ
オシドリ♂生殖羽/マガモ♂生殖羽
評定河原橋下久しぶりに見たカワガラス/カワセミ
雪の降る日,経ケ峰の断崖でハヤブサ/青葉山公園マヒワ
セグロセキレイ/カルガモ/オシドリ
青葉山公園の歩道で採餌するベニマシコ♂1に♀3の群れ/シジュウカラ
評定河原橋下ホオジロガモ♀/オシドリ♂生殖羽
ハヤブサ夫婦のエリアに♂が侵入,追い払われた。こうして世代交代が進むのかもしれない/澱橋ハクモクレン/青葉山公園の桜
評定河原橋下キセキレイ/花壇自動車学校脇の桜
ハヤブサ♂/ハヤブサ雛2羽しか見えないが3羽/スズメ幼鳥
最初に巣立ちしたハヤブサ幼鳥
巣立ち前の2羽
盛んに巣で羽ばたきの練習。向かって右手に1羽
腹が減ると獲物の骨をしゃぶっている/右手の棚を往復しながら巣立ちの時を決意する(のかも)/意外にもカワラヒワ
上空を成鳥が飛び,巣立ちを促す。巣から落下したりと,どんなみっともない巣立ちでも勇気がいる。今年は3羽巣立った。
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